パソコンの電源を押してから少し待った後に、通常はBIOS→Windowsロゴ→デスクトップ、
と画面が順次切り替わってその後でパソコンを使えます。
しかしWindows画面の前辺りのタイミングで黒い画面に白いアルファベット文字が
表示されて、ウィンドウズの起動が阻害されてが開かないトラブルが稀に起こる場合もあります。
フロッピーディスクが入ったままの場合
近年のパソコンはフロッピーディスクドライブは搭載されていないマシンも
多いのですが、FDDが入っていてさらにディスクを前回の起動時に差し込んだまま
電源を切っていた場合は、このことが原因である可能性が最も高いです。
InvaLid partition table
Error loading operating system
Missing operating system
という英文のエラーメッセージが出た時は大体これに当てはまります。
BIOS設定で起動ドライブの優先順位がFDに設定されていると
先にフロッピーディスクが読み込まれてしまいます。
すぐにドライブからフロッピーを抜いてキーボードのキーを押すか、
もう一度パソコンを起動し直すことで元に戻ります。
また、同様にUSBメモリやカードリーダー/ライターがUSBコネクタに
差し込まれたままの状態だったり、内蔵CD/DVDドライブに何かの起動用データ保存ディスクなどが
入ったままパソコンを付けるとWindowsの起動ができない場合もあります。
PCの電源を閉じる前には習慣的に必ず挿入したディスクや
USBメモリは取り外すように心がけるのも、大切な使い方の一つです。
またパソコン内部のパーツが外れていると、黒い背景に白いメッセージの画面が表示されます。
ほか、例として、アドバンスデザイン 様での、
パソコンが起動しない・黒い画面で停止したときのトラブルシューティングの解説も参考までに。
NTLDR is missing
というエラーメッセージが出た場合はMBR(マスターブートレコード)という
Windowsを開くために必要な領域が壊れている可能性が高いです。
この場合はWindowsインストールCD-ROMを挿入して回復コンソールを
起動し、システムの修復を試してみましょう。
それでも直らない時は、パソコンサポートセンターなどのプロの業者に注文をして、
復旧の作業をしてもらわれることもおすすめします。