ファイル名やフォルダ名を間違えて上書きした時に修復するには?

新しいプログラムファイル(拡張子)を作成、または編集して保存した時にうっかり別の必要なファイルと
同し名前で保存して上書きしてしまい、前のファイル(またはフォルダ全体)の内容を喪失してしまった、
というデータのアクシデントに遭われてしまった場合はどうすれば修復できる?という疑問について。

一段階ずつ戻す機能からデータを救出する手順とは?

まず、上書きしてしまったファイルの元データは、普通に削除したファイルやパーティションをフォーマット
(初期化)して消去したデータ等よりも復帰できる方法がやや限定されて難しくなってしまいます。

開いているアプリケーションソフトと展開しているファイルをまだ閉じていなければ、
メモリの方にそれまでに作業してきた操作の一回以一回の分の「履歴」がまだ残っています。

『元に戻す』 『一段階戻る』 『アンドゥ』といった逆戻りの機能があればその項目を一回ずつ繰り返し選択して、
以前の状態まで戻していって最後に「別名で保存」をすれば、失った過去データ分の救出ができます。




データを展開していた画面をすでに閉じていた場合に復旧するには?

しかし、すでにアプリケーション画面や開いていたファイルを閉じてしまっていると、特にメモ帳や画像ファイルなどの
普通の一個のファイル・フォルダの場合は上書きをするとメモリがリセットされて元に戻らなくなるのでご注意ください。

ですが、スタート→アクセサリ→システムツールにある『システムの復元』を
予めOSにセットアップしていれば、一定期間ごとに自動的に更新される『復元ポイント』と
「対象のファイルの上書き前の時刻」が上手く一致すれば、再生が可能です。

この方法はアプリケーションをはじめOSの状態を全部逆戻りして修復させる機能なので、実行する時には必ず
復元ポイント以降に保存した他の全データのバックアップを取るか、またはシステム復元の実行後に対象の
上書き前の状態のファイルを別のUSBカードやMOなどにコピーした後に「復元の取り消し」を行って、また戻して下さい。

「ファイル履歴」でバックアップしたデータから復元

Windows 8や10のオペレーティングシステムをインストールしたパソコンの場合は、
コントロールパネルにあります「ファイル履歴」を使い、個別のファイルをバックアップして、
あとでそこから修復する方法が使えます。

「ファイル履歴」は、事前に設定を行ってデータをバックアップしている必要がありますので、
ご注意ください。

しかし、ファイルの上書きの場合は削除した場合よりも、難しくなりやすいため、
バックアップ用のデータが見つからない場合は、早めにプロのデータ復元サービスセンターに、
保存したデータ記憶装置を出して、診断をしてもらわれることを推奨します。

自動バックアップでのデータ保存の設定を行うには?

Macintoshパソコン(Mac OS X)の場合は『タイムマシン』という自動バックアップ機能のツールを
予めセットアップしておけば、いざという時のデータ消失トラブルをある程度、回避する事もできます。

また、市販のバックアップソフトを購入してインストールとセットアップを行い、定期的な時間おきに自動的に
ハードディスクドライブ内のファイルの状態を各時間の状態ごとに保存していく『差分更新バックアップ』という
機能を使うと、上書きミスや予期せぬシャットアウトなどのトラブルからある程度、データを守れます。

また、パソコン修理サポートの店舗や、データ復旧サービスで、バックアップや
設定の代行作業を行われているところもあります。

※差分ごとにフォルダを作成して更新分を保存する設定にしていない場合は 一定時間が経つと、
システムの復元機能と同じくバックアップ分もいずれ 上書きされるため、
すぐにバックアップ先からデータを拾い出して復旧しましょう。

データ復旧のサポートセンターで見てもらう

なお、逆に上書きをしないまま展開したファイルを間違えて閉じてしまった場合、
アプリケーションソフトによっては、自分で保存をしていなくても、
ツールがまだ直前の状態を一時的に記録していて、予期せぬトラブルでシャットアウトされても
以前のセッションを復元』といった機能が動いて、もう一度だけ開けることもあります。

もし各種機能で元に戻せるタイミングが合わずに上書きして消えた分が自身で元に戻せなかったら、
データ復旧サービスセンターや、ファイルの復元の措置を実施されているPCサポート業者に
お問い合わせをして、修復作業の依頼をされてみてください。