液晶パネルとはディスプレイ・ディスプレー・モニターと呼ばれる画面装置に
取り付けられた、液晶組成物で作られている板状の表示パネルのことです。
「液晶モジュール」はこれを含めて構成されたモニターの一部である部品のことです。
単にモニター部分を液晶パネルと呼ぶ場合もあります。
デスクトップパソコン用の液晶ディスプレイやノートパソコンの液晶モニタ、モバイル製品などの
パネルと、どの媒体によるかでも違うのですが、PC用では主に次のようなメーカー製品があります。
液晶モニターの電機メーカーには、東芝(TOSHIBA)、SONY(ソニー)、
パナソニック(Panasonic)、三菱電機(MITSUBISHI)、日立、セイコーエプソン、
ビクター(victor)、などがあります。
これらの映像機器の画面が急に映らなくなったり画質が乱れる場合、
またドットと抜けや、一部が暗く発光する、画面が衝撃でヒビ割れしている、
線が引いたような状態になるという時は、液晶パネルが故障している可能性があります。
(単に電源スイッチがオフになっていたり、待機中になっていることやシステムの仕様上で一時的に
映らないだけの場合もありますので、故障と断定する前に念のためにいろいろ確認を取りましょう。)
デスクトップPC用の液晶ディスプレイが映らない時は、違うパソコン本体にも
つないでみて、モニターとPCのどちらに異常が出ているかチェックしてみましょう。
液晶パネルが物理的に破損して壊れている場合、それ自体を直すのは
一般的には困難なので、取り外して新しいパネルに交換して修理する形です。
そのためには、現在使われるいる液晶パネルと同じものが必要になり、
PC用ディスプレーのPanasonic(パナソニック)といった各メーカー製品とそのそれぞれのサイズ、また
ケータイの機種やスマートフォン、iPadなどそれぞれのモニターによって違います。
iPadやiPhone、iPodといったApple製のコンピューターのパーツは特殊なものである場合が多く、
修理をしてもらう場合には、基本的にはAppleサポートへの注文です。
また、都市部の電子機器パーツのジャンクショップや中古店で同じパネルを探して購入する方法などがあります。
一般のユーザーの方が自分自身で取り外し交換修理を実践する場合は
必ず清潔にしたルームで、専用のマニュアルを読みながら行いましょう。
ノートPCの画面が壊れてしまい、代わりの交換するパネルを探したい、という際、
例えばSONYのVAIO(バイオ):VPCEB18FJ PCG-71311Nの型番のパソコンの場合、まずは
コンピューター関連のジャンクショップ(パーツのばら売りもある中古店)
またはインターネットの中古ショップで、VAIO Eシリーズ VPCEB18FJ/Wなどのマシンと
同じ製品を安く買って、パネルを取り外して交換するという手法もあります。
例として、液晶修理センター 様での、自分で画面交換する方法の説明なども参考までに。
また、見つかるようでしたら故障している液晶パネルとまったく同じ部品のみを
単品で購入してそれを付け替えてみると、他に破損箇所がなくてうまくできれば
またディスプレイが再び映る見込みがあります。
ですが一般の個人の方がノートパソコンを分解して、サイズや型番に合った部品を交換する作業は
少しハードルが高いので、修理交換サポートを実施されている中古ショップに直接VAIOのパソコンを
持ち運んで、店員または専門スタッフの方にその場で交換してもらうのがより確実です。
メーカーの製品によっては通常、取り出し自体ができないように設計されている物も多く、
また、パネルの換装作業に失敗してかえって故障を悪化させてしまうリスクもあります。
なので、必ず慎重に、自己責任の下で行うことが前提です。
そのため、本来は購入したメーカーでの保証サポートに出して送付するか、
専門のコンピューター修理サービス店で直してもらう方が安全で確実的です。