パソコンの周辺機器のブランドで有名なBUFFALO(バッファロー)の製品には、
LinkStationやTeraStation、ポータブルHDD、各種のメモリーカードをはじめ、
大容量のデータを記録する補助記憶媒体のカートリッジといった電子機器が、数多く販売されています。
これらの各機材に記録していたファイルやフォルダーを、もしうっかり誤った操作で、
バックアップを行う前に削除してしまったり、ハードウェアの故障で読み込みができなくなった時は、
どうすればデータを復旧することができる?という疑問について。
目次
Macパソコンのゴミ箱にデータが移行されているかどうかを確認する
まず、macOS(またはMac OS X)のオペレーティングシステムのパソコンをお使いの際に、
誤ってFinder(マイファイル)からデータを削除してしまった場合に、修復をする手順について。
MacパソコンのFinderでは、外付けハードディスクやRAIDケースだけでなく、
カードリーダーなどの外部のデバイスの装置から読み取ったメモリーカードのデータも、
一度Macパソコンの内部の「ゴミ箱」のフォルダーに移動します。
PCのゴミ箱アイコンを開いて、バッファロー製の外付けのデータ記憶デバイスから消えたデータが、
こちらに移行されていたら、選択をして右クリックで元の場所に戻して、復元することができます。
Windowsでは、ごみ箱に入るデータはローカルディスクのみになります。
また、ゴミ箱になかった場合でも、まだ電子機器のストレージを専門のデータ復旧サービスに出して、
高い割合で、失ったファイルの復元をしてもらうこともできます。
BUFFALO製のNASのゴミ箱のフォルダーを開いて復元する
次に、株式会社バッファロー(旧社名:株式会社メルコ)より開発されているコンピューターの機器の、
テラステーションやリンクステーションをお使いの際に、NASのディレクトリからデータを削除した時に、
ファイルの復旧をする手順について。
まず、NASの内部には、ゴミ箱(トラッシュボックス)が自動的にフォルダー上に作成されます。
ここに一旦、間違って削除されたデータが移動しますので、
こちらを開いて上記と同じように、間違えて削除したデータを復元する仕方で元に戻してみてください。
また、LinkStationをフォーマットした後にデータを修復する方法については、こちらのページにて。
基本的に、間違って初期化してしまった直後の段階でしたら、まだ拡張子の痕跡データが、
ハードディスクのセルに、ある程度残っていて、そこからサルベージができる見込みがあります。
バッファローのサポートで電子機器を修理してもらう
次に、BUFFALOのサポートでは、
AirStation(エアステーション)やTeraStation(テラステーション)、LinkTheater(リンクシアター)といった、
BUFFALO製品の専門の修理センターが、愛知県名古屋市南区豊田3-3-5の本社にあります。
そちらで、増設インターフェースやAOSS、SDHC、MMC、無線/有線LAN、シリコンディスク、メディアプレーヤー、
ブルーレイ/DVD/FDドライブ、液晶ディスプレイ、アダプター、デジタルチューナー、プリントサーバー、
またUSBフォン、光メディアコンバーターなどの、
BUFFALO製のコンピューターの機器が故障した際に、修理の注文を郵送などで受け付けられています。
あるいは、NASに対応されたコンピューターのトラブル解決のサービスで、
ある程度の修復の作業を行ってもらうこともできます。
データ復旧サービスでファイルを修復してもらう
一方、補助記憶装置にある、内部のデータの復旧・取り出しの作業の方は、修理のサポートの方ではなく、
かわりにバッファローからのホームページによるお申し込みで提携されている、
BUFFALOのデータ復旧サービスで、格安の価格でご利用することができます。
または、全国各地のデータリカバリーサービスにも、
NASから削除したファイルの修復や、ストレージの読み込みの復旧に対応されているサポートが多いです。
なお、電子機器が故障して通電をしなくなってから、何年も時間が経つと、
電子抜けが起きて拡張子が消えてしまったり、経年劣化で機器がさらに破損するおそれもあるため、
なるべく早めに、データの復旧の検査に出されてみることを推奨します。
HDDに保存されたファイルのリカバリーをするには?
次に、BUFFALO(バッファロー)のTeraStationやLinkStation、DriveStationといった電子機器に内蔵された、
ハードディスクドライブが故障して、データファイルが読み込みできなくなった場合に復旧をする方法について。
外付けのデータ記憶デバイスで対応できない電子機器の故障や、HDDのクラッシュなどで、
物理的にドライブ装置が壊れてしまった場合は、通常は一般の個人で直すのが難しくなります。
その時には、同じく専門のデータリカバリーセンターにて、中身の機器を分解してもらい、
外付けHDDやNASに書き込みしたファイルを、取り出しして修復してもらわれることをおすすめします。