東芝製のdynabookのノートパソコンのトラブルを解決

日本の電子機器製造メーカーの、株式会社東芝(TOSHIBA)より開発されている製品である、
dynabook(ダイナブック)のシリーズのノートパソコンをお使いの際に、
もしエラーや故障といったトラブルが起きた時は、どのようにすれば解決できる?という疑問について。

ダイナブックのPCの故障やトラブルの主な原因と事例

まず、ノートブック型のPCはデスクトップ型よりも比較的、トラブルの事例が多い傾向にあります。

最近の高性能なマシンでも、やはり時々、以下のような原因で不調が起こることもあります。

・dynabookのキーボードのボタンが割れたり外れてしまい、入力の操作が効かなくなった。

・ノートパソコンの液晶ディスプレイの画面が映らなくなったり、ドット抜けが出ている。

・冷却ファンの回転音がせずに、起動してから高熱が発してくる。

・Windowsが途中で止まって、再起動や強制シャットダウンが起こる。

・パソコンの筐体の下の方から、変な音が出る。

・CDやDVDディスクの読み込み、書き込みができない。

・外への持ち出し中に、ぶつけたり落としてしまい、マシンが動かなくなった。

・ダイナブックに内蔵されたパーツを交換した際に、正常に認識されない。

・デバイスマネージャーで、新しいハードウェアが検出できない。

・LANボードから、インターネットがつながらない。

※うっかり、必要なファイルを削除してしまったり、ストレージを初期化(フォーマット)して消してしまい、
 失ったデータの修復をしてもらいたい、という際には、通常のパソコンの修理の依頼とは少し対応が異なります。

 専門事業のデータ復旧サービスセンター、またはファイルの救出を請け負われたパソコン修理サービスにて、
 申し込まれてみることを推奨します。



ノートパソコンの修理サポートに出す時は?

次に、ハードディスクドライブやSSDに異常が出た場合に、対処して解決をする方法について。

まず、必ずしもすぐにパソコンが起動できなくなるわけではありません。

まだある程度、たとえば数時間から数十日ほどの間にコンピューターのデータをバックアップして、
新しいパーツに交換で修理するまでの間の、期間の余裕が出ることもあります。

また、上記のようなトラブルは、dynabookのPCにだけ起こるわけではなく、
どのコンピューターでも、トラブルの事例は急に発生する可能性があります。

たとえば、本体と液晶一体型で新品のパソコンが購入後間もない段階で、
電源が入らなくなる故障が起きた時は、まず、珍しいタイプのパソコンだと、
まだ思わぬ初期不良や不具合が出ることもあります。

東芝での初期不良での交換で、別のdynabookのノートパソコンの本体に替えてもらわれることをおすすめします。

ビープ音が出て故障が起こった時に修復するには?

次に、DynabookのPCの起動の時、電源を入れるとピーッと音がしたため、電源を切って再起動させると音は消えるものの、
平均3回は繰り返すため、どうすれば電源を入れても音がしなくなる?という疑問について。

まず、その音は、どこかの機能やパーツに異常が起きていることを、
ユーザーに音の発信で警告する「ビープ音」(beep sound)です。

ピーピーピー、と3回鳴る場合は、メモリが故障しているか、しっかりと差し込まれていない可能性が高いです。

一度本体のケースを開けて、メモリの差し直しをしてみてください。

もしメモリが壊れていたら、比較的取り外しやすく安価のパーツなので、買い直して交換をすることで解決ができます。

また、dynabookが電源ボタンの不具合で立ち上がらなくなり、いろいろと自分で対策しているうちに、
HDDやSSDのフォーマットをしたところ、ひととおりデータを消したあとで、
リカバリDVD/CDの準備ができていなかった、ということもありますので、ご注意ください。

一方で、電源回路が破損して開かなくなったり、またはSSDやハードディスクが壊れて内部のファイルが開かなくなった時は、
デジタルデータリカバリー様といった、物理障害の問題に対応された、
プロのデータ復旧のサービスで、取り出しをしてもらうことができます。



デジタルデータリカバリー


デバイスマネージャーで問題が起きた時に直すには?

次に、WindowsのOSでデバイスマネージャーで、該当のネットワークアダプターを削除して、
PCを再起動するとエラーが直り、そのトラブルがすでに複数台のパソコンで起きている場合に、解決する手法について。

まず、デバイスマネージャーから削除して再起動しないと直らないトラブルが出ているそれらのパソコンは、
すべて同じdynabookで、使用しているアプリケーションソフトもほぼ同じ、という状態だと、
現在インストールされているウィルス対策ソフトやセキュリティソフトの機能が原因であるケースがあります。

たとえば、ネットワークアダプタが認証できていないために起きている可能性があります。

また、Dynabook(ダイナブック)のノートパソコンのデータ復元をする方法については、こちらのページにて。

いったん、ノートPCを再起動をすれば切断が解除される、というケースもあります。

一度、セキュリティソフトの解説書やツール上のマニュアルを見直して、
何かそういった制限機能があるかどうかを、確かめてみてください。

あるいは念のために、ソフトウェアのライセンス認証ができているかどうかもチェックしてみてください。

また、しばらく使用をしてからパーツに不具合が出始めた時は、いつマシンが動かなくなってもおかしくはありません。

そのため、東芝といった各メーカーのカスタマーサポートか、私設のパソコン修理サービスに、
なるべく早いうちに問い合わせて、故障を直してもらわれることもおすすめします。

dynabookのコンピューターの障害の主な解決策

ダイナブックが故障した場合、上記のように基本的には、東芝PC集中修理センター、
または私設のパソコンサポートのサービスで直してもらうのが、一番確実な解決方法です。

ですが、オペレーティングシステムやアプリケーションソフトのエラーや軽度の問題くらいでしたら、
ご自身ですぐに状態を見て直す手段もあります。

パソコン高速化ソフトや、レジストリクリーナーといったソフトウェアをインストールして、
軽度の問題を修復することもできます。

まず、dynabookのキーボードのボタンが一個破損したくらいでしたら、PCの中古ショップやジャンプショップで、
もし同じ部品が売ってましたら、それらに付け替えて代用することもできます。

普段使っているインターネットが急につながらなくなった時は、無線LANを使っている場合は、
近くで障害物や強い電波の出ている機器がないかどうかを確認して、場所を移動してみましょう。

または、コントロールパネルからネットワーク接続の設定を変更します。

また、Dynabookよくあるご質問(FAQ検索)のコーナーなども参考までに。

チューナーが搭載されている『Qosmio』 【コスミオ】 や
A4サイズに比べて一回り小型のB5サイズであるネットブックPCの『dynabook SS』 【ダイナブック・エスエス】、
また企業向け製品の『dynabook Satellite』 【ダイナブック・サテライト】
といった種類も、ラインナップされています。

内部のクーラーがちゃんと回っていない時は、そのままノートパソコンを使い続けると、
ハードディスクの故障やCPUの熱暴走、低熱やけれどなどのトラブルが発生する危険があります。

そのため、一度ダイナブックのラップトップ・コンピューターの電源を落として、
内部のパーツの接続の状態や破損の確認、またホコリの掃除などを行われてみてください。

デバイスドライバに認識されない時に復旧するには?

また、デバイスドライバに周辺機器が認識されない時は、
専用のプログラムがセットアップされているかどうかを見直されてみてください。

またはdynabook本体の正しい差込口に、しっかりとコードが挿入されているかどうかを確認されてみてください。

また、BIOSを出荷前の状態に初期化すれば、再びデバイスのアクセスが復旧するか、
あるいはOSが直って、元に戻る見込みがあります。

しかし、東芝(TOSHIBA)製のdynabookSSといった小型のノートパソコンは、
分解や交換も、デスクトップ型のPCよりも作業が難しく、慎重に行う必要もあります。

なので、ノートパソコンの換装や増設の作業に慣れていない場合や、手順を覚えていく時間がない時は、
専門のPC修理サービスセンターの店舗に持っていって修復の代行をしてもらう方が、より安全で確実的な解決策です。