削除したエクセルやワードのデータをゴミ箱アイコンから復活させるには?

パソコン上で、MicrosoftのExcel(エクセル)やWord(ワード)、PowerPoint(パワーポイント)といった、
オフィススイートなどのアプリケーションソフトで作成・編集したデータファイルを、
うっかり間違えて削除してしまった時に、ごみ箱のアイコンを開いて以前のフォルダーへ元に戻したり、
バックアップしていた別のデータを展開して復活させる方法とは?という疑問について。

ゴミ箱アイコンの中に移行したエクセルやワードのファイルを元に戻すには?

まず、WindowsやMacintoshといったOSのデスクトップの画面上には、「ゴミ箱」のアイコンが表示されています。

パソコンの作業の中でいらなくなったファイルやフォルダーを、
エクスプローラーやFinder、またはソフトウェアでのダイアログボックスで削除すると、
その多くはすぐにコンピューターから完全に抹消されるわけではなく、
この『ごみ箱』(Recycle Bin)のフォルダーの内部に一旦移動して、そちらにデータが保管されます。

Excelで作成した「.xlsx」や「.csv」の拡張子、またWordの「.docx」やPowerPointの「.pptx」、
あるいはこれらのファイルを加工した「.pdf」のファイルといった、
ユーティリティーで取り扱う専用のデータも、普通に削除をしたら一度ゴミ箱の中に移ります。

そして、もし間違えてエクセルやワードで作成したデータを消去してしまい、
後からまたそのファイルが必要になった時は、デスクトップアイコンから、まずゴミ箱を開きます。

必要なデータを一覧からすべて選択して、右クリックで「元に戻す」を実行すると、
ハードディスクやSSDの、以前にあったフォルダーの位置に復活させることができます。

ですが、パソコン自体に深刻なエラーや故障が起きていてうまく操作ができなくなっていた場合は、
プロのパソコン修理サービスに問い合わせて、直してもらわれることを推奨します。




ExcelやWordの作りかけのデータが消えてしまうトラブルとは?

次に、ファイルマネージャー(File Manager)やダイアログボックス(dialogue box)の画面上で、
ファイルを右クリックで削除した場合には、通常はゴミ箱アイコンの中に、一度データが移されます。

ですが、ゴミ箱フォルダーに移転できる最大容量を越えてしまう大きなサイズの拡張子の場合や、
大容量のプログラムが含まれたフォルダーを一括で消去する場合は、
そのままHDDやSSDのフォルダーからデータの表示が消えてしまうので、ご注意ください。

また、ExcelやWord、PowerPointを開いていて、一覧表や文章、プレゼンテーションのデータを作成している際に、
急なフリーズやシャットダウンが起きて、ウィンドウが強制的に閉じてしまうトラブルが出ることもあります。

ですが、そうなった時のために多くのMicrosoft Officeのソフトウェアには、
一定の時間ごとに自動的にバックアップのデータが予備で保存される、自動保存の機能が搭載されています。

しかし、10分くらいごとの間隔で保管されるため、タイミング次第では、
一部のテキストといったデータが保存しきれずに消えてしまうケースもあります。

また、もしエラーが起きて、エクセルやワードで展開していた拡張子が破損していたら、
HDDやSSDに残った対象の壊れたファイルを、一般の個人で復元させるのが難しくなります。

その際には、専門のデータリカバリーサービスに注文をして、損壊したファイルの修復をしてもらわれることを推奨します。




前のデータを消去してから何度か新しいデータを上書き保存していたら?

次に、ゴミ箱にたくさんの不要なファイルが入っている時に、もしあとでまた削除したデータが必要になり、
エクセルやワードなどのソフトで作成していた拡張子を間違えて消去したため復活させたい、という場合には、
すぐに外付けHDDなどにコピーしたり移動することで、簡単に元に戻すことができるので便利です。

しかし、コンピューターのシステム上、Cドライブの内部に入ったプログラムファイルが多いほど、
動作が若干遅れたり、一時的に読み込みや互換性に支障が出る場合もあります。

特に古いパソコンであるほど、なるべく容量を軽くしてHDDや他パーツへの負担を減らすためにも、
時々ごみ箱は空にして空き容量を少しでも増やしておく必要もあります。

ですが、ゴミ箱のファイルを削除してから、新しく何度かハードディスクやSSDにデータを上書き保存している場合は、
以前の拡張子の破損が出ている可能性があるため、特に一般の個人では修復ができない可能性が高くなります。

OSの機能で一括でファイルを削除していた時に復活させるには?

次に、ウィンドウズのパソコンの場合、ディスククリーンアップのアクセサリを使えば、
他のファイルの保管場所と一括して、ゴミ箱を整理することもできます。

ですが、ゴミ箱に間違えてエクセルやワードといったファイルを入れてしまった場合は、
後でゴミ箱フォルダーを開いて、対象のデータを選択して右クリックで「元に戻す」を押して、
以前の場所に拡張子を復活させることができなくなります。

また、フォーマットで削除したデータを復元するには?という疑問については、こちらのページにて。

そこで、「ゴミ箱を空にする」や「ディスククリーンアップ」、またローカルディスクのフォーマットといった、
一括でデータを削除する動作をすでに実行してしまっていた場合は、完全データ復元RROといった、
市販のデータ復元ソフトウェアを購入して、ドライブスキャンをかけて復旧する方法があります。

NASやメモリーカードから削除したデータはゴミ箱(trashbox)に移る?

また、BUFFALOのTeraStationやLinkStation、またアイ・オー・データのLANDISKといった、
NAS(ネットワークアタッチストレージ)のフォルダーに保存されているファイルを、間違えて削除した場合について。

まず、多くのNASでは、作成された「share」といったフォルダーに、
ゴミ箱(trashbox)を設置するように設定することができます。

間違えてパソコン上で削除してしまった、テラステーションやリンクステーションのフォルダーのデータは、
PC上のOSにあるごみ箱アイコンではなく、NASの内部にあるごみ箱の方に移行します。

そちらを開いて元に戻す形で、保存していたExcelやWord用の拡張子なども復活させることができます。

次に、Windowsでは内蔵のハードディスクやSSD、外付けハードディスク、ポータブルSSDといった、
ローカルディスク(パソコンに内蔵されて直接マザーボードとつながっているストレージ)の、
内部のファイルのみが、ゴミ箱アイコンの中に一度移動します。

一方でmacOSの方では、パソコンに接続しているUSBメモリーやSDメモリーカードなどの、
外部の補助記憶装置(リムーバブルディスク)の中に保存したデータも、Finderで削除した場合は、
直接ファイルが消えずに、一度ゴミ箱のフォルダーに移行します。

カードリーダーなどのUSBコネクタを引き抜くと、ごみ箱にあるデータが一旦非表示になるため、
後で復元をする際には再度、メモリーカードのUSB接続を行ってから、「元に戻す」の入力を行ってください。

失ったエクセルやワードの拡張子をデータ復旧サービスで修復してもらう

注意点として、一度エクセルやワードのファイルを消しても、いざという時に、
データ復元ソフトウェアやファイル履歴、クラウドなどで元に戻す作業を試みることもできるのですが、
上書き保存や自動バックアップのタイミング次第では、すべてのデータが100%元と同じ形で復活できる保証はありません。

ゴミ箱を空にする前には、必要なファイルが混ざっていないかどうかを十分にご確認ください。

もし間違えてゴミ箱を空にしたり、誤って削除したファイルがゴミ箱になくて見つからない場合、より確実には、
専門のデータ復旧サービスに注文をして、ファイルの復活の作業をしてもらわれることをおすすめします。