パソコンのサポートで修理に出す前にデータを復旧するには?

デスクトップPCやノートパソコンをはじめとするコンピューターの製品は、
SONYや東芝、富士通、NECなど、大変多くのメーカー製に分類されています。

ある時にパソコンが故障して正常に動かなくなってしまったら、
これらのメーカーでの修理サポートに出す際に、先に内部のデータを復旧(recovery)したい、
といった場合には、どのように実行すればいい?という疑問について。

パソコンの製品ごとのパーツの配置場所の違いとは?

まず、パソコンの本体はそれぞれ開発されている会社が違いますので、
機器の構造やパーツ、サービス、そしてサポートにも違いがあります。

デスクトップパソコンとノートPCは、内部パーツの配置場所と構造がだいぶ違いまして、
特に小型・薄型の製品ほど、部品の取り外しといった作業が難しくなっていきます。

また、データ復旧のサービスによって、一部は取り扱われている製品の幅が違うこともあります。



主なPCメーカの一例

次に、主なパソコンメーカーの例としまして、
SHARP(シャープ)やSONY(ソニー)、HP(Hewlett Packard)、DELL(デル)、東芝(TOSHIBA)、
富士通(Fujitsu)、ASUS(エイスース)、Acer(日本エイサー)など、数多くの企業があります。

これらのほとんどのメーカー企業では、購入日から1年~5年あたりの間でしたら、
保証期間制によるトラブルサポートを受け付けられています。

なので、故障が起きてしまった時にはそのまま費用が掛からずに修理をしてもらうことができます。

またケーズデンキやコジマ、エディオンなど販売店によっても、
多少ブランド製によるサービスの違いもありますので、購入の前に比較してみるのも良いです。

また、PCトラブルの発生時にまずマニュアルや取扱説明書を参照する手順については、こちらのページにて。

しかしながら多くのサポートでは、壊れたハードディスクの交換のみで、
HDDの内部に取り残されたデータを救出してもらうサポートは実施されていません。

そのため、メーカー保証とは別にデータ復旧専門のサービス業者に注文されてみることを推奨します。



メーカーの修理に出した時のデータの初期化とは?

次に、NEC(日本電気)やAppleといった製造メーカーのカスタマーサポート(Customer Support)のセンターに、
事前に電話をしてから郵送で修理に出したパソコン本体やRAIDケース、NASなどの機器は、
2週間後から4週間後くらいに、HDDやSSD、メモリ、マザーボード、CPU、電源ユニットなど、
破損していた箇所のパーツが交換された形で送付されて、お手元に戻ってきます。

しかし、メーカー先のサポートでは修理の際の規約により、
今までセットアップしていたプログラムやシステム、また書き込んでいたファイルが、
すべて初期化されて消えてしまうケースも多いです。(事前確認有り)

内蔵のハードディスク・SSDを取り外す

次に、失いたくない貴重なデータが入っている場合は、メーカーへの修理の注文を行う前に、
まず、デスクトップパソコンやノートパソコンのケースのふたを開けてみてください。

内部の補助記憶装置であるハードディスクドライブ、またはSSDをドライブベイから取り出しします。

また、DIS-データリカバリーサービス 様での案内なども参考までに。

また、次のパソコンまたはストレージには、DVD-Rや外付けHDDなどの、
別の補助記憶装置に、定期的に手動で予備のデータをコピーするか、
または自動で更新差分のバックアップを行うように設定をされてみてください。

専門のデータ復旧サービスセンターで見てもらう

しかし、個人でストレージから必要なファイルを取り出して直すのが難しそう、という場合には、
取り外したストレージを、またはパソコンの本体ごと、
データの回収のサポートを実施された事業に出して、見てもらう方法もあります。

そして初期診断の後に、専門業者のデータ復旧サービスセンターにて、故障したHDDなどから
中身のファイルやフォルダーを抽出してもらわれることをおすすめします。