データの読み込みが重い時にファイルを整理して軽くするには?

パソコンを日々、使っていくうちに、段々とデータの読み込みが遅くなってきた場合に、
ハードディスクやSSDにあるデータやソフトウェアを整理してスピードを軽くするには、
どのようにして操作をすればいい?という疑問について。

また、ノートブック型のパソコンやスマートフォン、タブレット端末、デジタルカメラやデジタルビデオカメラなど、
写真や動画を撮影するのためのレンズ機能が付いている電子機器で画像やムービーを撮って、
あとでUSBケーブルでパソコンに同期して、SDメモリーカードやコンパクトフラッシュを接続した時に、
異常に読み込みが重くてなかなかフォルダーが開かない時は、どうすれば速度を復旧することができる?という疑問について。

デジタルカメラの画像ファイルは一気に増えて重くなりやすい?

まず、最近のデジタルカメラやデジタルビデオカメラ、スマートフォン、タブレット端末などに使われている、
SDメモリーカードやコンパクトフラッシュ、内蔵フラッシュメモリは、数十GB~1TB以上もの大容量での保存が可能です。

jpegやpngなどの写真画像ファイルをはじめ、あらゆるデータの大量保存ができます。

もちろん非常にたくさんの写真が撮れたり、多くのユーティリティーやファイルを保存できたりと、
とても便利なのですが、使っていくうちに一つのフォルダーの内部に、
何百何千と一気に大量のデータファイルが増えて、重くなることもあります。

自身ではマシンの快適化やデータのバックアップの作業が難しそうな場合には、
パソコン修理関連のサービスで、コンピューターの最適化をしてもらうことができます。



大容量のメモリーカードを読み込むのには時間がかかる?

例えば、特に写真を保存しているフォルダーを、PCから同期して専門のソフトウェアを使わずに、
大容量の保管先専用フォルダーを開く時などに、一枚一枚が重い写真の画像を一度に何千と、
同じフォルダーでプレビュー表示すると、読み込みして開けるまでに数分~10分以上かかってしまいます。

CPU(Central Processing Unit)や、メインメモリ(main memory)の性能が低いパソコンで読み込もうとすると、
特に重くなりやすく、時間がかかりやすいだけでなく、読み込みのエラーで開けないこともあります。

また、外部のデータ記憶デバイスと、本体のコンピューターにも若干負担が掛かり、
ファイルが多くなっていくとさらに動作が重くなってきやすいです。

パソコンに保存されたデータの整理をして軽くするには?

次に、パソコン(Personal Computer)やサーバー、またスマートフォンやタブレット端末を、
最小限の作業で日々使用していく場合でも、
アプリケーションソフトやファイルの保存、入れ替えは頻繁にあり、その過程で動作は次第に重くなります。

その際には、ハードディスクドライブ(HDD)やメモリディスク(SSD)に保存されたデータを、
OSを含めて一度整理することで、重い読み込みのスピードを軽くする必要が出てきます。

主に、定期的にすべてのデータファイルやユーティリティーをチェックして、
撮影に失敗した画像や不要になったファイルは順に削除していくと、
ある程度の容量を減らして整理して軽量化ができます。

一方で、パソコンに重大なシステムエラーや故障が起きた際に、修理サポートで直してもらう前に
ハードディスクやSSDにまだ残っているファイルやフォルダーを引き出しておきたい、という時には、
デジタルデータリカバリー様といった、データ救出のサポートを請け負われた会社で行ってもらうことができます。



デジタルデータリカバリー


定期的に記録したファイルをバックアップする

また、必要な分のデータも、外付けのハードディスクか別のメモリーカードにバックアップを撮って、
デジタルカメラの本体やメモリーカードに大量に保存している分は、一括で消去して、
空き容量を大きく空けて軽量化すると、再び一気に読み込みを軽くできます。

また、WindowsのOSの動作速度を軽くするには?という疑問については、こちらのページにて。

今までに撮った思い出の写真画像のデータを、USBケーブルによるアクセスを通して、
お使いのパソコン本体のハードディスクの新規フォルダーに移行したり、
デジタルビデオカメラなどの機器でいつでも見れることも、大変便利です。

また、電子メールやソフトウェアで作成したファイルも、データのバックアップをしておくと後々助かります。

ほか例として、niftyの IT小ネタ帳での、スマホの動作が重い・通信が遅い時にすぐできる10の解消方法の解説も参考までに。

また、パソコン修理のサポートにて、メモリやCPUをより性能の高い規格に交換してもらう、
といった対処をしてもらうことで、コンピューターの読み込み速度が向上します。

あまり開かないファイルやフォルダーを別のデータ記憶装置に移行する

ですが、今までのファイルやフォルダーを全部そのまま取っておくと、
特に見たいものやよく使うものを開く時に、一度に多くサムネイルを開くと重い表示になったり、
一覧から探したりスクロールして見なければならず、時間がかかって面倒になってしまいます。

なので、よく見たいものだけを残して、あまり見ないデータだけを本体から消去して、
時々 整理整頓をすると、パソコンやデジタルカメラ、スマートフォンなどでの日々の操作もだいぶ楽に済みます。

その際、何百、何千というたくさんのファイルやソフトウェアを一個ずつ見て、削除していく作業なので、
保管された必要なデータまで、間違えて消してしまうミスをしてしまう可能性も高いです。

なので、必ず先に外付けHDDやRAID、NASなどにデータをバックアップしてから、
整理を行って軽くしていくように注意して行われてみることをおすすめします。

もし、USBのリムーバブルストレージやハードディスクドライブ、メモリディスク(SSD)で、
読み込み自体ができなくなっていて、パソコンやストレージデバイスが開けないままの時は、
専門事業のデータ復旧サービスセンターに出して、読み込みの復活をしてもらわれることをおすすめします。