読み取り専用ファイルに設定してデータの上書きを防止するには?

Microsoft ExcelやWord、Access、PowerPointといったオフィススイートのアプリケーションソフトや、
Adobe PhotoshopやIllustrator、ホームページビルダー、メモ帳、はがき作成ソフトといった、
様々なユーティリティーの機能で作成して完成させたファイル、またデジタルカメラで撮影した写真画像の拡張子は、
そのままの状態だと まだ対象のファイルが一つだけで、個人用データの安全面では問題が残ります。

そこで、万が一の上書き保存などによるミスを防止するには、どういった方法がある?という疑問について。

外付けHDDを読み取り専用に設定を変更するには?

まず、特定のデータファイルを新規作成したり、編集をして保存した後に、
もうこれ以上は上書き保存をして変更しない、という場合に、安全に保管をする方法について。

たとえば、外付けHDDに保存をした後で、間違えて何かのミスで別の同名のデータと上書きしてしまったり、
保存されたファイルの内容を第三者に変更される、といったトラブルを防ぐためには、
拡張子を「読み取り専用」に設定を変更する手順を施す手法が有効です。

まずは、対象のファイルの拡張子のアイコンを、エクスプローラーなどからフォルダーを開いて表示します。

そちらのファイルを右クリックして、プロパティの画面を開きます。

「~~~(ファイル名)のプロパティ」という画面が出たら、項目の下の方にある「属性」の、
『読み取り専用』という四角いマークにチェックを付けて、『適用』→『OK』のボタンを押します。

これで、その拡張子は直接データの上書きをすることが出来なくなり、ブロックが施されます。

後にまた上書き保存ができるように設定したい時には、同じようにプロパティを開いて、
今度は『読み取り専用』のチェックを外して、『適用』→『OK』を押してみましょう。




ファイルの名前を変更して誤った上書き保存を防止する

また、読み取り専用の状態でデータの中身の書き換えができない時でも、
ファイルのアイコンを右クリックして、いつでも名前を変更することはできます。

日々、アプリケーションソフトで多くのファイルを作成される際にも、
名前が同じものにならないように気を付けて、またフォルダーも日付や分野ごとに、
複数に分けて管理されていくと、ヒューマンエラーを防ぐための安全性も高まります。

ほか、ファイル名やフォルダ名を間違えて上書きした時に修復するには?という疑問については、こちらのページにて。

さらに、フォルダーの方にもロックを掛けておくと、よりセキュリティが向上します。

また例として、@IT 様での、USBメモリを読み出し専用にする手順の解説も参考までに。

デジタルカメラやデジタルビデオカメラでは、写真や動画のデータの設定をリセットしたり、時間が経つと、
たまに同じ番号でファイルが作成されることがあるため、重複して保存をされないようにご注意ください。

別のストレージにデータをバックアップしておく

しかし、読み取り専用に設定を変更しても、ファイルやフォルダーの削除は可能な状態です。

誤って消去してしまうトラブルを防止するには、重要なファイルを必ず、
他のデータ記憶装置にコピーして、二箇所以上にバックアップすることが大切です。

データのバックアップに使用されるストレージは、
長持ちしやすい外付けHDDやRAIDケース、DVD-Rなどの補助記憶装置が向いています。

隠しファイルや隠しフォルダーの設定にして見えないようにする方法とは?

次に、ストレージの使い方によっては、『隠しファイル』にもチェックを入れて、
一目ではわからないように非表示状態にするなどの対策を施してみる方法もあります。

まず、対象のファイルやフォルダーを右クリックして、プロパティの画面を開きます。

同じく、「属性」の項目に「隠しファイル」というボックスがありますので、
そちらにチェックを入れて「OK」を押します。

これで、Windowsのエクスプローラーでは、通常はそのファイルやフォルダーが表示されなくなります。

隠しファイルや隠しフォルダーを表示するには、エクスプローラーの画面の上部にある、
「表示」のタブを開いて、「隠しファイル」のボックスにチェックを入れます。

これで、他のファイルより少し薄い色のアイコンで、対象のデータが表示できます。

失ったデータファイルを後から復元することはできる?

もし、読み取り専用にしていなかったファイルを間違えて同名の同じ拡張子に上書きしてしまった場合は、
通常はそのファイル自体を元に戻すことはできなくなります。

そのため、外付けハードディスクやRAIDケース、クラウドストレージなどの場所に、
あらかじめバックアップしていたデータがあれば、そちらから引き出す形で復元されてみてください。

あるいは、作成したソフトウェアを使って上書きしてしまったのでなければ、
事前に「BAKファイル」が自動で作成されていれば、
そちらの拡張子の名称を元のデータのものに変更して、復旧することができます。

また、間違えてファイルを削除した場合には、まだゴミ箱のフォルダーに移行していることが多いです。

もしゴミ箱にもなかった場合は、市販のデータ復元ソフトでサルベージを試みることもできます。

より確実に、消去したファイルを元に戻したい、という際には、
専門事業のデータ復旧サービスセンターに注文をして、修復をしてもらわれることを推奨します。