デスクトップパソコンやノートパソコンをはじめとするコンピューターの機器から、
送信先のメールアドレスに文書や添付ファイルを送信してみたら、
「Mail System Error – Returned Mail」(メールシステムエラー リターンドメール)
というように書かれたメッセージが受信箱に届いて戻ってきて、転送できないエラーが発生することがあります。
またはメールの発信自体ができないエラーが出たら、どうすれば解消することができる?という疑問について。
目次
電子メールが送信不可で戻ってきて転送できない原因とは?
まず、電子メール(Electronic mail)の機能やポータルサービスを使う際に、
送信不可となり戻ってきて転送ができない時の、特によくある原因の例としまして、
メールアドレス(email address)の、表記の入力ミスがあります。
何処かの箇所でアルファベットや数字の書き間違えがないかどうか、再度確認されてみてください。
「.」(ドット)と「,」(コンマ)、「-」(ハイフン)と「_」(アンダーバー)を、
それぞれ打ち間違えていたり、「小文字のアットマーク」を大文字で入力していると、
アドレスの相違で送信エラーが出てしまいます。
また、もしご自身で所持されているメールサーバーに問題が出ていた場合には、
コンピューターのサポートセンターかシステム管理会社に問い合わせて
マシンの故障からの修理をしてもらわれることを推奨します。
入力したメールアドレスの表記が変更されていた
次に、相手先がメールアドレスを変更していたり、電子メールクライアントのサービスを変更していて、
以前の宛先が使用できなくなっていた、というケースもあります。
その場合は、古いメールアドレスの表記を入力して送信をしてもメールを届かないため、
相手先に電話などで訊き直して、問題の解決をする必要も出てきます。
また、インターネット上からアカウント登録をするポータルサービスで運営されている、
電子メールのアドレスに送る場合、そのEメールのサービスが終了していたり、
大幅にリニューアルをしている期間の場合は、届かずに戻ってくることがあります。
例として、BIGLOBEメールの よくある質問(FAQ)の、エラーメールが返ってきたときは の解説も参考までに。
クライアント側のサービスのメールサーバーに、問題が発生していて修復中の場合には、
問題を問い合わせてみるか、しばらく待ってからエラーの解消が完了した時に再度、送られてみてください。
大文字と小文字や記号の入力を間違えていた
次に、メールアドレスをインターネット上のホームページからコピーペーストして、
新規作成するメールの宛先の欄に、貼り付けをする時の対処法について。
まず、「大文字の「@」を小文字に変換する、または「☆」の記号を小文字のアットマークに変換してください」
といった注意書きが記されていることもあります。
この変更で記入した文字を間違えないように、あるいは書き換えをお忘れのないようにご注意ください。
ほかに、メールアドレスの最後の一文字だけコピーペーストの選択がされていなかった、ということもよくあります。
または、ページに記載されているメールアドレスの表記そのものに誤字や脱字があった、という可能性もあります。
例えば「ne.jp」「co.jp」「.com」といった部分に、誤字・脱字と思われる箇所がないかどうか、見直されてみてください。
添付ファイルの容量が重くて規定値を越えていた
また、添付ファイルの容量がかなり重い場合、送信先のメールサービスの、
受信ができる容量の規定値の制限を越えていて、データの転送に失敗して届かないことがあります。
あるいは、すでに相手先の電子メールアカウントの受信ボックスで使用できる容量が、
限界まで埋まっていた場合は、送信エラーにより転送できずに戻ってくることもあります。
スマートフォンやガラケーの携帯電話、タブレットPCで使う内蔵メモリーとSDメモリーカードが、
すでに上限に達していた時は、電子データの受信がいったん保留になることもあります。
その際には、こちらが添付ファイルの容量を減らしたり、回数を分けて送信する方法もあります。
あるいは、相手先にEメールの受信トレイの空き容量を増やしてもらうか、
または別のメールアドレスを教えてもらうなどで、送信のエラーを解消できます。
一方で、転送する予定のテキストや添付ファイル(もしくは受信箱に添付で送信された拡張子)が非常に重くなっていたり、
プログラムが損傷していて貼り付けができなかったり、展開ができない、という際には、
プロのデータリカバリーのサービスに出して、修復をしてもらわれることも推奨します。
Sendmailでの送信・受信でエラーが起こる原因とは?
またSendmailでの、受信されたメールアドレスのほかに、連動で他のメールアドレスにも、
自動的に送信されるように、設定がなされている場合があります。
その場合には、Sendmailのサービスなどでもともと送っていたメールアドレスに届いていて、
他のメールアドレスには受信の時にエラーが発生して戻ってきた、という場合もあります。
ほかに、メールクライアントのソフトウェア、またはセキュリティ機能の制限の設定によっては、
パソコンとモバイルとの端末の違いなどが原因で、特定の条件での送信メールが、
メールサーバーに弾かれて、メッセージが転送できずに戻ってくる場合もあります。
また、同時に複数のメールアドレス宛にメールを新規作成して送信する際に、
場合によっては、BCC(ブラインド・カーボン・コピー)の機能で設定して、
セキュリティを付けておくことも忘れないように通信をされてみてください。
インターネットが正常につながっていない問題を解消する
次に、インターネット正常につながっていない状態により、
電子メールの発信自体ができない問題が出ている場合の、原因と解消の仕方について。
まず、パソコンでお使いの有線のモデム(MODEM)や無線LANルーター(Wifi router)が、
しっかりと点灯しているか、または電波の届きにくい場所にいないかどうかを確かめてみてください。
また、「インターネットサイトを開けません。操作は中断されました」のエラーについては、こちらのページにて。
ノートパソコンやスマートフォン、タブレットコンピューターの場合は、
乗り物での移動中や外出先で、その場所でネットワークのアンテナが立っているかどうかもご確認ください。
一度オペレーティングシステムを再起動したり、回線が複数使用できる時は別のサービスにつなげ直すと、
ネットワークに再度接続ができて、そのまますぐに解決できることもあります。
パソコンやスマートフォンが壊れていた時に修理してもらう
また、もしお使いのパソコンやモバイル端末の機器自体が故障していると思われる場合は、
たとえばネットワークカードの交換など、部品の換装が必要になることもあります。
その際は、メーカーのカスタマーサポートかコンピューターの修理サービスセンターに出して、
壊れていたパソコンやスマートフォンの状態を見てもらって、直してもらわれることをお薦めします。
また、電子メールのファイルが、間違えた削除の操作などでパソコンやスマートフォンから消えた場合には、
専門のデータ復旧サービスセンターの方で、復元の作業をしてもらうこともできます。