BTOパソコンが破損した時に内部のデータは復旧してもらえる?

BULT TO ORDER PC」(ビルト トゥ オーダー パソコン=BTO PC)は、
ビックカメラやヨドバシカメラ、エディオン、コジマ、ケーズデンキなどの電器店舗で市販されている、
普通の完成品とは少し異なるパーソナルコンピューターです。

全国各地の専門店で、購入の前に自分でパーツの組み合わせを選択できます。

そしてHDD/SSDやメモリ、CPU、マザーボード、電源ユニット、インターフェースカードなど、
ご自身の用途に合った部品の構成にカスタマイズ的に組立をしてもらって購入できる、自由幅の広い特徴の製品です。

しかし、そのため普通のパソコンが故障した時と違い内部データの復旧に余計にお金が掛かったり、受付をしてもらいにくいようなことはある?という疑問について。



まず、VSPEC(ブイスペック)などのBTOパソコンも、
内部のデジタルデータは、通常のPC機器と同じく、ハードディスクドライブやSSD、外付けHDDなどに保管されています。

市販の完成されたメーカー製品とは構造的にそれほど大きな違いはありません。

なので、システム的に故障した場合や誤って消してしまったファイルの修復作業や、コンピューターが故障して読み込めなくなったデータの回収作業の依頼はもちろん可能です。

ソフトウェアもOSがWindows 8/8.1、10と、サポート中のものであれば問題なく使えます。

UbuntuやKNOPPIXなどのLinuxディストリビューションの場合は、
大手のデータ復旧サービスでは多くの業者で受け付けてもらえるのですが、
各地の小規模なパソコン修理サポート店では対象外になる可能性もあります。

また、PCケースからの分解作業で多少は料金が上乗せになるかもしれません。

なので、そのあたりについては気になるようでしたら、念のために確認されてみてください。

ほか、BTOマニア 様での、BTOパソコンメーカーのお得なデータ復旧サービス の解説も参考までに。

また、問題が起きてから時間がたつと機器にもシステムにも良くないので、電源をいったん止めて、
それ以上はコンピューターを動かさないようにします。

BTOパソコン本体ごと受付先に送付するか、内部のドライブ装置を出して、
データ復旧サービスセンターに問い合わせて、ボリュームを診断をしてもらわれることをおすすめします。