ネットワークウォークマンに、回路の経年劣化による故障が発生して取り込んだ楽曲のデータが開けなくなったり、
また機器の本体ごと水濡れや水没をしたり、落下や踏み付けなどの強い衝撃で損壊してしまわれた場合や、
間違えてファイルを削除してしまった時には、どうすれば復元することができる?という疑問について。
目次
ネットワークウォークマンが正常に開けない時は?
まず、ネットワークウォークマンが正しく操作できなくなったり開けない場合に、復旧をする手順について。
ひとまず、端末の本体の電源を一度切ってから、もう一度付け直して、
今度は正常に立ち上がるかどうか、試されてみてください。
バッテリー(電池)が破損している場合は、交換をしてもらう必要があります。
場合によっては、まだホームメニューを何とか開ける時は、
「各種設定」→「共通設定」「各種初期化」→「設定初期化」と進みます。
そして「はい」を選択して、設定のリセットを行われてみてください。
パソコンから必要な音楽ファイルをバックアップする
次に、近年のフラッシュメモリ型のネットワークウォークマンでしたら、
別の補助記憶デバイスに、パソコンでMusic Center for PCなどのソフトウェアを通して、
デジタルデータをバックアップしておくことで、
故障した時にもコピーしたファイルの拡張子を移して、新しい端末に復旧させることができます。
また、ICレコーダーから削除したファイルを復旧するには?という疑問については、こちらのページにて。
たとえば、SDメモリーカードに音楽データをバックアップしていた場合はそこから引き出して、
買い直した、または修理をしたウォークマンの本体に復元できるかどうか、確認されてみてください。
SONY(ソニー)の携帯音楽プレイヤーのウォークマンとは?
SONY(ソニー)より開発・販売されています携帯音楽プレイヤーの
ウォークマン(Walkman)は、Apple社のiPod(アイポッド)と需要を大きく分ける、
音楽データを保存して再生することができる、ポータブルオーディオプレーヤーです。
MDウォークマンやCD/DVDウォークマン、またDATウォークマンやビデオウォークマンと、
音楽を録音・再生する媒体によって種類が分かれているのですが、現在では、
フラッシュメモリ型ウォークマン(NW-E99・NW-A829・NW-S706F)などのシリーズが主流になっています。
そして取り扱う一部のデータは、SDカードなどを通してバックアップすることもできます。
また、ウォークマンで使用しているSDメモリーカードの方を、誤った初期化といった動作で、
すべてのファイルを消去してしまった時は、データ復旧サービスに注文して復元をしてもらう方法もあります。
SDカードから削除したファイルは復元できる?
次に、携帯オーディオプレーヤー(portable audio player)のネットワークウォークマンに、
差し込んで使用しているSDカードに保管していたデータを、間違えて削除した時に復元する方法について。
まず、保存していた音楽などのデータを間違えて削除して表示が消えていても、
まだファイルの拡張子の痕跡データはすぐには消えずに、セクタに残っています。
SDカードをウォークマンから取り外して、USBカードリーダーに差し込みして、パソコンに接続します。
次に、市販のデータ復元ソフトウェアをパソコンにインストールします。
ソフトウェアを起動して、メモリーカードを読み込みしてドライブスキャンをかけることで、
SDメモリーカードから消えた音楽などのファイルを、ある程度まで修復できる見込みがあります。
ほか、ウォークマンの音楽をパソコンに移す方法は、こちらを参考までに。
(ミュージック関連のデータは著作権の問題上、保管する場所には一応ご注意ください。)
故障が起きた時に保存されたデータを復旧してもらうには?
ですが、一般の個人でできる方法では、大量のファイルを誤ったメモリーカードからの初期化などで失った時に、
一部のデータしかスキャンで復元できなかったり、拡張子が破損している状態で修復されることもあります。
また、ネットワークウォークマンやSDカード自体が、バックアップを取っていない時に、
物理的な回路の破損で故障してしまった場合は、読み込みができなくなります。
その際には、専門のデータ復旧サービスセンターに、壊れた端末やストレージデバイスを提出して、
内部のファイルを抽出してもらう形でのリカバリーの方法が、有効かつ一番確実な方法です。