パソコンの電源ボタンを押して立ち上げようとした時に、
最初のロゴ画面が表示された直後に黒い背景と白い文字の画面が出て、
Broadcom UNDI PXE-2.1 v14.4.5
All right reserved.
PXE-E61: Media test failure, check cable
PXE-M0F: Exiting Broadcom PXE ROM.
No bootale device — insert boot disk and press any key
といったエラーメッセージが出てしまい、OSが立ち上がらない、という場合の対処法について。
まず、この画面はデバイスが正常に読み込みできない時に出てくるメッセージで、
ハードディスク、DVDドライブ、USB装置、ネットワークといった起動に
必要なデバイスがすべて認識されていない状態であるために起こりえます。
よくあるケースの一つとしまして、内蔵されたハードディスク、またはSSDの
SATAケーブル/IDEケーブルか電源ケーブルがしっかりと差し込まれていないために
マザーボードに認識されていない、ということがあります。
また持ち運びの多いノートパソコンの場合、2.5インチのハードディスクを
一度取り外してから付け直した後に、しっかりとネジで固定するのを忘れてしまうと、
移動の振動でインターフェースがコネクタの差込口から次第にずれて外れてしまうこともあります。
一度パソコンケースを開けて、HDDがいつの間にかコネクタから外れていないかどうか確認します。
もし各種ケーブルやコネクタから取れていたら、正常に差し込み直して固定してから、
再びPCの電源ボタンを入れて立ち上げてみると、今度は起動できることも多いです。
主なメーカー製パソコンの製品の一覧
・NECダイレクト
・HP(ヒューレット・パッカード):Stream 11-d000 series 11.6型液晶ノートパソコン
・東芝(TOSHIBA):Dynabook PR35MGAD483AD71 Windows7 Pro Corei3 1.7GHz 4GB 500GB
・DELL(デル):デスクトップ OptiPlex 780 SFF Core2Duo E7500 2.93GHz 2GBメモリ 250GB
・ASUS(エイスース):ノートブック X200MA Win8.1 with Bing 64Bit / 11.6inch Celeron N2830
・Panasonic(パナソニック):ノートパソコン Windows7 B5 レッツノート 松下 CF-W8 Core2Duo-1.20GHz
・富士通(Fujitsu):CELSIUS J380 CPU:Core i5 660 3.33GHz メモリ:8GB
・VSPEC
・マウスコンピューター(Mouse Computer):Windows7 15.6inchノートPC 1403LB-B511E-W7-A-AMZN
・Acer(日本エイサー):ノートPC Chromebook11 CB3-111-H14M
・Apple:MacBook Air 1.7GHz Core i5/11.6/4G/64GB MD223J/A
・SONY(ソニー):VAIO Fit 15E Core i5/4GB HDD500GB DVDスーパーマルチ SVF1531GAJ
・SHARP(シャープ):Mebius PC-CS50J Win7搭載 リカバリCD・OFFICE付き
DVDドライブが読み込みできない場合
ハードディスクやSSDのストレージが認識できない状態でも、
DVD/CD/BDドライブにWindowsの起動用ディスクやDVDブート用のLinuxのOSのディスクが
挿入されていれば、かわりにそちらが優先して読み込まれてシステムが立ち上がります。
ですが、例えば自作で組み立てパソコンを製作する際に、DVDドライブが
マザーボードなどの各パーツに正しいコネクタに接続されていないと、
そちらもデバイスが認識されずに[No bootale device — insert boot disk and press any key]の
エラーの画面に映ってしまうケースもあります。
あるいは、ディスクを挿入するのを忘れてしまっていたり、正常に差し込まれていなかったり、
大きな傷や汚れが付いていると書き込まれたデータの読み取りができないのでご注意ください。
また、パソコンに内蔵されたハードディスクドライブにヘッドクラッシュなどの物理障害が急に
発生して故障してしまっていると、同じように[No bootale device]のエラーの画面が出てしまいます。
パソコンの起動中にHDDのあたりから異音が鳴り始めている時には
ストレージが壊れている可能性が高いため、ひとまずそれ以上の電源の起動は控えます。
そして、新しいハードディスクドライブを購入して、新品への交換と
オペレーティングシステムのインストールのし直しによる修理をおすすめします。
上記の修復の作業が自身では難しそう、という際や、故障の原因が把握できないに時は、
コンピューター製品の製造メーカーで実施されていますカスタマーサポートセンターか、
専門業者として営業されています私設のパソコン修理サービス店に問い合わせて、
問題の発生したPC本体を送付してリカバリーの措置をしてもらわれれることもおすすめします。