Microsoftから提供されています、コミュニテーションツールのサービスである、
「Microsoft Teams」(マイクロソフト・チームズ)でチャットなどの機能を普段お使いの際に、
保存していた各所への連絡先(アドレス帳)のデータを間違えて削除したりして見れなくなった時に、
後から復旧をするには、どのようにして修復の手順を実行すればいい?という疑問について。
Windows 10以前と11でのデータ管理の違いの注意点
まず復旧までの手順の解説の前に、Microsoft Teams(有料版)のチャットで使用できる連絡先リストは、
Windows 10以前では「People」(ピープル)のツールを用いて、データを管理することができました。
ですがWindows 11(ウィンドウズ・イレブン)からは、Peopleの機能が廃止されていまして、
別の方法を使って管理する必要があるため、最近でOSのアップグレードをされた方はこの注意点をご留意ください。
連絡先のデータを削除してしまったり開けなくなっても、状況次第でまだアクセスし直したり、
またはほかの機能や専門のサービスにて、復旧ができる可能性があります。
現在Microsoft Teamsを使用しているアカウントの確認

次に、Teamsのソフトウェアで現在認識されているMicrosoftのアカウントの確認方法について。
まず、Microsoft Teamsのアプリケーションソフトウェアを起動して、
画面右上の「…」マークを押すと表示されるタブメニューにある、「設定」をクリックします。
次のページの項目にある「プライバシー」を開いて、一番上の「連絡先情報の管理」をクリックします。
こちらの「コンタクト情報」で、お使いのユーザー名とメールアドレスが表示されているかをご確認ください。
もし別のMicrosoftのアカウントが表示されていた時は、以前にTeamsを使用した方へサインインを行ってください。
連絡先のデータを別のパソコンやモバイルで使用するには?

次に、前に使用していたアカウントで使用した連絡先のデータをインポートして、
別のパソコンやモバイル端末に連絡先のリストなどを移して再度使う形で復旧する方法について。
まず、「設定」画面の一覧にある「ユーザー」の項目の、「連絡先を同期」のコーナーにある「管理」を開くと、
「モバイル デバイスを設定」の項目で、連絡先データの取り込みできる専用のQRコードが表示されます。
こちらのコードを、スマートフォンやタブレットのQRコードスキャナーで読み取って(または専用リンクで)、
Teamsモバイルアプリで登録した連絡先のデータを、同期もしくはインポートでコピーすることができます。
また、パソコン同士の場合も以前のアカウントへのサインインをして登録データを開くことができます。
ほか、Microsoft Queryで使うデータソースを復元する方法については、こちらの解説ページにて。
一方で、パソコンや外付けHDDなどの場所のみに住所録などを記入したファイルを保存していた分があって、
コンピューターの破損や補助記憶装置の故障により開けなくなった、という場合には、
物理障害の問題に対応されているデータ復旧のサービスにて取り出しをしてもらうことができます。
CSVファイルによるデータのエクスポートと復旧の手順

次に、マイクロソフトのアカウントの画面で連絡先などのデータをエクスポートする時の手順について。
まず、Microsoft Edgeなどのウェブブラウザを開いて、MicrosoftのページでTeamsを使うアカウントでサインインします。
画面右上のアイコンをクリックして、「Microsoft アカウント」を開きます。
「プライバシー」の項目を開いて、画面の下部にある「Teams」(チームズ)のアイコンをクリックします。

「自分のデータのエクスポート」のページにある。「連絡先のエクスポート」をクリックすると、
「Contacts」という名称のCSVファイルが、パソコンの「ダウンロード」フォルダーに保存されます。

また同じく、共有予定表のイベント、コミュニティ参加要求メッセージ、プライバシーの設定、
チャット履歴、送受信した画像と動画のファイルも、エクスポートでバックアップデータとして保存ができます。
続いて、Microsoft Teamsのページまたはソフトウェアの画面で、
連絡先リストの項目を右クリックして、「連絡先リストに追加」を開きます。
そして新規でアドレスを書き込みするグループを選んで、情報を記入して保存をしてください。
アカウントにサインインできない時の再設定
一方で、アカウントのパスワードを忘れるなどのミスでサインインができなくなった時は、
もしメールアドレスの登録時に連絡用の別のメールアドレスか電話番号を登録していましたら、
そちらに確認コード送信して、パスワードのリセット(再設定)などを行って復旧できる見込みがあります。
また、パソコンのSSDやハードディスク、またはポータブルSSDなどの場所に保存していた、
CSVといったファイルの拡張子をいつの間にか削除していて、予備の分もなかった、という時には、
プロのデータ復元のサービスセンターにて、表示が消えた拡張子を修復してもらわれることもおすすめします。





