Androidで撮影・編集した動画データを復元するには?

Google(グーグル)から開発された、モバイル端末用のオペレーティングシステムである、
Android(アンドロイド)がインストールされたスマートフォンやタブレットPCで、
カメラ機能を使って撮影した動画のデータや、アプリで編集をしたムービーのファイルを、
誤って削除するなどで失った時には、どのようにすれば復元することができる?という疑問について。

Androidで撮影・編集したムービーのファイルを削除した時は?

まず、Androidの「カメラ」や「アルバム」「ファイル管理」といったアプリでは、
ゴミ箱の機能が搭載されていないため、撮影・編集したムービーをフォルダーから削除したら、
そのままデータの表示が消えてしまいます。

そのため、基本的には別の場所にバックアップをしていた分のファイルから引き出すか、
または予備の動画や写真画像の分の拡張子がなかった時には、
専門のデータ復元のサービスセンターにて修復をしてもらうことが、ほぼ唯一の解決策です。



アンドロイドでmp4の映像データが保存された場所は?

次に、デジタルビデオカメラ(Digital Video Camera)の機能で撮影した録画映像のデータは、
「MOV~.mp4」の拡張子で、アンドロイドのモバイルコンピューターのストレージに保存されます。

こちらのファイルは、SDメモリーカードの方に保存されるように設定をしている、
もしくは後で本体のスマートフォンやスレートPCの内蔵メモリから、場所の移行をしていれば、
もし端末が故障しても、本体からSDカードを取り出してデータを救出できます。

また、WMVの動画ファイルのデータを修復する方法については、こちらのページにて。

デスクトップパソコンまたはノートPCに同期して、動画データを写真画像ファイルとともに、
Dドライブや外付けHDD、USBメモリといった、データ記憶デバイスの媒体にバックアップして、
やはり念のために、1つは個人用のファイルのコピーを取っておくと安全です。

SDメモリーカードから削除した動画ファイルを復元するには?

次に、microSDメモリーカードから動画のファイルを間違えて削除した時に後から復元する方法について。

まず、AndroidのXperiaやarrows、AQUOSといったスマートフォンやタブレット端末から、
差し込みされているSDメモリーカードを取り外して、USBカードリーダーに接続してください。

そしてUSBケーブルでパソコン本体につなげて、新しいリムーバブルディスクとして読み込みします。

もし、この時点でSDメモリーカードが破損していたり、フォーマットの違いや深刻なエラーなどの原因で、
正常にデバイスが認識できない時は、それ以上は通電を控えて一度取り外しをしてください。

そしてSDカードをデータリカバリーのサービスに出して、復旧の作業をしてもらわれることを推奨します。



間違えて消去した拡張子のドライブスキャンと修復

次に、microSDメモリーカードから間違えた消去の操作で表示が消えた拡張子は、
まだ見えないセクタの部分に、痕跡のデータが残っている見込みがあります。

そちらを専用のツールを用いて、拡張子を読み取って復元する方法があります。

一般の個人でパソコンでできる方法として、完全復元といった、
市販のデータ復元ソフトを購入して、パソコンにインストールしてスキャンを実行できます。

そして、対象のmp4といった必要な動画ファイルの拡張子がドライブスキャンで検出できましたら、
PC本体のEドライブや外付けHDDなどの場所にファイルを保存してください。

最後にムービー(Movie)の視聴のソフトで開いて、正常に閲覧ができれば修復に成功です。

クラウドストレージのサービスや投稿したサイトから引き出す

次に、Androidのスマートフォンやタブレット端末から、前にクラウドサービスに登録していて、
オンラインストレージのディレクトリに写真画像や動画などのファイルを、
自動で転送していましたら、そちらにサインインをして対象の必要なデータを探してみてください。

また、以前に自作のホームページのファイルマネージャーに編集したデータを送信していたり、
動画配信サイトやSNSに投稿していましたら、そちらから同じデータを引き出す手法もあります。

ほか例として、Premiere Elements のプロジェクトのバックアップを保存してみよう の解説も参考までに。

または、パソコン上の編集用のソフトで保存していたフラッシュのムービーといったデータが、
SSDやHDDに残っていましたら、そちらのファイルを開いてカスタマイズをし直されてみてください。

ですが、バックアップの分がどこにもなくて、またSDカードからのファイルの検出もできなかった時は、
まだ専門のデータ修復のサポートを実施されたサービスで、サルベージの措置を行ってもらうこともできます。

YouTube(ユーチューブ)やニコニコ動画の配信

現在、インターネットではYouTube(ユーチューブ)やニコニコ動画をはじめとした、
ビデオ映像をネットワーク上で閲覧できるムービーの配信サービスが大変人気です。

動画サイトとは、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、ネットワークカメラなどの機材で、
撮影した映像をネットワーク上にアップロードしたり、公式配信や商品の紹介、宣伝プロモーション動画、
また映像フラッシュの編集・変換ソフトで加工した映像を投稿するサービスです。

動画を発掘してピックアップしたナビゲーター、サンプル紹介のウェブサイト、
また動画専門の検索といったサービスを、小型の電子機器からも観られるようになったりと、
YouTubeやニコニコ動画の登場以来、爆発的な広がりを見せています。

一方でその分、スマートフォンやタブレットコンピューターでも、
ストレージに保存した動画といったファイルの損失は、決して珍しいことではないので、
やはり日々の安全なデータの保管が非常に大切です。

もちろん、モバイルコンピューターで使ったmicroSDメモリーカードにコピーして、
しっかりと安全な場所に保管しておくだけでも、とりあえずは保全ができます。

ですが、長期的なデータの保存では外付けHDDやDVD-Rの方が向いている補助記憶装置です。

データ復旧サービスで拡張子を取り出ししてもらう

また、Androidのスマートフォンやタブレットの端末の本体が物理的に故障してしまい、
電源が付かなくなって内蔵のフラッシュメモリにアクセスができなくなると、
内部の撮影した動画や写真画像の拡張子も、開けなくなるアクシデントが出てしまいます。

そうなってしまうと、一般の個人ではファイルの読み取りがほぼ不可能になるため、
モバイル端末に対応された専門のデータ復旧サービスで、取り出してもらわれることをおすすめします。