AppleのMacBookやiMac、またMacProといったパソコンやiPhone、iPadのiOSに搭載された、
Safari(サファリ)のウェブブラウザ―に登録したブックマークと履歴のデータが、
誤った削除や初期化、機器の故障で開けなくなった時に復元をする手順について、解説いたします。
Safariのブックマークや履歴が見れなくなる原因
まず、Safariのブラウザにあるブックマークや履歴のデータが見れなくなった時の主な原因について。
macOSのオペレーティングシステムが入った、Mac MiniやMacBook Pro・Airといったパソコンや、
iOSのモバイル機器では、Apple社から提供されているウェブブラウザの「Safari」(サファリ)が、
最初からセットアップされていて、すぐにインターネットの閲覧に使えるようになっています。
このSafariを使ってインターネットを見ていくと、ブックマーク(お気に入り)や、
履歴(キャッシュ)のデータが、EdgeやGoogle Chromeと同じようにだんだん増えていきやすいです。

一方で、ブックマークや履歴は以前に開いたページにアクセスするのに便利ですが、
ページ自体がインターネット上で削除されていたり破損していると、開けなくなります。
いつの間にかページやサイトが消えていることは、やはりどうしても多く遭遇しがちですね。
また、macOSやMac OS Xのシステムが破損したり、OSを再インストールして初期化したり、
間違えてファイルを削除すると、そのままではそのコンピューター上からはデータが開けなくなります。
筆者も、以前にiPhoneの不具合で一時的にSafariのデータが見れなくなったことがありました。
ほかに、パソコンやスマホに保存したPDFといった様々なファイルをウェブブラウザ―で閲覧する際に、
対応されていない拡張子が開けなかったり、間違ってファイルを削除していた、ということもありました。
またパソコンのSSDやHDD、スマートフォンやタブレットの内蔵メモリーのストレージが、
もし長年の使用による摩耗や強い衝撃により故障すると、他のデータと同じく開けなくなります。
そこで、後で何かのコンピューター関連のトラブルがあった時に備えて、
Safariのブックマークや履歴もバックアップを取っておくと安全です。
また、もしバックアップの分がなくても、まだ専門のトラブル解決のサービスにて、
データの読み込み直しによる復旧ができる見込みもあります。
サファリのブラウザのデータをバックアップする手法
次に、Safari(サファリ)ではMac OS X v10.5以降にあるバックアップツールの「Time Machine」や、
クラウドサービスの「iCloud」の機能をオンにして正しく設定すれば、
自動的に外付けHDDやオンラインストレージ上にデータのバックアップが保存されます。
そして、外付けの補助記憶装置に書き込まれた「Backups.backupdb」のフォルダーや、
各種の復元機能、もしくはiCloudから引き出して、ブラウザのデータを元に戻すことができます。
また、もしこれらの機能が何か理由があって使えない、もしくは使いたくない、
という場合には、手動でSafariのバックアップを取る手法もいくつか使えます。
お気に入りのページを選択して保存する
次に、パソコンを起動してデスクトップの画面が開いてからSafariのブラウザを開きます。
上部のメニューバーの「ブックマーク」で、「すべてのブックマークを表示」の項目をクリックすると、
「コレクション」の一覧リストが開きます。
その中の「ブックマークバー」を選択すると、お気に入りページの一覧が表示されます。
この中から、必要なページすべてを選択してください。
そして、先ほど外部のデータ記憶装置の中に作成したフォルダーに、コピー&ペーストなどで、
外付けHDD・RAID、NAS、クラウドなどにファイルをバックアップして、
後からいつでもお気に入りなどの復旧ができるように一通りのデータを保存できます。
Finderやのエクスプローラーでフォルダーを確認する
次に、データを書き込みした後には念のために保管先のフォルダーを、
MacのFinderやWindowsのエクスプローラーといったファイルマネージャーの画面で、
一度開いてみて、お気に入りページが揃っているかどうかを確認してください。

同じように、「ブックマークメニュー」と「履歴」の一覧にあるファイルも保存します。

これで、手動でのデータのバックアップは完了です。
一方で、パソコンに内蔵されたSSDやハードディスク自体が故障している時は、
個人ユーザーではバックアップの分がなければ、データの展開がほぼ不可能となってしまいます。
その際には、デジタルデータリカバリー様といった、プロのデータ救出のサービスで、
ストレージに残った他のファイルとともに取り出しをしてもらわれることができます。
別のMacパソコンやiPhone、iPadに移すには?
次に、後々もし別のMacパソコンやリカバリーして初期化したmacOS、
またはiPhoneやiPadに、Safariのブックマークや履歴を復元したい時の手順について。
まず、上記の手順で再度コレクションのメニューを開き直してください。
そして今度はバックアップしたフォルダーの方から必要なファイルを、
以前のブックマークバーなどの位置に貼り付けをしてください。
これで、Safariを見直すとお気に入りページや履歴の一覧が復活しています。
ほか、Safariのブラウザの動作が遅い時に速度を整える方法についてはこちらの解説ページにて。
またiPadやiPhone、iPod Touchへブックマークのデータを移す、またはその逆を実行するには、
iCloudに作成したアカウントでサインインして読み込みをすると便利です。
あるいは、iPhoneなどのコネクタに対応されたメモリーカードや変換プラグを差し込みして、
ストレージからお気に入りのデータをコピー&ペーストなどで保存してください。
HTMLのファイルをウェブブラウザで表示する
また、ブックマークの一覧のバックアップをすぐに作成する方法として、
Safariのメニューの「ファイル」にある「ブックマークを書き出す」を選択すると、
「Safari のブックマーク」というHTMLのファイルが作成できます。

これを開くと、お気に入り登録した全ページの一覧リンクがウェブブラウザ上で表示されます。
後に、これらのページの一覧リストをSafariで復元させたい時は、
同じく「ファイル」の項目にある「ブックマークを書き出す」の項目を選択します。

そして、「ブックマークを書き出す」のツールで作成したhtmlファイルを選択して、
「読み込む」のボタンを押すと、以前と同じブックマークの状態に修復ができます。
また、Sleipnirのブックマークや履歴のデータを復旧する方法についての解説も参考までに。
また、ブックマークの保存ファイルは「Macintosh HD」のディレクトリにあたる、
Finder→ユーザー→ライブラリ→Safariのフォルダーにある
「Bookmarks.plist」(property list/プロパティリスト)のファイルに保管されています。
これをコピーして外付けの補助記憶装置の保存しておけば、後にブックマークを失って元に戻したい時に、
同じ「Safari」のフォルダーの内部に貼り付けてデータを上書き保存すれば、元に戻ります。
Windows版のSafariでバックアップをする手順
次に、Windows版Safariのブックマークをバックアップする手順について。
まずは、ブラウザの右上にある設定アイコンを開いて「メニューバーを表示」の項目をクリックします。

そこから先はMac版のSafariと同じく、メニューバーの「ブックマーク」で、
「すべてのブックマークを表示」で開いて、ファイルのコピー&ペーストをしてください。
また、Safariのサポートなども参考までに。
ほかにも、「ファイル」の項目の「ブックマークをエクスポート」で保存して、
後に「ブックマークをインポート」でhtmlファイルを読み込んで復元ができます。
故障したPCをデータ復旧サービスで読み出ししてもらう
しかし、もしSafariのバックアップを外付けHDDやDドライブ、RAID、NAS、個人用サーバー、
クラウドなどの場所に手動で行っていなくて、
Time Machine(タイムマシン)やiCloud(アイクラウド)の設定もオンにしていない状態で、
パソコン本体が故障すると、ブックマークが読み取れなくなってしまう可能性が高いです。
そんな時には、パソコンからSSDまたはハードディスクを取り出して、
外付けHDDケースやUSB変換ユニットに接続して、
別のMacやWindowsのパソコンから外部のドライブとしてコンピューターに読み込む手法もあります。
そして各ドライブの中身のフォルダーから、必要なファイルをバックアップしてください。
また、自身でSafariのブックマークや履歴を取り出したり復元するのが難しそうな場合は、
MacのPC本体やiPhone、iPadに対応された専門のデータ復旧サービスセンターに問い合わせて、
パソコンやモバイル端末の内部ファイルの抽出の作業を行ってもらわれることをおすすめします。








