認識できないHDDからのデータ吸出しを実践するには?

パソコンや外付けのハードディスク、NASなどのデータ記憶装置を使用している際に、
ある時、アクセスエラーやシステムの破損、あるいはフォーマットが異なるために、
エクスプローラーなどの画面で開けずに認識ができなくなってしまうケースもあります。

その際、自分自身ではどのようにすれば内部のファイルやフォルダーを吸出しして、データの復旧を実践できる?
またはデータリカバリーサービスで作業を行ってもらうことはできる?という疑問について。

主なHDDの製品の一覧

・IBM(アイビーエム):600Gb FC 4Gbps 15K E-DDM HDD
・HP(ヒューレット・パッカード): 500GB FATA HDD 増設用 370790-B22
・BUFFALO(バッファロー):テラステーション 5400RH用オプション 交換用HDD 6TB OP-HD6.0H
・I-O DATA(アイ・オー・データ):USB 3.0/2.0対応 「カクうす」1.0TB HDPX-UTA1.0S
・日立GST(HITACHI) :Deskstar P7K500(500GB/SATA3G/7200rpm/16MB) HDP725050GLA360
・東芝(TOSHIBA): USB3.0外付け HDD (2.0TB) HD-ED20TK
・WesternDigital WD3200BEKT ScorpioBlack 2.5inch 7200rpm 320GB 16MB SATA/3.0Gbs
・AVANTEK:外付けハードディスク 2.5-3.5インチ外付けハードディスク用HDDスタンド
・MARSHAL(マーシャル): MAL3500SA-W72 リフレッシュHDD 3.5インチ SATA 500GB
・Seagate(シーゲート):NAS HDD 3.5inch 2TB 5900rpm SATA6.0G ST2000VN000

別のオペレーティングシステムからHDDを読み込むには?

まず、ハードディスクの読み込みは、重度の物理障害による故障以外のトラブルの場合、
別の手法を使って自身で開き直せる見込みのあるケースもあります。

例えば、アクセスエラーが発生した場合や、コントローラーに一部、問題が起きている場合は、
Windowsのパソコンで正常に開けなくなることがあります。

ですが、AppleのmacOS(Macintosh)やLinux(Ubuntuなど)のオペレーティングシステムのパソコンを起動して、
そちらに外付けまたは増設でストレージを接続してみると、正常にHDDのディレクトリが開けて、
中身の保存されているファイルをコピーして吸出しできることもあります。

外付けのハードディスクのケースをから取り出すには?

また、USBハードディスクの製品やポータブルタイプの製品、カートリッジ型などをお使いの際に、
外殻の専用ケースが故障すると、認識できない状態になりやすいです。

しかし、ケースに内蔵されているHDDとディスク盤は無傷で、それ自体は故障していない可能性が高く、
パソコンやドライブケースの故障が起きてもまだ、開けなくなったファイルを救出できる見込みがあります。

この場合には、ケースの固定ネジドライバーで外して、蓋を開けます。

内部の回路である、コントローラーボードのコネクタからHDDのインターフェースをスライドさせて、
外付けハードディスクケースからの抜き取りを丁寧に実践します。

この復旧作業は、専門のデータリカバリーサービスセンターであれば、
専用の設備により、より丁寧かつ確実的に、行ってもらうことができます。

デスクトップパソコンに増設してデータを開くには?

次に、デスクトップパソコンをお持ちであれば、PCケースのカバーを外して、
マザーボードのコネクタに予備のSATAケーブルを差し込みます。

空きのドライブベイに、(2.5インチ型のHDDであれば変換マウンターに配置して)
OSの破損やアクセスエラーといった問題が出ている、取り出ししたハードディスクを軽くネジ止めして、
電源ケーブルの中間コネクタとSATAケーブルのコネクタに差し込みします。

(IDE方式のハードディスクの場合は、IDEケーブルと、対応されたコネクタが必要です。)

USBから外部でHDDにアクセスするには?

あるいは、別売の外付け用ドライブケースかUSB変換ユニットに差し替えて、
USBケーブルを通して、読み込みできないトラブルが発生したストレージの、パソコンへの接続を実践してみます。

これで電源を起動して、新しいボリュームの認識ができて、ファイルが開ければ、
そのままバックアップを取って、認識できないHDDからのデータの吸出しの作業に成功です。

また、SSDがUSB接続や増設で認識されない時に復旧するには?という疑問については、こちらのページにて。

最初の一回目の起動では、BIOSやディスク管理画面でストレージが表示されないことがあるので、
その際には再起動して、もう一度認識できるか試してみてください。

NASなどフォーマットが異なる機器の場合は?

次に、LANDISKやTeraStation、LinkStationなどのNAS(ネットワークアタッチストレージ)が急に故障して、
中身のハードディスクが読み込みできなくなった場合にリカバリーをする手順について。

まず、そのままケース内のHDDを取り出してパソコンに差し替えても、
ハードディスクに掛かっているファイルシステムの形式が異なるため、データを開くことができません。

しかし、エクスプローラーやFinderでディレクトリが表示できないというだけで、
BIOSにボリューム自体は認識されますので、まだデータの吸出しの作業を実践できる見込みがあります。

そこで、データ復元ソフトウェアの復旧天使など、NASの「XFS」などのフォーマットに対応された
アプリケーションソフトウェア(Application Software)を、パソコンにインストール・セットアップします。

そして、こちらを起動して開くと、中身のファイルが認識されて、データが抽出できます。

しかし、上記のような専用の読み取りに使うパーツの製品とアプリケーションソフトウェアが必要なので、
それぞれ新しく購入をする必要がある場合が多いです。

データの吸い出しの作業が自身では少し難しそうな場合や、ハードディスク自体も物理障害で、
深刻な故障が出ていると見られる場合には、プロのデータ復旧サービスセンターに問い合わせて、
中身の記憶装置を送付して、診断と救出の作業を行ってもらわれることをおすすめします。