USBフラッシュドライブに保存していたデータを間違えて削除したり、エラーで破損してしまい、
ソフトウェアから拡張子の展開ができなくなった場合に、対象のUSBメモリといった装置を
パソコンのコネクタに読み込んで、開かないファイルの修復を試みるには?という疑問について。
目次
主なUSBフラッシュドライブの製品
≪サンディスク≫
『SanDisk USBフラッシュドライブ cruzer colors+8GB BlackReadyBoost対応 SDCZ23-008G-J65B』
≪イメーション≫
『Imation USBフラッシュドライブ スウィブル 8GB FlashD-T8G』
『Imation NanoFlas Drive フラッシュドライブ ナノレッド4GB UFDN4G』
≪キングストンテクノロジー≫
『Kingston USBフラッシュドライブ DataTraveler64GB DT200/64GB』
≪ATP≫
『ATP USBフラッシュドライブ Petito512MB 200倍速ゴールド AF512UFP1GD』
UFDのファイルが壊れて開けない時は?
パソコンからUSBメモリを、またはその逆から、ファイルの拡張子やフォルダーをコピーしたり上書き保存する際、
普通はそのまま問題なく書き込みが完了するのですが、まれに大容量のデータを一度に転送したりする場合、
あとで開こうとしたら「ファイルが壊れていて開けない」ということがあります。
アイコンに合わせてプロパティを見ると0バイトになっている場合や、エクスプローラから『応答なし』
となって展開できないパターン、読み込みの途中でソフトウェアが強制終了してしまう場合など。
何かのアプリケーションソフトでファイルを開く場合、そのソフトウェアに付属している、
ファイルの回復ツールがある場合は、そちらを用いて読み込めるように修復を実行されてみてください。
USBメモリから必要なデータを失ってしまう事例とは?
USBフラッシュドライブ(UFD/Universal Serial Bus flash drive)とは、
フロッピーのディスクドライブやSDカードのカードライター/リーダーといった
専用のアダプタや読み込み装置がなくても、直接パソコンのUSBコネクタに差し込んで、
デバイスマネージャーへの接続により、データの伝送が可能な小型の記憶媒体です。
しかし最初にUFDに書き込んだ時に、プログラムがデータの伝送時に保存のミスを起こして、
破損した状態で拡張子のファイルが書き込まれていて、データが壊れてしまったり、
または後で気づかないうちに上書き保存や削除をしてしまったというケースもあります。
消えたファイルは、専門事業のデータリカバリーサービスにて、元に戻してもらうことができます。
メモリーカードの取り扱いでのアクシデント
USBメモリは、「USB Mass Storage Class(マスストレージクラス)」という回路が内蔵された仕様であり、
デバイスドライバを除いて、パソコンに専用プログラムなどのインストールも必要ありません。
近年の販売製品では4GB、8GB、16GB、64GB、128GBと、かなり大容量の保存ができます。
ですが、その分、大容量のデータファイルを取り扱う機会も増えてきて、
パソコンに接続した際に誤った指示で、フォーマットをかけてファイルが一括で消去されたり、
上書き保存のミスでUSBフラッシュドライブ(USB flash drive)のメモリーカードにあるデータが、
破損するアクシデントも出てくる場合も多くなります。
・USBメモリからデータが消えた場合の原因について詳しくは、こちらのページにて。
誤って消去したデータはまだ復旧できる?
もちろんパソコンのハードディスクにバックアップがあれば、
そちらを開いてもう一度USBフラッシュドライブにコピーをし直されてみてください。
何も書き込めなくなっている場合には、今までの長い使用で製品が寿命を迎えている
可能性もありますので、別の補助記憶装置か新しいUSBフラッシュドライブに
データを保存し直すことが必要になる場合もあります。
ファイルの壊れた、ないし消えた状態を直したい時は、市販のデータ復旧ソフトウェアか、
または専門データリカバリーセンターで、痕跡を元に直せる可能性もあります。