以前、落雷の影響でコンセントを繋いでいたパソコン本体の中身がショートして
起動しなくなったという話を聞きました。
なんでも、電源も付けていなかったのに本体が焦げ臭くなっていたそうです。
何ともおそろしい話ですね。(自分も今度、漏電対策に問題がないかチェックしなければ。)
データ修復サービスの業者が必要になる場合
筆者の場合、最初に使っていたパソコン本体はこれがまたかなり動作に問題のあるケースでして、
頻繁に故障しては毎度ながらデータ損失に悩まされる日々でした。
最終的に最後に残したデータを復活できたケースも多いのです。
しかし当時はまだデータ復旧やファイルの復元、破損した拡張子の修復の手法、
バックアップしてからのOSのリカバリーといった措置が
今ほどにはバリエーションが多くできなかったので、なかなか困難なこともありました。
そんなプログラムファイルの破損や喪失の損害を受けずに済みますように、
これから先もデータ復旧やトラブルの予防に関する詳しい詳細をお伝えしていきます。
よくあるミスとして、Windowsのオペレーティングシステムに問題が出て
正常に起動できなくなってきたため起動用ディスクやリカバリーディスクから
コンピューターの再インストール(再セットアップ)を施す際、
ドキュメントやライブラリのフォルダーにあるデータのバックアップだけ行って、
うっかりローカルディスク(C:)の「Program Files」(プログラムファイル)などの
別のフォルダーに保存していたファイルをバックアップし忘れてしまう場合などがあります。
Windows 8/8.1や10の『ファイル履歴』といったデータのバックアップ機能だけでは、一部の指定の
特殊フォルダーにあるデータのみしかコピーの対象ではない、ということもありますのでご注意ください。
また、オペレーティングシステムのプログラムファイルがコンピューターウイルスで破損してしまう
場合もありますので、アンチウイルスソフトの常時稼働による管理体制も非常に重要になります。
ちなみに、火災保険に加入されていれば落雷や家事により焼き焦げて
破損してしまったり、失ったコンピューター機器や家電製品の買い替え・修理費用を
補償してもらうことが出来ますので、大変心強いです。
しかし失ったデータファイルの復旧費用は大体の場合でまた別になってきます。
なので、失ったファイルの復元をいつでもできるようにするためのバックアップや、
システム管理、故障対策はやはりしっかりと行われておく必要があります。
必要なファイルを失ってしまいバックアップがなかった場合には、プロのデータ復旧サービスに
電話をして、ハードディスクなどを見てもらわれることをおすすめします。