CPUの温度上昇による発熱を原因とする機能障害の修復方法は?

パソコン本体のマザーボードに取り付けられている、中央演算処理装置
すなわちCPU(CentralProcessingUnit-セントラルプロセッシングユニット)は、
PCの稼動中には非常に高く発熱して、特に使用率が高いほど、その熱上昇も上がります。

PCの部品が正常に設置できていなくて温度上昇が起こる問題とは?

マザーボードには、CPU(シーピーユー)の真上にファン(CPUクーラー)が、
内部の高熱な空気を放出して温度を整えるために設置されています。

しかし交換の時に正常にファンが取り付けられていなかったり、埃やごみが溜まっていって、
熱した空気の入れ替えがしっかり出来ていないと、たちまち温度上昇による熱暴走が発生します。

そして、パソコンにエラーやシャットダウン、ショートなどの異常が発生しますのでご注意ください。




演算論理装置に熱暴走が出てPCが閉じてしまう時に修復するには?

例として、CPUを新しく購入してから、自身でパーツの交換をした後で、
クーラーがマザーボードに正しく設置されていなかったり、強い衝撃で外れかかっていた場合について。

その時には、演算装置と主記憶装置、制御装置を合わせた部品である「CPU」が冷却しきれなくなり、
演算論理装置(Arithmetic and Logic Unit)が熱暴走を起こしてしまいます。

そうなると、パソコンの電源を入れてから数十秒~数分以内に強制的に閉じてしまう状態になります。

その際には、すぐにPC内部の、特に算術論理ユニット(アリスマティック・アンド・ロジック・ユニット)である、
CPUとその周囲のパーツの状態を見直して、パーツの付け直しや交換といった修理をする必要があります。

CPUファンが故障して回転が止まると障害が起きる?という疑問については、こちらのページにて。

パソコンルームの室温が上がって機器が発熱しすぎないように調節

また、真夏のよく日が差す暑い室内などでも、PC内部の温度が上昇やすくなります。

CPUのオーバークロックが発生しやすくなるため、修復の方法としましては、
社内のパソコンルームやサーバールームには冷房を設置したり、
あまり温度の上がらない場所に、コンピューターの筐体を置くようにされることが望ましいです。

CPUに限らず、PCパーツの過熱の状態が頻繁に続くと製品の寿命も短くなります。

そのため、なるべく長時間連続の稼動は控えて、
一定時間おきに電源を切って休ませながら使用していくと良いでしょう。

ジャンパピンが折れてマシンが破損するトラブルとは?

次に、部品の交換作業を行った時に、チップセットやマザーボードがいつの間にか破損して壊れていた、
というケースもあります。

たとえば、マザーボードのジャンパピン(jumper pin)が折れて破損してしまったら、
端子が正しく接続できなくなります。

特に予備のジャンパピンがない箇所の場合は、
その部分に専用のコードを差し込みするパーツは使用できなくなってしまいます。

他にも、CPU(中央演算処理装置)は、うっかりマザーボードへの差し込みの位置を間違えると、
端の方のピンが折れやすく、一本でも取れてしまうと使用できなくなります。

そうなると、数千円~1万円以上の高価なパーツがだめになってしまうので、特にお気をつけください。

CPUがパーツの間の異物混入で壊れるケースとは?

また、例えばHP DV6-3102AUのパソコンで、電源は入るもののブートができず、画面も真っ暗で、
CapsLockの点滅が一回ある、という場合について。

その時は、コンピューターの製品にもよるのですが、CPUが故障している可能性があるため、
CPUを購入して取り替える必要があるケースもあります。

もし、それでも問題は変わらない時は、CPUクーラーの方にも問題があり、
排気ファンに埃が溜まっていたり、分解作業の時に毛糸などが絡まって正常に動かなくなり、
CPUが過熱で壊れた可能性があります。

パソコンの電源は付いてBIOSのロゴが表示されない場合は?

次に、パソコンの電源は付いて、しばらく普通に動くけれどBIOSのロゴ画面が出ずに真っ暗になっている、
という場合について。

その際には、ディスプレイかグラフィックスカード、電源回路が壊れている可能性があります。

パソコンで部品を交換した後はマザーボードに静電気などがよく溜まっていて、
それらが原因の可能性も考えられます。

バッテリーを一度抜き出して、電源ボタンを数秒間、数回ほど空押しされてみてください。

またオレンジ色に点灯している場合はメモリを一度抜き差しし直したり、
別のメモリに一時的に交換してみると直った、というケースもあります。

または、熱暴走で問題が出てしまっていたので熱対策とCPUの交換で無事に直った、という事例もあります。

パソコンの電源を付けてもすぐ起動停止したりして、CPUが熱暴走で破損してしまったと思われる場合は、
それ以上は電源を付けずに、専門のパソコン修理サポート店の方で見てもらい、
破損の修復または交換修理をしてもらわれることをおすすめします。