ハードディスクビデオカメラのデータを復旧するには?

ハードディスクビデオカメラ(hard disk video camera)とは、
名称の通り、デジタル式にビデオムービー(動画)を撮影するビデオカメラに、
小型のハードディスクドライブが、データ記録装置として組み込まれている電子機器です。

しかし、もしHDDビデオカメラで録画していたビデオムービーのデータが、
何かの原因で消えたり開けなくなった場合には、どうすれば復旧することができる?という疑問について。

デジタルビデオカメラの動画データを喪失する主な原因

・内蔵のハードディスクに、間違えてフォーマットを掛けて初期化してしまった。

・動画ファイルのコマを誤ってカメラ機能でうっかり削除して、視聴ができなくなった。

・ファイルの編集中などの時に、急なシャットダウンなどが原因で拡張子が破損した。

・間違って同名のファイルで、上書き保存や置き換えをして喪失してしまった。

・インターネットに接続した時に、パソコンに移動していたデータがコンピューターウイルスに破壊された。

・デジタルビデオカメラの本体ごと、ムービーのデータを紛失してしまった。

・機械に深刻なエラーやパーツの破損が起きて、ボリュームが読み込みできなくなった。

・ハードディスクドライブの回路が、物理的に故障して開けなくなった。

・うっかり固い床や水の中に落として、HDDビデオカメラを壊してしまった。

・液晶モニターの画面やレンズが割れて、正常にメニューが見れなくなり撮影できなくなった。

まず、上記のトラブルのうち、前半のファイルの拡張子そのものが失われた時と、
後半のHDDビデオカメラ本体そのものに異常が出た場合とで、復元の対処法が変わってきます。

最も確実な直し方としましては、ビデオカメラに対応された専門のデータリカバリーサービスに、
問い合わせをして、問題を検査して内部ファイルのサルベージの作業をしてもらう方法になります。




映像のファイルを間違えて削除した時に修復するには?

次に、例えばJVC製のハードディスクムービーEverioGZ-MG330といった各メーカーのビデオカメラの製品で、
撮影をした動画データを構成している各種の拡張子である、
「.avi、.dcr、.dir、.dxr、.mov、.mpg、.vdo、.mpeg、.wrl、.wmvなど」を、間違えて削除した時に復元する方法について。

まず、パソコンと違いデジタルビデオカメラ(Digital Video Camera)では、
ごみ箱やシステムの復元、ファイル履歴、シャドウコピーといった、万が一のための保管の機能が使えず、
バックアップしたファイルがないまま削除すると、そのまま表示が消去されてしまうので、注意してください。

定期的に、ハードディスクビデオカメラから別の予備のHDDやパソコン、DVD-Rなどに、
動画データのバックアップを取っておくことが大切です。

ですが、間違って削除してから新しく何もムービーや写真画像データの上書き保存をしていなければ、
一度セクタに書き込まれた「ファイルの痕跡」がまだ残っていて、元に戻せる確率が高いです。

そこから、市販のデータ復元ソフトのプログラムでドライブスキャンをして、
失っていた映像ファイルなどを復旧することができるかどうか、チェックすることができます。

ほか、例として、LIVEDATA 様での、ビデオカメラのデータ復旧の解説も参考までに。

また、エラーや上書き保存の失敗、コンピューターウイルスの感染などで拡張子が破損しただけで、
まだ形自体は残っている場合も、専用のソフトウェアやサービスにて、修復ができる見込みがあります。

HDDやDVD、SDメモリーカードを本体から取り外す

次に、HDDビデオカメラの本体が液晶モニターの破損や回路の損傷で壊れて、
中身のデータが読み込みできなくなったり電源が入らなくなった場合の、修復の仕方について。

まず、ビデオカメラからDVDディスクやSDメモリーカードといったデータ記憶デバイスに、
別に大容量のデジタル映像のファイルを予備で保存していたかどうか、確認されてみてください。

ビデオカメラの電源の起動自体が何とかできる状態なら、パソコンに付属のUSBケーブルで、
フォルダーをデバイスに認識させて開いて、中身の保存していたファイルのバックアップを取る手法もあります。

また、ビデオカメラの録画映像の媒体が破損したらデータを復元できる?という疑問については、こちらのページにて。

あるいは、ハードディスク自体が無事そうであれば、機種の本体から一度取り外して、
別の同じビデオカメラの製品に入れ替えてみると、開ける見込みもあります。




壊れて映像が再生できないビデオサーバーを交換する

次に、ハードディスクビデオカメラで撮影して保存する動画のように大容量のデータを保管できる、
コンピューターのビデオサーバー(video server)に、前に移し替えて保存していた動画ファイルが、
マシンの故障で映像が再生できない時に、後から復旧をする方法について。

まず、基本として、内部のハードディスクドライブを取り出してから、
壊れて動かないビデオサーバーを修理に出すか、新品に交換することが確実な直し方になります。

その際、HDDを入れ替える時に再度のフォーマットやRAIDアレイの再構成が必要になった場合は、
そのまま初期化をすると、今までに蓄積していたムービーなどのデータが消えてしまいます。

その時には先に、専門のデータ復旧サービスで、別の内部の動画のファイルを取り出してもらう必要があります。




データ復旧サービスでハードディスクビデオカメラを見てもらう

また、もしデジタルビデオカメラ(またはサーバーやパソコン、RAIDケースなど)に搭載されたHDDの方が、
物理的なダメージや老朽化で故障していた場合は、一般の個人では残念ながら、
ハードディスクビデオカメラのストレージの修理や内部の動画データの取り出しは、ほぼ不可能になります。

その際には、HDDの物理障害に対応されたプロのデータ復旧サービスセンターに出して、
回路の分解による、内部の動画ファイルの取り出しの作業を行ってもらわれることをお薦めします。