ポータブルハードディスクが認識しない時に復旧をするには?

USBコネクタを通してパソコンや他のコンピューター装置にコンパクトに接続できる
ポータブルハードディスク』(Portable Hard Disk Drive)をつなげてみたら、
外部のデバイスの装置として認識しない場合や、ディレクトリが開かずファイルが見れない場合に、
どのようにトラブルへの対処をすればデータの復旧ができる?という疑問について。

HDDケースのUSBケーブルが正常にアクセスできるかを確認

※こちらの例では、Transcend(トランセンド)製の、2.5インチサイズでSATA方式の
 ハードディスクドライブを使用するポータブルHDDのケース「StoreJet 25M3」の製品を
 Windows 8.1のOSのパソコンに接続してデータ復旧を行う場合について、解説していきます。

まず、最初に付属のUSBケーブルを差し込みします。

次に、ポータブルハードディスクのケースの、ランプのところにボタンがありましたらそちらを押して、
正常にランプが付くかどうかを確認します。

USBケーブルも試しに、別のUSBポート、または違うパソコン本体のコネクタに差し替えてみてください。




フォーマットが違っていてデータが読み込みできない時は?

以前に別のオペレーティングシステムやファームウェアのコンピューターで先に
そのポータブルハードディスクを、例えば「XFS」などのジャーナリングファイルシステムで
フォーマットを掛けていた場合は、WindowsやmacOSに対応されず、読み込みができません。

ボリュームラベル(volume label)の表示と認識自体はできても、フォーマットが異なるために中身のファイルが展開できない時は、
読み込みが可能になる機能を備えた特殊なアプリケーションソフトウェアを、
パソコンにインストール・セットアップして、そのウィンドウで展開する必要が出てきます。

または、そのポータブル・ハードディスクにフォーマットされた、
ファイルシステムの形式に対応されている、元の使用していた機器で開く必要があります。

デバイスが認識しない問題について詳しくは、こちらのページにて。

ポータブルハードディスクが通電していない時に復旧するには?

Portable HDDのランプの機能が点灯せず、読み込み直してもアクセスランプなどが点灯しない時は、
ケースの内部にある、コントローラーやインターフェースなどのパーツが故障しているおそれがあります。

特に、HDDから異音が鳴っている時は、ヘッドクラッシュという物理的な障害が発生している可能性が高いです。

そのため、それ以上はPCで通電をして動かさずに、専門のデータリカバリーサービスに問い合わせて、
ファイルやフォルダーにアクセスしての、取り出しの作業を行ってもらうことをおすすめします。

ポータブルHDDケースからハードディスクを取り出しするには?

次に、一例としまして、ハードディスクの取り出しの際に、ポータブルHDDケースを分解して、
中身のハードディスクドライブをカートリッジ本体から取り出して、
別の方法でファイルを読み込みする復旧の手段を実行していきます。

(分解と取り付け、データ復旧の作業は、必ず自己責任の元でお願いいたします。)

まず、パソコンのデバイスマネージャーやBIOSに認識しない状態のポータブルハードディスクの蓋に、
シールが貼られて固定されていましたら、そちらを剥がします。

次に、小さめのプラスドライバーなどで、固定された螺子を回して取り外します。

マイナスドライバーなどを使って、ケースの蓋を慎重に割らないようにして、
丁寧に引っかけの止め部分を上げながらゆっくりと外していきます。

カートリッジ部分の蓋が取れたら、HDDを覆っているゴムを外します。

コントローラーボードと2.5インチ型ハードディスクを止めているネジを、
プラスドライバーで外して、次にコネクタを外して、HDDを取り出します。

HDDを違うパソコンに付け替えするには?

このハードディスクを、例えばデスクトップパソコンのPCケース内部にある空きのドライブベイに、
2.5インチサイズ用の変換マウンターに取り付けてから差し込みます。

そして電源ユニットから伸びているコードの中間コネクタと、予備のシリアルATAケーブルを、
HDDのインターフェースとマザーボードのコネクタに差し込みます。

あるいは、市販の2.5インチでSATA方式対応の外付けハードディスクケースを購入して、
そちらのカートリッジに差し込んで、外付けのローカルディスクとしてUSB接続をします。

ノートパソコンやPC以外のコンピューターに繋げる時にも、この方法が活用できます。

データが保存されたハードディスクに接続できない時の復旧方法については、こちらのページにて。

新しいポータブルデバイスが認識されない時は?

この状態でパソコンの電源を起動して、スタート画面かデスクトップ画面が開いたら、エクスプローラーを開きます。

Transcend」などの名称で新しいボリュームが表示されていて、中身のデータを開けるかどうか確認します。

最初は新しいドライブが認識しないで何も表示されないことがあるのですが、
一度パソコンを再起動すると、その次にはデバイスが認識されてアクセスできる場合もあります。

それでもポータブルデバイスが表示されない時には、コントロールパネルの管理ツール⇒コンピューター管理
⇒「ディスクの管理」で、正常にボリュームが認識できているかを確かめてみてください。

破損したHDDをデータ復旧サービスで見てもらう

しかし、ハードディスクそのものが経年劣化による寿命やヘッドクラッシュによる物理障害、
インターフェースの破損、湿気の充満、水濡れ、錆び付き、高温、低温、強打などの原因で
故障してしまうと、一般の個人では機器が認識できず、データの読み込みができなくなります。

ハードディスクを同じ2.5インチサイズでSATA方式の新品に取り換えれば、
また再度使用が出来るのですが、壊れた方の古いハードディスクのデータの方は、
バックアップができていなかったら、そのままでは閉じ込められて読み込めなくなります。

その場合には、物理障害に対応されています、データ復旧サービスセンターへ注文して、
対象の破損したポータブルハードディスクを送付して、
内部に閉じ込められたデータを、別の補助記憶装置に移し替えてもらわれることをおすすめします。