Google(グーグル)から開発されています、携帯汎用オペレーティングシステムの、
Android(アンドロイド)が搭載されたスマートフォンやタブレット端末をお使いの際に、
モバイル端末の内部にあるストレージに保存された電話番号や住所の連絡先のデータを失ってしまったら、
どうすれば多機能型携帯電話のアドレス帳を復元することができる?という疑問について。
目次
Androidのスマートフォンが故障するトラブル
まず、docomoやau(KDDI)で使われるSony EricssonのXperiaといった、
スマートフォンには、Googleより開発・提供されているAndroid(アンドロイド)のOSが搭載されています。
またスマートフォンの連絡先には携帯電話と同様に家族、友人、知人、行きつけのお店、取引先の会社、
よく訪れる施設、といった所の電話番号や住所、メールアドレスなどの連絡先を登録できます。
しかし、もしもお使いのAndroidのスマートフォンを保護カバーを付けずに、
どこかにぶつけてしまったり、硬い床に落としたり水濡れして壊れてしまったり、
またはスマホの本体をなくして、電話連絡先のデータごと紛失してしまったら、復旧するのがまた大変です。
ですが、適切な方法を取るか専門のサービスにて、まだ失ったデータの復元ができる見込みもあります。
電話連絡先のデータをバックアップするには?
次に、住所録や電話番号の控えである連絡先の一覧のデータまでなくしてしまうと、
またNTTドコモ(docomo)といった店舗で新規で機種を購入された際に、携帯番号に入力し直さなければならず、
時にはもう一度一件ずつ、電話番号を聞き直したり調べ直す手間もかかります。
そんなもしもの時に、書き直しや調べ直しアドレス帳を作成し直す手間を回避するために、
Androidで保管している連絡先のデータファイルをまとめてバックアップして保存する方法もあります。
また、Androidを搭載しているスマートフォンは数多くありまして、
ここではその一つのSony Ericsson(ソニー)から開発されている、
Xperia(エクスペリア)の例で、手順を説明いたします。
Androidのアドレス帳のファイルを保存する手順は?
まずは、Androidのトップメニューの画面を開きます。
次の手順で、下のバーの「電話」をタップして「連絡先」の項目をタップします。
右下のボタンを押して「連絡先エクスポート」をタップします。
そしてメモリーカードを選択して、「OK」を押します。
これで、スマートフォンやタブレットPCに現在差し込みしている、Androidの機能で保存したSDカードの、
「sdcard/SD-PIM」といった名称のフォルダーに、電話連絡先のデータファイルがコピーされます。
ほか、Androidで削除した写真画像のデータファイルを復元する方法については、こちらのページにて。
もしバックアップがない状態で、すでにスマートフォンやタブレット端末の基板やモニターが壊れて、
開けなくなっている時は、内部のデータをそのままにして修理をしてもらえるサービスもあります。
SDメモリーカードの連絡帳といった拡張子をコピーする
次に、「PIM00001.vcf」といった連絡帳のファイルの拡張子が保存されているSDカードのボリュームに、
パソコンとスマートフォンを同期するか、SDメモリーカードをUSBカードリーダーに差し込みして、
PC上のフォルダーにコピーでバックアップをして、アドレス帳の保存は完了です。
そして前回の時の登録と同様に、一度連絡先のデータを入力して登録しておけば、
次回から電話番号の打ち込みを省略できて、また詳細を見直してチェックするのにも便利です。
パソコン上から操作をされる際には、誤って同じファイル名での連絡帳などの上書き保存をして、
以前の分の必要な住所録といったデータを消去してしまわれないようにご注意ください。
別のアンドロイドのスマートフォンにデータを復元
次に、後にAndroidのスマートフォンが壊れて買い替えをした時に、後でまたパソコンと同期して、
その電話連絡先のファイルを、今度は「インポート」する以前と同じようにして、データを復元できます。
もし、Androidのスマートフォンやタブレット端末に差し込みしたSDメモリーカードを、
誤ってフォーマットしたり、電話連絡帳といったデータをうっかり削除した時は、
専門のデータリカバリーのサービスセンターに出して、復元をしてもらう方法もあります。
クラウドストレージに予備のファイルを転送するには?
また別の手法としてクラウドストレージのサービスから読み込む方法もあります。
まず例として、Google(グーグル)にログインしてから、同期接続をします。
メニューキーから、その他⇒表示オプションとタップして、
「System Group: My Contacts」にチェックを入れてます。
そして、「OK」を押して完了です。
また、Googleドライブでデータを自動バックアップして復旧する方法については、こちらのページにて。
インターネット上のクラウドストレージに、写真画像や住所録といったデータを転送しておくことで、
ケータイやスレートPCが壊れたため買い替える時に、予備のファイルにより後から移行する際にも便利です。
別のアプリやパソコンのソフトの住所録から引き出す
次に、AndroidのスマートフォンやスレートPCで使用している別のアプリや、
パソコンにある筆ぐるめや筆まめ、筆王、ExcelやWord、OutlookやThunderbirdといった、
どこかのソフトウェアに住所録を作成していましたら、そちらから引き出す手法もあります。
またAndroidでの、連絡先の追加、移動、読み込みの仕方なども参考までに。
ほか、インターネット上の電子メールサービスのアドレス帳なども見直されてみてください。
データ復旧サービスでモバイル端末を見てもらう
次に、もしもこれらの方法でモバイル端末の連絡先のバックアップを取っていなかった時に、
Androidのスマートフォンが壊れてしまい開けなくなった場合に、データを復元する方法について。
まずは、携帯電話会社の窓口に持っていって、簡単に状態を見てもらいましょう。
液晶モニターの画面やボタンが割れて、押せなくなるくらいの破損でしたら、
内部のモバイルコンピューターの機能はまだ無事で、データを取り出せる見込みもあります。
しかしそれ以上の破損で、中身も壊れていて同期もできない状態の場合は、
専門のデータ復旧サービスセンターに問い合わせて診断をしてもらい、
連絡先やメールなどのデータの復元をしてもらわれることをおすすめします。