SDカードのデータを復旧するには?

デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、モバイル端末でもおなじみ、
現在に至るまで特に知名度と普及率の高いメモリーカードの一種である、
SDメモリーカード(secure digital memory card)に保存をされている写真画像などのデータを失った時には、
どうすれば復旧をすることができる?という疑問について。

主なSDカードの製品の一例

・SANDISK Extreme Pro(サンディスク):SDXCカード UHS-I Class10 SDSDXPA-064G-JAZ 64GB
・TOSHIBA(東芝):SDXC R95MB/s W60MB/s EXCERIA SD-H64GR7WA6 64GB
・Transcend(トランセンド):SDHCカード Class10 UHS-I対応 TS32GSDU1E 32GB
・TDK(ティーディーケイ):SDHCカード Class10 T-SDHC32GB10-FFP 32GB
・Eye-Fi Japan(アイファイジャパン):Eye-Fi Mobi 16GB
・Team(チーム):SDHCカード Class 10 TASD32GBC10E 32GB
・Komputerbay:SDHC 600X UHS-I 32GB

SDメモリーカードが破損するトラブルとは?

まず、コンパクトサイズや一眼レフなどのデジタルカメラでは、本体の内蔵フラッシュメモリよりも、
インターフェースに差し込みしたSDカード(セキュア・デジタル・メモリー・カード)の方をメインに、
写真画像のデータファイルを保存する仕様になっています。

しかしながら、撮影した写真やムービーの保存中に書き込みエラーが発生したり、
SDカードを誤って記録中や消去中にデジタルカメラから抜き取ってしまうと、破損するおそれがあります。

また、強い衝撃による強打や水濡れ、水没、電磁波、湿気、錆び付き、異物の混入、
長年の書き込みの繰り返しによる製品としての摩耗や、長期間の放置による自然的な経年劣化などの、
物理的な破損といった原因でSDメモリーカードが壊れた場合でも、
データの読み込みの不可が免れないアクシデントになってしまうことが多いです。

ですがそんな時にも、適切な手順やサービスにて、まだリムーバブルディスクの内部のデータを復旧できる見込みがあります。




読み込みの不具合をチェックして直すには?

まず、デジタルカメラのソケットに差し込みしているSDカードが読み込めなくなった場合に、
内部のデータファイルにアクセスできない状態から復旧をする方法について。

液晶モニターの画面に、「メモリーカードが破損しています」といったメッセージが出たら、
ひとまず一度、インターフェース(コネクタ)から抜き取ります。

SDメモリーカードの外見上で、特に深刻な損傷の具合が見られない場合は、メモリーカードとカメラ本体にある、
差込口(コネクタ)の両方をまず、エアブローなどを使って塵や埃を取り除いてみてください。

あるいは、microSDカードやMiniSDカードの場合だと、
変換アダプター』(Adapter)の方が壊れた、というケースも考えられます。

ほか、TranscendのSDカードのサポートなども参考までに。

ご自身で状態をチェックしてみたい時には、別のデジタルカメラかパソコンのカードリーダーから読み込んでみて、
そちらでデバイスが認識されてフォルダーが開けるかどうかを、確認されてみてください。

すでにSDカードに製品としての寿命が来て壊れかかっていても、
まだ数回に一回くらい、差込口を何度か変えてみると、開けることもあります。

その際にはすぐに、読み込みができたデータファイルをバックアップする形で復旧してください。

記憶装置の一部の回路が破損してもまだ内部のデータは無事?

次に、他のコンピューターの機器でもSDカードの内部のディレクトリが開けない状態になった時は、
内部のデータはまだ無事で、復旧することはできる?という場合について。

まず、やはり外部のコネクタか、一部の回路が上記のような原因で故障したおそれがあります。

また、microSDカードから消去した保存ファイルのデータ復旧の方法については、こちらのページにて。

内蔵のフラッシュメモリやコントローラーは ある程度頑丈に出来ているため、
床に少し落としたくらいでは、データや内部の回路の破損はそうそうは起こりません。

ですが、水濡れや強い衝撃、過電流などの影響で、本体の端末やSDカードにも異常が出てしまうこともあります。

ファイルを保存しているメモリーチップとは?

一方、JPEGの写真画像といったファイルの拡張子を記録している、
SDカードの内部のメモリーチップ(Memory Chip)の方が無事であれば、
接続部などが割れたり折れ曲がって壊れても、まだデータを取り戻せる見込みはあります。

microSDカードなどは媒体が極小な分、割れて大きな目立った傷が付くと、
フラッシュメモリの回路が破壊されていて、データの読み込みが難しくなるケースがあります。

SDカードが読み込み出来なくなった時にお役立ちなのが、
内部のチップに残ったままのファイルを救出してもらえる、データ復旧サービスセンターです。




データレスキューのサービスで検査をしてもらう

また、上書き保存などの途中でバッテリーが落ちたり、SDメモリーカードが抜き出てしまい、
デバイスの認識自体は出来るけれど ファイルが消えたりディレクトリ全体が読み込めない場合は、
物理障害ではなく「論理障害」の方のトラブルが起きた可能性が高いです。

状態に異変が起きた場合は、何度も接続や上書き保存などを繰り返さないようご注意ください。

一般の個人で壊れたSDカードを分解してデータを抽出するのは、機材や技術の面で困難になります。

また確実性にも欠けるので、メモリーカードの媒体の物理障害に対応されている、専門のデータ復旧サービスセンターで、
消えたファイルの修復や、破損したSDメモリーカードからのデータの救出の作業を依頼されてみることをお薦めします。