間違って消した動画データもソフトウェアで復旧できる?

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デジタルビデオカメラのSDメモリーカードやパソコンのハードディスク、SSDから、誤って動画のファイルを削除したり論理フォーマットを実行して消した時に、データの復元を行うソフトを使用して、ムービーの拡張子を復旧する方法について解説しています。




当サイトでは、ハードディスクドライブやSSDの内部ファイルの救出、外部接続のPCの機材やシステムを復元する方法、コンピューターの製品が壊れた時の原因と修復をする手順といったリカバリーによるトラブル解決について、詳細を解説しています。

また、読み込めない電子機器からの補助記憶装置の取り出しによるレスキューのサポートを行ってもらえるデータ復旧サービスセンターも紹介しています。


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間違って消した動画データもソフトウェアで復旧できる?

パソコンのSSDやハードディスク、または外付けHDDやビデオカメラで使うSDメモリーカードから、
撮影した映像の動画といったファイルを、間違って削除して表示が消えてしまった時には、
ムービー(movie)の拡張子もデータ復旧のソフトウェアを使って復元できる?という疑問について。

mp4やMOVの動画ファイルの拡張子を誤って削除したら?

まず、「.mp4」「.MOV」「.wmv」といった動画に使用するフォーマットの拡張子も、
「jpg」や「txt」といったほかの拡張子と同じく個別のファイルなので、
市販のデータ復元ソフトでドライブスキャンをかけて、検出できる対象です。

しかし、動画ファイルはほかのファイルに比べて容量のサイズが大きく、
特に再生時間が10分以上と長い映像が複数あると相当な容量になり、
検出に時間がかかったり、データの修復に部分的に失敗する可能性もやや高くなります。

より確実には、プロのデータ修復のサポートを実施されたサービスにて、
ムービーの拡張子を復元する措置を行ってもらわれることも推奨します。

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動画を復活できるデータ復元ソフトウェアとは?

データ復元ソフトウェア

次に、主な市販のデータ復元ソフトには、まずWindowsで使うソフトウェアとして、
AOSデータの「ファイナルデータf」などがあります。

またmacOS用では、「データレスキュー」といったユーティリティがあります。

これらの有料のデータ復元ソフトウェアには、まずストレージへのスキャンをして、
拡張子が復活できるかどうかだけ先に調べることができる、お試しの体験版も配布されています。

また、ファイナルデータ 特別復元版の試供版について詳しくは、こちらの解説ページにて。

そして、ウィザードによる簡単操作でSDメモリーカードやHDDへのドライブスキャンをして、
必要な動画ファイルが検出できたら、今度は製品版を購入して実際の復元をする、という手順です。

また、誤ってフォーマットした場合の専用機能など、
それぞれのソフトウェアにつき、オリジナルのお役立ち機能も多数あります。

ハードディスクやメモリーカードにデータを上書きしていた時は?

一方で、SSDやハードディスク、メモリーカードで間違えてファイルを削除してから、
新しくデータを何度も同じストレージに保存していた場合、
前にあった拡張子の痕跡データが次第に上書きされて、復元がしづらくなっていきます。

特にCドライブのOSを再インストールした時は、新しく大量のデータが書き込まれます。

また、誤ったクイックフォーマットをして、大量のファイルを初期化で消去した場合は、
何割かの表示か消えたデータが、スキャンで検出できない可能性があります。

これらがあった後で、データ復元ソフトから目当ての必要なファイルが抽出できない時は、
データリカバリーのサービスで、復元の対処を行ってもらわれることが最も確実です。


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対応されている消去のトラブルとストレージの例

次に、通常のデータ復元ソフトで対応ができる、主な削除のトラブルの例としまして、
パソコンでゴミ箱を空にした時や、デジタルビデオカメラの機能で消去した時、
また誤ってドライブ装置やメモリーカードに、論理フォーマット(Logical Format)を行った場合があります。

また、一部の拡張子が破損した時の修復の機能が搭載されている製品もあるのですが、
こちらは主に、ExcelやWordといったOfficeスイートの拡張子での限定です。

対応されたストレージは、SSDやハードディスク、外付けHDDケース、USBメモリ、SDメモリーカード、
またメモリースティック、フロッピーディスク、MO、CF、xDピクチャーカードなどがあります。

レコーダーやNASから間違って映像データを消したら修復できる?

ドライブレコーダーの本体

次に、ドライブレコーダーでムービーのデータを録画したmicroSDメモリーカードは
多くの場合、通常のアプリケーションソフトウェアでの読み込みができます。

一方で、HDD/BD/DVDのレコーダーやNAS(ネットワークドライブ)に搭載されたハードディスクから、
間違って映像の動画ファイルを消した時は、内蔵されたHDDをパソコンに増設しても、
ファイルシステムがXFSだったり、独自のフォーマットで、通常はデータを読み込めないことが多いです。

特に最近のレコーダーには、独自のプロテクトのプログラムが設定されていたり、
RAID機能を導入したNASの場合は複雑なディスクアレイの構成のため、さらに読み出しが困難です。

これらの複雑な組み込みがされたストレージから、動画のファイルを消去してしまった時は、
やはり専門業者のデータ復旧サービス(録画した番組は著作権の関係で一部のみが対象の場合があります。)
に問い合わせて、サルベージの措置を行ってもらわれることを推奨します。

ビデオカメラのSDメモリーカードをカードリーダーで読み込む

次に、デジタルビデオカメラ(digital video camera)で使用するSDメモリーカードや、
スマートフォン、タブレット端末、ネットワークカメラなどで使用するmicroSDカードの接続について。

まず、市販のUSBカードリーダー/ライターに差し込みしてパソコンに接続することで、
データ復元ソフトを使って、動画や画像といったファイルをスキャンができます。

一方で、新型の規格のSDカードは、古いカードリーダーの製品では非対応なことがあるため、
購入の際には、対応されている外部接続型のデータ記憶装置の製品の互換性をご確認ください。

また、基本的にモバイル端末から同期しただけでは、消えたデータのドライブスキャンができないため、
一度本体から取り外して、専用のカードリーダーからUSB接続をする必要があります。

専門業者のデータ復旧サービスで元に戻してもらう

ドライブレコーダーのカメラ部分

また、自宅や自社で運用されているサーバから動画などのファイルを消去してしまった時も、
市販のデータ復元ソフトがインストールして使用できるOSであれば、
そのままデスクトップパソコンやノートPCと同じようにセットアップして、修復を試みることができます。

ですが、一部のLinuxディストリビューションなど、WindowsやmacOS用のデータ復元ソフトとの、
互換性がないサーバーやモバイルコンピューターの、内蔵のHDDやフラッシュメモリの場合は、
市販の応用ソフト(Application Software)では対処が難しくなります。

その際には、対象のマシンに対応されている専門のデータ復旧サービスに問い合わせて、
消えた動画といったファイルを元に戻してもらわれることをおすすめします。





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