Everioのビデオカメラから削除した動画データを復元

家庭用デジタルビデオカメラで撮ったムービーや写真を誤って削除してしまったら、
どうすれば復旧できる?という疑問について、実践工程の説明付きで解説いたします。

ビデオカメラ

今回は、日本ビクター製の「Everio」(エブリオ)で撮影して保存していた
写真画像や動画映像のファイルを消去した状態からデータ復元の作業を実践しました。

こちらで例として表示するビデオカメラはSDカード挿入型の「GZ-117-R」のEverioです。

差し込みしたメモリーカードは「SDHCメモリーカード:32GB」(TOSHIBA製)です。





まず、デジタルビデオカメラなどパソコンの外部のコンピューター機器や
二次記録装置の場合、オペレーティングシステムに標準で搭載されている
「ゴミ箱」や「システムの復元」「シャドウコピー」等の機能では読み込みが効かないため、
別の仕方で回復を行っていきます。

そのため今回は、外付けのリムーバブルディスクのフォルダもスキャンする事ができる
AOSテクノロジーズの「ファイナルデータ9.0復元+Office修復」という
市販のデータ復元ソフトウェアを使用して復旧作業を実践しました。

USBコードでパソコンに接続

まず、Everioのビデオカメラ本体に付属のACアダプターを挿入して電源をオンにします。

付属のUSBケーブルをコネクタに差し込んで、起動中のパソコンのUSBポートに繋げます。

液晶モニタに『パソコンと接続』という項目が表示されるので、指でタップします。

『パソコンで見る』または『バックアップする』の項目をタップすると、
PC上にビデオカメラのリムーバブルディスクのフォルダが表示されます。

Everio

データ復元ソフトでスキャン

パソコンにインストールしてセットアップした「ファイナルデータ9.0」を起動します。

ウィザード画面から『ファイルの復元』⇒『ゴミ箱から削除した場合』と進みます。

(※厳密にはビデオカメラの内蔵メモリやSDHCメモリーカードは
ゴミ箱フォルダではないのですが、このソフトではこちらのメニューで大丈夫です。)

[Removable disk]の(F:)や(G:)、(H:)といったメニューが名前の一覧に表示されるので、
この中からデジタルビデオカメラのフォルダを選択して「検索」ボタンを押します。

Everioの内部ディレクトリのスキャンが行われて、ビデオカメラの内蔵メモリや
SDカード内に作成されているフォルダの中がすべて自動的に検出されます。

その中から拡張子ファイルの痕跡が残っていて復元可能なデータがリストで表示されます。

ファイナルデータ

そこから復旧したい写真や動画ファイルを選んでチェックを付けると、
「選択したファイル復元」というメニューが出てくるのでこれをクリックします。

(「完了」を押すと開始画面に戻ってしまうのでご注意下さい。)

フォルダーの参照画面で復元したい保存先のディレクトリを選択して、
「OKを押すと、そのフォルダにデータが書き込まれます。

保存先を開いて、復元したファイルが正常に表示されて開けるかどうか確認します。

無事に撮影した写真や動画が見られたら、
最後に「完了」⇒「終了」ボタンでファイナルデータ9.0のウィンドウを閉じます。

今回、削除した写真や動画ファイルはこれで全て、完全に元通りの形で復旧できました。

また誤削除だけでなく、SDカードを丸ごとフォーマットして消去した時でも
すぐにスキャンを行えば、動画や写真を復元できる高い見込みがあります。

しかし、前の動画や写真の拡張子を失ったからその後で別のムービーや写真を
何度も取り続けて上書きをしていくと、以前残っていた拡張子の痕跡が
次第に消えてしまうので、復元作業をするまでは上書きをしないようにご注意下さい。

もしもファイナルデータ等のソフトウェアでのスキャンでも検出できなかった場合は、
Everioのビデオカメラ本体(または着脱したSDカードやハードディスクドライブ)を
より専門のデータ復旧サービスに出して、診断と復元作業を行ってもらいましょう。



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