FTPで転送したファイルが破損する原因は?

ネットワーク上でファイルを転送する機能を持つ
[FTP](File Transfer Protocol/ファイル・トランスファー・プロトコル)は、
レンタルサーバー上のファイルマネージャーやブログ、ホームページなどで
アップロードを行うためにデータを送信する機能として、普及して使われています。

しかし、まれに何かの理由で転送先で拡張子が壊れてしまい、インターネット上で開こうとしたり、
パソコンの内蔵HDD/SSD、外付けハードディスク、RAID、NASなどに保存して展開しても
ファイルが破損しているために開けない事例も出てくることがあります。

そんな時に何か思い当たりそうな原因は?という疑問について。

ファイルマネージャー(コントロールパネルの画面)を開く

まず、インターネット上へのアップロード用に管理されているファイルマネージャー
(コントロールパネル画面)があればそちらにログインして、ディレクトリの状態を確認します。

サーバの接続先で、HOSTの設定やホスト名、ユーザー名、パスワード
正しい入力で設定されているかも念のためチェックしてください。

一部の種類の拡張子のみが正常に表示されない場合は、
拡張子の構成自体が破損しているのではなく、違う原因である事も多いです。
 
例えばインターネット上では通常閲覧できない[.psd]などの画像だったり、
解凍が必要な圧縮ファイルや、その形式に対応された専用の
読み込みできるアプリケーションが必要な場合がよくあります。

なので、FTPサーバから新しく保存したファイルが開けなかったりユーティリティーなどが
セットアップできない時は、WEB上から展開ができるアプリケーションを探して
パソコンにインストールして使えば、開ける可能性があります。

また、アップロードした直後はJPGやGIF、PNGなどの画像が
「×」状態でウェブページ上で表示できない事があります。

その時はしばらく待ってみるか、再読み込みをすると正しく映る事もあります。

データのアップロードに失敗してしまう場合とは?

次に、実際にファイルが破損する原因としまして、まず拡張子のサイズが数GB~数十GBと
かなり大きいものだと、ファイルマネージャーにアップロードするのに時間がかかります。

その間に転送エラーがどこかで発生して100%正確にコピーできずに壊れたり、または
ファイルマネージャーのサーバーが大容量のファイルに対応できずに送信に失敗する事もあります。

ファイル名や拡張子の名前などがもし書き換わっていたら、コントロールパネルの画面から
名前を変更したり、上書きする形でその拡張子だけを
ウェブ上のアップロード機能などを使って再度、送信してみてください。

インポートやエクスポートによるバックアップと復元

※ウェブサービスにインポートやエクスポートの機能が用意されていましたら、
 定期的にそちらも活用されてみるとデータのバックアップが楽になります。

また、サイズの小さいファイルでも一度に数千、数万と大量に送信や受信をすると
経過時間がかなりかかって途中でエラーが出る場合もあります。

転送の途中でよく不具合が出て途中で作業が止まったり、一部のファイルがよく破損してしまう時は
最低限のデータのみ転送するか、数回に分けて使ってみましょう。

転送やコピー&ペーストの作業にかかる時間を短縮するアプリケーションなどを
使っている場合は、時に相性の不具合で問題が発生する可能性もあります。

一度その補助機能を無効にして、再度転送を行ってみてください。

FFFTPのページ

https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/ffftp/

ネットワークでサーバに通信する際にお使いのFTPクライアントの
「FFFTP」や「WinSCP」、「FileZilla」、「NextFTP」、
あるいは「ホームページビルダー」 などの機能とそのバージョンによっては、
特定の設定変更を行わなければ送受信が正常にできない事もあります。

アスキーモードやテキストモードなど様々な転送モードがあるのですが、
例えば「パッシブモード」などに設定を変更して転送してみたり、
プロトコルを最新バージョンにアップデートして再度行ってみてください。

パソコンのオペレーティングシステムや容量の重いアプリケーションのような
全体が複雑なディレクトリを、並みのプロトコルからまとめて送信すると、

ファイルのひとつひとつは一見異常がなさそうでも、フォルダ全体ではどこかで転送の際に
不具合が出て欠損してしまい、システムの機能としては破損してしまい動かせない場合もあります。

ウェブサイトが破損した時に復旧するには?

またWordPress(ワードプレス)のブログなどのシステムはPHPファイルの文法ソースを
少し書き間違えていただけでも自動的にページの全体が真っ白になってしまうことが多いです。

深刻な場合は管理画面にログインする事もできなくなるため、PHPなどの拡張子のソースを
書き換えて転送する時は、その前になるべくUSBハードディスクやRAID、ネットワークドライブ
などに元のテキストのバックアップを取っていつでも復旧ができるようにしておきます。

しかし、レンタルサーバー上の問題である可能性もあるので、構築されたデータベース上の様子が
全体的にどこかおかしい時は管理側の業者の方にメールフォームなどから問い合わせてみてください。

なお、万が一コンピューターウイルスに感染しているファイルを転送したりパソコン上に保存すると、
破損している状態というだけでなく
FTPサーバ内やHDD内部の他のデータにまで感染してしまうおそれもあります。

なのでPCのセキュリティ対策は事前に必ずしっかりと施してください。

破損している状態のファイルを直すには、その拡張子ごとに
専門の修復用のアプリケーションが店舗やオンライン上で入手できる場合もあります。

しかし一般個人でパソコン上から簡単な操作で行う分には確実に元に戻せるとは限らないため、
もし代わりのファイルがなくてこれ一つを何としても復元させたい、という際には、
専門のデータ復旧サービス業者にお問い合せをされてみることをおすすめします。