デジタルカメラで使用するメモリーカードの規格である、xDピクチャーカード(xD-Picture Card)が、
ある時に強い衝撃などで破損してしまい、内部の写真画像といったファイルが読み込めなくなったら、
どのようにすれば失ったデータを復旧(Data recovery)することができる?という疑問について。
目次
xDピクチャーカードが破損してしまう原因とは?
まず、デジタルカメラに普段からxDカードを何度もカードリーダーに差し替えて使用していくうちに、
やはりどうしても、次第に差し込み口が徐々に傷んでいきます。
また、メモリーカードへのデータの書き込みや削除ができる回数も無限ではなく、
最終的な使用限度を迎えてくると、ファイルの記録の調子が悪くなってくることもあります。
ほかに、デジタルカメラの本体ごとxDピクチャーカードを海や川、水溜りに落としてしまったり、
雨に濡れる、飲料がかかる、などの原因で、水分に濡れると壊れてしまうこともあります。
基本的に、内部にある回路が損傷すると、一般の個人ではほぼ読み取りができなくため、
専門のデータリカバリーサービスに問い合わせて、復旧の作業をしてもらうことが唯一の方法です。
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薄い形状のメモリーカードは衝撃に弱い?
次に、フラッシュメモリはわりと丈夫にできているので、
少し水が付いたり、もしくは洗濯機で衣類と一緒に洗ってしまってもxDカードだけは無事だった、
という場合もあるのですが、それでも破損する可能性も高いです。
また、薄い形状のため、踏みつけたり強打して掛けたり割れてしまう物理的な損傷が起きて、
デジタルカメラの本体やカードリーダー、またはカメラ屋ないしコンビニでの読取装置からは、
xDピクチャーカードのデータの読み込みができなくなるトラブルも、時には出てしまいます。
デジタルカメラから抜き出してカードリーダーで開いてみる
例えば、xDピクチャーカードが折れ曲がったり、水分が浸入したりして破損しても、
内部の写真画像といったデータの記録回路であるメモリチップには傷がなく、無事であることも多いです。
しかし、メモリーカードの破損により、コンピューター上のデバイス的な読み取りができないと、
個人では画像ファイル群のデータのバックアップを取ることができません。
逆に、デジタルカメラが破損していただけでしたら、USBケーブルでの接続ができなくなっても、
まだカードリーダーに差し込みして開く形で、ストレージの読み込みを復旧することはできます。
また、xDピクチャーカードの写真画像のデータを復旧するには?という疑問については、こちらのページにて。
差し込み口に少し汚れが付いただけでしたら、丁寧に拭き取って付け直してみてください。
また、xDピクチャーカードからパソコンや外付けハードディスク、RAIDケースなどに移したファイルが、
間違えた消去のミスによる操作で表示が消えたり、ストレージの破損で開けなくなった時は、
デジタルデータリカバリー様といった、専門のサービスで復旧をしてもらうことができます。
物理的に故障した補助記憶装置はパソコンからでは直せない?
他の事例に、誤ってファイルを削除してしまった時に役立つデータ復元ソフトウェアは、
xD-Picture Cardといったストレージが、パソコンにリムーバブルディスクとして認識されなければ、
痕跡のデータをメモリーからスキャンして復旧をすることができません。
デジタルカメラで撮った静止画の写真を、画像ファイルとして保存する小型メモリーカードであり、
スマートメディアの後継として開発されたxDピクチャーカードの製品は、
現在ではあまり使われなくなってきたため、新しいカードリーダーの中には接続できない物もあります。
また例として、3Aデータ復旧サービス 様での、
xDカードが壊れた!?フォーマットエラーが表示されたデータ復旧方法 の解説も参考までに。
一時的なアクセスエラーが起きただけの場合は、別の電子機器やオペレーティングシステムで、
もう一度つなげてみると、開き直せる場合があります。
ですが、今はxDピクチャーカードといった補助記憶装置が物理的に故障していると、
どの電子機器からつなげてもやはりパソコンでは開かないため、個人ではデータを直せないケースが多いです。
またトラブルの解決を、デジタルカメラの機材専門で受け付けている店舗や、
またサポートの一環として、私設のPC修理サービス店で受け付けているところもあります。
データ復旧サービスセンターで内部のファイルを取り出ししてもらう
このように、メモリーカード自体が破損してシステム上で認識されない時は、
やはり専門の事業として実施されています、データ復旧サービスのサポートにて、
破損したカードの規格を、専門の設備で分解してもらう必要があります。
そして、xDピクチャーカードの内部の記憶回路が損傷していなければ、
写真画像のデータなどを抽出してもらい、ファイルのバックアップを取ってもらうことができます。