Apple社から開発販売されていますパーソナルコンピューターのOS
『Mac OS X』では、インターネットのウェブブラウザ「Safari」など、
アップル社独自の数多くのソフトウェアがインストールされていて使用することができます。
「主なMacintoshパソコンの製品の一覧」
・APPLE MacBook Air:1400/11.6 MD711J/B
・APPLE MacBook Pro:13.3/2.5GHz Core i5/4GB/500GB/8xSuperDrive MD101J/A
・APPLE Mac mini:(1.4GHz Dual Core i5/4GB/500GB/Intel HD 5000) MGEM2J/A
・APPLE iMac:20インチ/2.4GHz Core 2 Duo/1G/250G/8x SuperDrive MB323J/A
・APPLE Mac Pro:2.26GHz 8 Core Xeon 6GB 640GB MB535J/A
一方で、アプリケーションソフトは定期的に新しいプログラムへのアップデートが必要になり、
更新を行うにはこれまでのMac OS Xのオペレーティングシステムのままでは動作の基準が満たないため
OSごと定期的に”アップグレード”を行う必要も出てきます。
その際、システムの更新によるデータ書き換えのエラーが発生したり、
途中で電源が落ちたりパソコンい強い衝撃がかかったはずみで作業が中断してしまうおそれもあります。
そうなってしまうとオペレーティングシステムのアップグレードに失敗するばかりでなく、
パソコンのOS自体が次回の起動以降に正常に立ち上がらなくなってしまう可能性が高いです。
念のためにMacパソコン内部に保存されています重要なデータファイルはアップグレードの前に
外付けハードディスクまたはRAID、NASといったストレージに一通りのバックアップをして、
いつでもデータ復旧が行なえるようにしておかれることが安全です。
バックアップの作業は、パソコンサポート店でもお手軽な代行サービスとして実施されています。
外部のデータ記憶装置への保存
バックアップの際には、USBメモリ、SDカードなどのコンパクトなデータ記憶装置でもよいのですが、
長期間の保存にはDVD-R/BD-Rか外付けハードディスクドライブ、RAIDなどが適切です。
(MacBook Airなどのパソコンをお使いの場合はDVDドライブが搭載されていないため、
Apple製品に対応された外付けDVDドライブで使用するか、外付けHDDを使います。)
外付けのデータストレージを接続したら、Finder(マイファイル)を開いて、
「ピクチャ」や「書類」などのフォルダーに保存してある必要なデータをコピーして保存します。
また、アップル社にて運用されているクラウド・コンピューティングのサービス
「iCloud」(アイクラウド)を事前にセットアップしておくと、定期的にデータが
ネットワーク上からアクセスできるデータベースにもバックアップできます。
また、Mac OS Xの現在のアップグレード直前の状態をUSB-HDDやRAID、ネットワークドライブ
などの機器にバックアップして保存するとより安全です。
たとえば、これから『OS X ElCapitan』(オーエス テン・エルキャピタン)へのアップグレードを
実行する前にもしものトラブル発生を考えて、
先に『Leopard』(レオパード)や『Lion』(ライオン)など前のOSでの使用状況を保存すると、
もしOSが破損した際に、再インストールをして一から設定をし直す手間が省けます。
(Macの起動ディスクからパソコンを開いて、『ディスクユーティリティ』を使用します。)
Mac OS Xのアップグレードに失敗してしまいバックアップを事前に取っていなかった、という場合には、
お使いのパソコンのハードディスクかSSDを取り外しができるようであれば、本体ケースから取り外します。
そして市販の外付けハードディスク/SSDケースに差し替えをして、別のパソコンにUSB接続をします。
ハードディスクまたはSSDの内部フォルダーにアクセスできましたら、必要なファイルを
コピー&ペーストなどでバックアップします。
ハードディスクまたはSSDの取り出しが個人では難しい小型のコンピューターをお使いの場合や、
ほかの諸事情で自身でデータのバックアップを行うのが難しい、という際には、
Macintoshパソコンを取り扱われているデータ復旧サービスセンターの受付に問い合わせをして、
データ取り出しの注文を行われてみることをおすすめします。