内蔵のHDDのデータ取り出しをする手段とは?

据置型のデスクトップパソコンやiMacのような液晶一体型化のマシン、通常サイズのノートパソコン、
MacBookのような薄型パソコン、ネットブックのようなモバイルPCなどには基本的にすべて、
二次記憶装置の「ハードディスクドライブ」が内蔵されています。

(またはSSDのような内蔵メモリが搭載された製品もあります。)

ある時、急に内蔵されたHDDに書き込まれていたすべての大事なデータファイルまでが読み込めなくなった時は、
どうすれば取り出しができる?という疑問について。

PCの突然の不調などによるデータの読み込み不可の問題とは?

まず、長く同じデータ記憶装置を搭載して使っていくうちに、
ある時にパソコンのシステムか内部の回路の調子が急におかしくなって、
内蔵されたHDDが正常に開けなくなることがあります。

特にデスクトップの画面までの起動にたどり着けず、途中で止まったりループしてしまうとまた大変です。

ノートパソコンや小型のMacパソコンを一台のみ所持されている、という場合は、
別の機材が必要になるため、最初からプロのデータ復旧サービスセンターに、
ハードディスクごと機器を提出して、内部のファイルを取り出ししてもらわれることも推奨します。




OSの再起動を実行してパソコンの復旧を試みるには?

まず、今コンピューター上に起きているトラブルがオペレーティングシステムの不具合によるケースでしたら、
電源を入れてからBIOSのロゴ画面でF8キーを数回を押してセーフモードで起動する手順を試してみましょう。

セーフモードを一通り試してもOSが開けなかったら、OSの起動ディスクをDVDドライブ装置のトレイに挿入します。

そして、「システムの復元」や「スタートアップ修復」「回復コンソール」といった、
復旧の手段を一通り試してみてください。

(OSを再インストールをすると、内蔵HDDのデータが取り出しの前に初期化されて消えてしまうので、
 この段階ではまだ控えてください。)

UbuntuやKnoppixからPCを立ち上げる方法とは?

それでもパソコンが立ち上がらない時は、今度はDVDドライブにLinuxディストリビューションの、
「Ubuntu」や「Knoppix」のOSを書き込んだディスクを挿入して起動します。

たとえば、Ubuntu Desktop 日本語Remixのダウンロードなどからインストールができます。

これらLinuxのOSでコンピューターを開けたら、外付けHDDやUSBメモリを接続して、
CドライブやDドライブのデータを全部そちらにバックアップして、回収していきましょう。

その後でOSのリカバリー(再インストール)を行って、PCを修復します。

どうしてもうまく行かない時は、プロのデータリカバリーサービスに問い合わせをして、
内蔵されたHDDのファイルの復元といったレスキューの作業を行ってもらうことをおすすめします。




パソコンのどこかの内部パーツが故障していたら?

次に、BIOSのロゴマークも表示されず、内蔵のHDDやコンピューター自体が、
なぜか動かなくてこれらの方法が使えない、という場合にデータを取り出す方法について。

まず、一度そのマシンから内蔵されたHDDを取り出して、別の壊れていないPCの方に交換して開いてみてください。

別のマシンの方で普通にOSやデスクトップの画面が開けたら、
PC本体の別のパーツ(メモリやCPU、CPUクーラー、マザーボード、電源ユニットなど)の方に、
部品の故障や配線の接続不良などの問題が出ている可能性が高いです。

また、外付けHDDケースを分解してディスクを取り出してデータを救出する方法については、こちらのページにて。

※別のハードディスクに交換かまたは増設をした後で、マイクロソフト・ウィンドウズの
 起動画面が表示されないエラーが発生してしまうようなケースも稀にあります。

パーツ同士のスペック(性能)や容量の相性などにご注意ください。

壊れたパソコンの修理やデータの救出をしてもらうには?

次に、同じ種類のコンピューター製品の予備のマシンをお持ちでない時は、
パソコン修理サービス店に持って行って取り外してもらい、対象のHDDの読み込みの作業も行ってもらいましょう。

特に小型で薄いノートPCやモバイルの機器は、個人ではケースの取り外しや部品の分解が難しい物も多いです。

もしパソコンを変えても、増設した内蔵のHDDが反応しない時は、
逆にそのハードディスクドライブが回路のクラッシュや老朽化などで壊れているおそれがあります。

その場合は、専門のデータ復旧サービスセンターの方に持って行って、
内蔵されたハードディスクのデータ取り出しの作業を行ってもらってみてください。