同じ名前と拡張子のデータファイルを復旧するには?

デスクトップパソコンまたはノートブックPCに搭載された、ハードディスクの内部や、
SDカード、USBメモリ、外付けHDD、RAID、TeraStationなどのデータ記憶デバイスに書き込んでいた、
ファイルやフォルダーを、間違えて削除したり何かの理由で消えてしまった際に、
後から復旧をするには、どのように操作をすればいい?という疑問について。

同じファイル名で同じ拡張子のデータを保存する時は?

まず、CドライブやDドライブの中から一度捨てたファイルの拡張子(Extension)は、
まだ様々な方法で、データの復旧を試みることが出来ます。

基本として、エクスプローラーやダイアログボックスから普通に削除したファイルは、
まだゴミ箱のツールに移行する形で、そちらのディレクトリに入って保存されています。

こちらを「元に戻す」場合なら、元々のフォルダーの場所に戻るだけなので、
普通は以前と同じ、そのまま元通りの位置に回復させて直すことができます。

しかし、以前のデータを消去してからまったく同じファイル名の同じ拡張子を、
同じフォルダーに新しく作り直したり貼り付けしていた場合、
ファイルの移動を実行する前に、上書き保存(Overwrite Save)の確認画面が表示されます。

ここで「移動して置換」を選ぶと、先に置いてあった同名で同じ拡張子のファイルが、
ごみ箱から戻す方のデータに上書きされて復旧してしまうので、注意してください。

また、ハードディスクやSSD自体を間違えて初期化してしまった場合には、
専門のデータサルベージのサービスにて、救出の措置を行ってもらわれることをおすすめします。




「移動はするが両方のファイルを保持する」でデータを保存する時は?

次に、同名の二つのファイルを両方とも別々に残したい場合は、
「移動はするが両方のファイルを保持する」を選んで名前を変更するか、
片方を違うフォルダーの中にデータを保存して、復元しておきましょう。

また例として、富士通 様での、
バックアップしたデータを復元するとき、同じ名前のファイルが存在するフォルダーにファイルを復元しようとしたら、どうなりますか。 の疑問の解説も参考までに。

また、クラウドサービスの専用のフォルダーに同じ名前のファイルを保存すると、
インターネット上のディレクトリにある同名のデータも上書きされるため、ご注意ください。

ゴミ箱に入ったファイルを元のフォルダーに戻す時は?

次に、例としてMicrosoftのオペレーティングシステムであるWindows 10で、ごみ箱から戻す場合の対処法について。

まず、ゴミ箱に移行するデータは、同名で同じ拡張子のファイルが新しく入った時も、
そちらは古いファイルが上書き保存されずに、二つともそのまま残り続けます。

元のフォルダーに戻す時は、両方とも時間差で同じ名前のフォルダーからの移行だった場合は、
後から元に戻す方のデータで片方が上書きされるのを防ぐため、別のフォルダーでの復旧をおすすめします。

一方で、誤差のファイルやフォルダーを何度も繰り返しコピーペーストしては削除、
という作業をしていた場合、ゴミ箱に増えた消去済みのファイルのどれか一つを元に戻す際、
必要な分と間違えて移動し直すトラブルが起こりえるので、少し慎重に復元の作業を行ってください。

一方で、ゴミ箱を空にして拡張子を削除してから、だいぶ時間が経っていた時は、
必要なファイルを復元する際に、データリカバリーのサービスにて対処をしてもらうこともできます。




バックアップしていた差分のデータをそのまま移動する時は?

また、「システムの復元」や「以前のバージョンからの修復」、「シャドウコピー」、
「BAKファイルからの復旧」、「データ復元ツールの使用」
といった作業を行う際には、
同様に、そのまま行うとたまに一部のデータをうっかり上書きしてしまうおそれもあります。

勢いで「移動して置換」をして、重要な差分のデータを消してしまわないように、
事前に一通り、バックアップ用のフォルダーの中身を見直すなどして、十分に注意をしてください。

先に別のフォルダーを新しく作成したり、今までのものと違う外付けの補助記憶装置を接続して、
そちらに戻すか移動するようにすれば、誤って同じ名前でデータを上書き保存するトラブルも防げます。

また、データ復活のソフトウェアで修復できる拡張子については、こちらのページにて。

ExcelやWord、またAccessやPowerPointの拡張子を、ストレージからファイルを削除した場合にサルベージをするには、
マイクロソフト・オフィスの専用の修復ツールがある、おすすめの製品としまして、
ファイナルデータのOffice版などのソフトも大変便利です。

消えた部分のデータは後から復旧できる?

次に、うっかり同名で上書きしてしまい、どうやっても差分のファイルなどが元に戻せない場合の対処法について。

まず、データ復元ソフトの場合は、基本的に間違えて削除した拡張子をサルベージするためのツールで、
誤って上書き保存して中身を書き換えたファイルの消えた部分を、以前の形に戻すことはできません。

そのため後からデータを復旧するには、上記のように事前に別のファイルをバックアップしている必要があります。

もし外付けHDDやDVD-Rに、バックアップしていたファイルがあったけれど、
ストレージが破損していて読み込みができなくなっていった、という場合には、
プロのデータ復旧サービスセンターの方に問い合わせて、読み出しの作業をしてもらうこともできます。