FaithのBTOパソコンから内蔵HDDのデータを救出

株式会社ユニットコム(UNIT.COM INC.)から開発・販売されているBTOパソコンのブランド
Faith』(フェイス)のBTO(Build to Order/ビルドトゥオーダー)のパソコンを使っているうちに、

ある日 急に電源が付かなくなったりWindowsやデスクトップ画面の立ち上げができなくなった時、
OSのリカバリーや部品交換による修理の作業に取り掛かる前にハードディスク(またはSSD)の
内部に保存していたデータを読み込んで復旧するにはどうすればいい?という疑問について。

Faith(フェイス)のBTOパソコンも他のメーカー製のPCと同じく、
ご自身でケースの蓋を開けてパーツを取り外したり交換や増設を行う事も可能です。

(※パソコン本体の製品を購入した時に付帯する1年間の基本保証や延長の3年保証のサービスが
 まだ有効期限内であるうちは、個人でPCケースを開いて中身のパーツをカスタマイズすると
 対象外になり有償での対応サポートになる可能性があるので、作業の前に確認してください。)

こちらの一例では、Faithの据え置き型デスクトップパソコンの本体から内蔵の
プライマリハードディスクをドライブベイから取り出しして、別のWindows8.1のパソコン本体に接続してから
中身のディレクトリとファイルを開いて内部のデータを救出する手順について解説いたします。

(※ノートパソコン本体や自作パソコンの組み立てキットからカスタマイズして 製作したマシンは
 一部、取り外しの手順が異なる場合があります。)





まず電源を切った状態で電源コードやLANケーブル、USBコード、モニタケーブルなどを外します。

あまり埃の飛ばない綺麗に掃除されたルーム内で、シートの上などにBTOパソコンを置きます。

PCケースの蓋の固定ネジを回して外し、両側面のカバーを取り外します。
(ケースの構造によっては排気口のある片側だけ開いても大丈夫です。)

金属、またはプラスチックのドライブベイにハードディスクが収納されています。

電源ユニットから延びている電源ケーブルと、マザーボードから延びているSATAケーブルの
コネクタを、取り付け部分のインターフェースから丁寧に取り外します。

次に、パソコンケースに金属のマウンターを固定している螺子をプラスドライバーで外して、
スライドさせてマウンターごとハードディスクを取り外します。

また、マウンターに固定している螺子もプラスドライバーで全て外して、
ハードディスクをドライブベイのスペースからスライドさせて取り出します。

そしてそのハードディスクを今度は、別の正常に動くデスクトップパソコンの
PCケース内部にある空いているドライブベイのスペースに挿入します。

(※オペレーティングシステムを別のパソコンで起動させるのは控えて、
 あくまで増設分のDドライブやEドライブとしてディスクを開いてください。)

SATAケーブルは予備のものを使うか故障している方のパソコンのマザーボードに
付いているケーブルを取り外して使います。

電源ケーブルの方は電源ユニットから伸びているコードに付いている
空いたコネクタの一つをSATAハードディスクのインターフェースに差し込みます。

または、3.5インチサイズのシリアルATA方式のハードディスクに対応された
外付けHDDケースかUSB変換ユニットをお持ちであればそちらに接続して、
リムーバブルディスクとしてUSB接続する方法も使えます。

パソコンの電源を起動してデスクトップ画面を立ち上げたら、
エクスプロ―ラー(PC/コンピューター)の画面を開きます。

すると新しくローカルディスク、またはリムーバブルディスクのアイコンが
「デバイスとドライブ」の一覧に加わっていますので、これを開きます。

そこからオペレーティングシステムやアプリケーションの各ディレクトリ、ユーザーフォルダの
ドキュメント(Documents and Settings)やライブラリ、また個人で作成したフォルダーや
保存したファイルが一覧に表示されます。

この中から必要なデータを順に選んで、そのパソコンのHDDや外付けハードディスク、
またはDVD-RやUSBメモリなどのデータ記憶メディアにバックアップを取って保存します。

これで一通り全てのファイルを保存したら、データの救出作業は完了です。

※アクセスの許可が必要なユーザー専用フォルダがすぐに開けない場合もあります。
※またOSがWindows以外のものだと稀にハードディスクが認識されない可能性もあります。
※データのバックアップ以外は行わず、新しいファイルの書き込みはしないようにしてください。

作業が終わったらパソコンを閉じてハードディスクをまた取り外します。

そして、BTOパソコン本体の壊れたパーツの交換などの修理が完了したら、
また同じ位置にHDDを戻して、BTOパソコンを開き直します。

(状態によってはWindowsやデバイスドライバの再インストールが必要になる事もあります。)

しかし、もしハードディスクドライブの方に重度のアクセスエラーが起こっていたり、
コントローラーやインターフェース部分の破損、ヘッド吸着による物理障害などの
故障が発生していた場合は、個人でデータを救出するのが難しくなってしまいます。

別のパソコンでもハードディスクが開けず、変な音が鳴っていたりしたらそれ以上の稼働は控えて、
プロのデータ復旧サービスの業者に注文をして
中身のデータの救出作業を行ってもらわれることをおすすめします。