パソコンのハードディスクドライブやSSDに保存されたファイルの拡張子を、
別の外付けの補助記憶装置(オーグジュアリ・メモリー)にコピーする際に、
USBメモリーに書き込みする際の、PCで使うストレージのデータの安全性はどれくらい?
また、内部のデータが開けなくなるトラブルとは?という疑問について。
目次
USBメモリが読み込みできないトラブルとは?
パソコンなどでファイルのコピー・バックアップ・書き込みに使うデータ保存媒体の一つである、
USBフラッシュメモリ(FLASH MEMORY)は、以前は256MBや512MBと、
最大容量の低い製品が標準的で価格もその値段だったのですが、近年のフラッシュメモリは
1GB・2GB・8GB・16GB・32GB・64GB~と、容量の高い製品が1000円〜数千円と、お手頃な金額で販売されています。
なので、誰でも安価でお手軽に容量の高いメモリを扱えるようになりました。
しかし、誤ってUSBフラッシュメモリを固い床に落としてしまったり、経年劣化によって壊れた場合、
PCのUSBポートに接続しても読み込みやデータのコピーができなくなることが多いです。
もし、まだ故障したUSBメモリの中に必要なファイルがあってバックアップが出来ていなかった時には、
プロのデータリカバリーサービスに注文をして、見てもらわれることを推奨します。
電子抜けによるデータの喪失のアクシデントとは?
USBメモリはデータの読み込みエラーや破損に強い補助記憶媒体なのですが、
何年もの間、長時間放置して使用していないと、電子抜けが起こったりする可能性もあり、
USBメモリはそれほど長期間の保存に向いているデータ記憶媒体ではありません。
ファイルをバックアップでずっと長い間取っておくためには、
外付けハードディスクやDVD-Rなどを用いて保存されることをおすすめします。
USBメモリが故障してファイルが開けなくなっても、まだ、プロのデータ復旧サービスセンターに
問い合わせて、内部の拡張子の取り出しの作業をしてもらうこともできます。
USBフラッシュメモリのメリットとは?
また、数万円単位で256GBと、HDD並みに大容量のUSBメモリも発売され、
さらにはHDD自体の代わりにもなるSSD(ソリッド・ステートドライブ)も登場しています。
USBフラッシュメモリは、ハードディスクのようにヘッドやモーター・ディスクといった装置が
搭載されていないので稼動音は鳴らず消費電力も少なく済み、
そして何より故障が起こりにくいという非常に心強いメリットがあります。
CD/DVD/BD/MOディスクのように版面にキズや汚れが付く心配もなく、
熱暴走も起こりにくく、また持ち運びも簡単なので、物理的・システム的ともに
最も安全性に優れた記憶媒体の一つとして大変多くの方に愛用されています。
メモリーカードへのセキュリティの設定
USBメモリ(USB Thumb Drive)をパソコンの入出力パス(input-output bus)であるUSBポートに差し込むと、
他のデータ記憶装置のようにUSBカードリーダー/ライターやDVDドライブを経由しなくても、
すぐにリムーバブルディスク(記憶デバイス)として認識されて、データを読み込みできます。
またメモリーカード自体にも、セキュリティソフトや暗号化の機能が搭載されている製品もあります。
なので、第三者によるデータ漏洩や盗み見の防止にも役立ちます。
一方で、別のパソコンやPC以外のコンピューターの機器に差し込みしたら、
USBメモリのデータが開けない、というケースもあるのでご注意ください。
・USBメモリの差し替えでデータが開かない時の復旧方法は?という疑問については、こちらのページにて。
データ復旧サービスで復元をしてもらう
また、誤って必要なファイルを削除してしまったり、間違えてフォーマット(初期化)をしたり
上書き保存などのミスをしてしまった場合は、他の補助記憶装置と特に変わらず、
そのまま表示の上では拡張子が消えてしまいます。
その際には、専門のデータ復旧サービスセンターに提出をして、USBメモリから削除してしまった
ファイルの復元をする作業を注文されてみることをお奨めします。