外付けHDDが認識しない状態から復旧するには？

近年では法人の方だけでなく、個人の方でもPCの容量拡張やバックアップのために、
外付けタイプのHDDを、リムーバブル・ハードディスクドライブケースなどを通して、
外部の補助記憶装置として使用されている方も大変多いです。

ポータブル・ハードディスクの接続環境があればある意味、空き容量はいくらでも増やせますので、
大規模なデータを保存されている方に大変便利で助かる機材です。

しかし、外付けHDDをUSBコネクタを通してパソコンに接続して読み込ませる際に、
なぜかファイルマネージャーに認識ができずに読み込めない、というトラブルも多いです。

そこで、デバイス上のトラブルを解消して読み出しを復旧する方法を、いくつかご紹介いたします。

外付けHDDの接続の状態を再度チェック

まず大まかな原因の把握の手段として、自分で今の認識しない状態を確認してみる、
またコンピューター機器に詳しい知人に見てもらう、
ほかにも、パソコントラブルのサポートサービスに診断してもらうといった方法があります。

ひとまずご自身で修復される場合は、まずはいったんケーブルと電源コードを外して、
HDDを一度ハードディスクドライブケースから取り外します。

もう一度取扱説明書やヘルプなどのマニュアルに従って、一から外付けHDDを設置し直してみてください。

その際念のために、例えばWindowsのOSの場合はパソコン本体の方も、
コントロールパネルのデバイスマネージャーの画面を開いて、
外付けハードディスク（ポータブルデバイス）または不明なデバイスを削除します。

一度電源を切って、シャットダウンしてから再起動します。

もう一度準備が整ったら、再び外付けHDDのUSBケーブルをポートにつなぎ直して、
ドライバを読み込ませてみると今度は認識されて、データの読み込みが復旧できる見込みがあります。

またこれらの作業は、パソコン修理（Computer Repair）関連の修復サービスで代行してもらうこともできます。

次に、ポータブル用のドライブケースにあるアクセスランプがグリーン色ではなく、
オレンジ色に点灯していたりと、異常な状態のサインが出ていないかどうかを確かめてみてください。

アクセスランプが普段と異なる色、点滅の仕方をしていたら、
解説書をチェックして、原因を確認されてみてください。

もし外付けHDDケースが、電源スイッチやコントローラーボードの破損などで故障していたら、
可能であればケースの外装か、取り出し用のふたを開けてみてください。

次に、中身のハードディスクドライブを取り出しして、
デスクトップパソコンのケース内部のドライブベイに接続して、
増設のストレージとして読み込んでみる方法もあります。

ポータブル用のドライブケースを別にお持ちであれば、
そちらに付け替えしてUSBデバイスとして再度、読み込みを試してみてください。

それでもストレージのデバイスが、システム上やBIOS上で認識しない時は、
パソコン本体を変えてみたりといろいろパターンを実践されてみると、開ける場合もあります。

また、Eドライブが認識しないエラーを直すには？という疑問については、こちらのページにて。

これで、パソコンのオペレーティングシステムやファームウェアに異常があるかどうか、
またはHDDが故障していたりUSBコードがちゃんと差し込まれていない、
などの部分で異常が起きているかどうかを、判別しやすくなります。

次に、カートリッジの電源ランプが付いていない状態でデバイスが認識しなかったり、
HDDのモーターの回転音がしない、といった不具合が起きていた場合に復旧はできる？という疑問について。

まず、外付けハードディスクの外部のケース、
またはディスク（ストレージの）本体がやや故障気味で、危険な状態です。

HDDは消耗品といわれるほど実は故障に脆く、一度大破してしまうと修理は非常に困難です。

もしまだなんとか、数回に一回でも電源の起動とパソコンでのストレージの読み込みができるようでしたら、
早いうちに問題の原因を発見して、データのバックアップと予備ドライブの購入を行われてみることも大事です。

パソコンのUSBポートに何度つなげても、外付けHDDに保存されているデータファイルが開けない時は、
プロのデータ復旧サービスセンターで、リカバリーの作業を行ってもらうこともおすすめします。

次に、コンピューターに損壊が発生してしまい、外付けハードディスクのドライブ装置の
デバイスが正常に認識しない状態になった場合に、ストレージへのアクセスの復旧をする措置について。

まずは、マシンの本体のみならず、内蔵のハードディスクまたはメモリーカードなどの、
交換可能なパーツが壊れているために認識できない状態かどうかも、確認されてみください。

別のパソコン本体やNASといった機材をお持ちでしたら、試しに外付けHDDを接続して、
そちらではハードウェアが認識されるかどうかも、確かめてみてください。

また、同じケースに同梱していたり、移動中に座席やトランクなどに一緒に荷物として積んでいた、
備品のUSBメモリやSDカード、外付けHDDケースといった所持品までもが破損していたかどうかによって、
修復の作業の内容や所要時間が、ある程度変わってきます。

どうしてもデバイスに認識できない場合でも、専門のデータ復旧サービスセンターにて、
ハードディスクの内部のファイルの方は、分解・スキャンによって回収してもらうこともできます。