うっかり削除してしまったデータファイルを復元できるDataRecovery
(データリカバリー)をはじめとするフリーウェアソフトを使って対応できる問題の事例のケースについて。
データ復旧フリーソフトの利点はダウンロードで入手できるのでコストがかからず、
しかもいつどこからでもネットからDLできる所です。パソコンの操作ミスや誤った
指示などでデータを消去してしまい急に困った時には非常に頼もしいフリーソフトです。
一方でストレージ自体が破損していて、データ復旧ソフトウェアをインストール・セットアップしても、
ファイル(File)のスキャン自体ができず、個人でのデータのサルベージが不可能な時や、
パソコンそのものが壊れた状態でしか動かない場合には、より専門的な技術を備えた、
データ復旧サービスセンターに依頼をすることで、失ったデータを回収してもらえます。
システム上でのファイルの損失の場合
次に、損失したファイルを修復する際、一般の個人での対応ができるパターンと、そうでないパターンがあります。
これらのアプリケーションソフトウェアは基本的に論理障害(パソコン・フォルダー内部でのトラブル)
が専門で、ごみ箱から消してしまった削除ファイルなどを回収するためのツールです。
例えば衝撃などで保存メディア機器そのものが壊れてしまい、パソコンから機器への読込自体ができなくなった場合(重度の物理障害の場合)だと、
ツールからでは難しくなり、データ救出は別の方法で行う必要が出てきます。
あとやはりフリーソフトで性能も限定されてしまいますので、
削除データの種類や状況によっては対応ができないケースも出てしまいます。
それでもやはり、いつでもVectorなどで入手できる、といったサイト上でダウンロードできて使えるのが
かなりの強みなので、一度データの復元を試してみるのもよいです。
訪問者様からの参考例
Q:バックアップデータの拡張子は「MDDATA」であることが分かり、データ復元ソフトの、高度なデータ復元の機能を選択して一晩かけてスキャンし、
スキャン結果に「MDDATA」で全体に検索をかけてみたのですが、なぜか現在持っているファイルしか出きません。
(すべての検索結果のファイルの更新日時が最後に同期した日:消失より20日ほど後になっており、完全に最新の状態と同様です)
該当ディレクトリの部分はデータ(DATA)が消失してから1回のみの同期で、ほとんどいじっていないことです。
(1カ月ほど前にあまりに動作が遅かったために最適化をした覚えがあります。)
1つも過去のファイルが出てこないのはちょっと不自然だと思い、ファイルが断片化などによって、
元の状態をとどめていないだけなのでしょうか。見慣れない拡張子も数多くあるようなので。
ほか、パソコン修理なら「かおるや」(名古屋市と岐阜市) 様での、データ復旧・復元のフリーソフトおすすめ7選 の解説も参考までに。
誤って消去していたファイルを再構成する解決策とは?
A:ここ最近で、Cドライブ(ハードディスク)にディスククリーンアップやディスクデフラグ、
システムの復元、といった機能での大規模な整理を行った、ということはありますでしょうか?
消えたデータの痕跡は通常、すぐには消失しないのですが、
HDDの内容を大きく書き換えることで上書きがなされてしまった可能性もあります。
有償のソフトウェアのファイナルデータなどを使用した方が、より多くのファイルが検出できる見込みがあります。
しかし、何度スキャンしても無理だった場合はソフトウェアを使って
自力で直すのは残念ながらかなり難しくなってしまいます。
無理に何度も使うとその度に残った痕跡が消えてしまう危険があるため、
オンライン受付担当のデータ復旧サービスセンターにて、
破損した状態の診断を受けて修復をお願いした方がより確実です。