ハードディスクのデータ復旧に掛かる料金の違いとは?

パソコンやファイルサーバ、その周辺機器といったコンピューターで使用するハードディスクドライブが、
急に故障したり間違えて必要なファイルを削除した時に、バックアップしたデータの記憶装置がなかった場合に、
データ復旧サービスセンターでのハードディスクからのリカバリーをしてもらう際に掛かる料金は、製品やプラン、企業によって、
また他にもHDDの最大容量、搭載されたコンピューターの配送料などである程度違う?という疑問について。

ハードディスクドライブの製品の一覧

・Seagate:BarraCuda 3.5″ 8TB 内蔵ハードディスク HDD 6Gb/s 256MB 5400rpm ST8000DM004
・Western:Digital HDD 6TB WD Blue PC 3.5インチ 内蔵HDD WD60EZAZ-EC
・TOSHIBA:東芝 3.5″ 内蔵HDD 8TB(CMR) 7,200rpm SATA 24×7 RVセンサー搭載 MN06ACA800/JP
・MARSHAL:マーシャル 内蔵ハードディスク HDD 2.5インチ 2TB 5400rpm 8MB SATA MAL22000SA-T54
・HITACHI:ハードディスク 日立2.5inch Travelstar バルク品HTS543232A7A384

データ記憶デバイスの最大容量による違いとは?

まず、同じサービスの内容でもハードディスクドライブの製品によって、また違ってきます。

500GB(ギガバイト)以下の、最大容量の低いハードディスクは、ドライブのスキャンの読み込みに掛かる時間が少なく済み、
また取り扱うファイルの総量も少なめで済みやすく、データ復旧の作業の時間がある程度短めで済む点があります。

逆にパソコンのドライブベイに内蔵された、最大容量の大きいハードディスクドライブや、
外付けHDDのカートリッジ(cartridge)に搭載されたストレージの容量が、1、2、4、6、8TB(テラバイト)~と、
最大容量が大きいHDDになっていく程、データ復旧の作業に掛かる時間が長くなります。

特にRAIDケースやNAS、サーバに導入されているハードディスクドライブは、大規模なディスクアレイであり、
その容量と、そこからのデータのリカバリーに掛かる金額は、さらに大きく上がります。

また、サーバやNASはパソコンのファイルシステムとは異なるフォーマットがなされているため、
ハードディスクドライブの読み込みも、専門のシステムによって開くことでの、データ復元の措置となります。

HDDの内部ファイルのサルベージの申し込みの際は?

また、他に2.5インチ型と3.5インチ型のハードディスクドライブの重量の違い、あるいは対象のHDDが搭載された
コンピューターの大きさの違いによって、データ復旧サービスへの郵送に掛かる配送料の方が変わるケースもあります。

ご自身で直接持ち込みでハードディスクドライブ、または対象のパソコンやHDDケース、サーバなどの機器を
提出をされる場合は、郵送の料金と交通費の面での違いが少し出ることもあります。

物理的に故障したハードディスクドライブのデータ復旧は、一般の個人でできることは少なく、
専門の機器とクリーンラボが揃っている企業での作業を行ってもらうのが、ほぼ唯一の方法になります。

また複数のハードディスクドライブや他のデータ記憶装置を一括で注文すると、
一台辺りに掛かるデータ復旧の費用の割合が更に安く出来るプランが用意されているサービスもあります。

数あるデータリカバリーサービスの会社(Data Recovery Service)によっても、プランによって
料金に違いも出てきますので、注文の際に一つの目安として、各社ごとのチェックをされてみるのも良いでしょう。

例:BUFFALOのデータ復旧サービスの対応メディアと料金

https://www.buffalo.jp/contents/service/recovery/product.html

データ復旧の料金をある程度安くすることはできる?

データ復元の会社は数多くあるのですが、注文での選択する基準はサービスの比較・料金の見積りだけではなく、
ほかにも地元の周辺の事業か、遠方のサービスへの郵送といった様々な要素を参考にされてもよいです。

ハードディスクドライブが破損した際の、壊れたパソコンの修理または廃棄処分、損壊したパーツの交換のための
買い替え、修復までの休業の損失額の分など、他の面でも費用がかかる場合には特に役立ちます。

インターネット上にて各データのリカバリーサービスのホームページを見ていくことで、
サービスの目安も大変参考になり役立ちます。

わからないことがありましたら、データのリカバリーサービスのアドバイザーの方や、ホームページの
Q&A(よくある質問回答)のコーナーをチェックしたり、相談の投稿掲示板といったお助けサービスにて、
HDDやパソコンといった機器の状態を詳しく記載して、質問をされてみるのもおすすめです。

(インターネット上では、掲示板などにあまり個人情報を書かれるのはお薦めできません。)

また新製品のモデルといった紹介ページも、いつでもチェックすることができます。

物理障害と論理障害からデータ復元の料金の違いとは?

データ復元でよく聞く『物理障害』とは、ハードディスクドライブやメモリーカードの内部の回路自体が破損して、
ストレージに保存されているファイルが物理的に開けなくなった状態で、データ復旧の料金も高額になります。

一方で『論理障害』とは、拡張子を間違えて削除して、画面表示の上では消えてしまったり、ファイルが破損して
開けなくなった状態などのシステム的な問題で、こちらの状態からのデータ復元の料金は安めになります。

ファイルが消えた後で、別のデータの上書き保存を繰り返すと、まだ残っている拡張子の痕跡データが
消えていって、データの復元がしにくくなってくるため、注意が必要です。

パソコンを何度立ち上げてみてもBIOS(ベーシック・インプット/アウトプット・システム)で読み込みができず、
かつHDDから異音が鳴ってきた場合は、ヘッドクラッシュという物理障害の可能性があります。

損壊して開かないハードディスクのデータ復旧とは?という疑問については、こちらのページにて。

USBメモリやSDカード、DVD-Rなども、HDDと同じく最大容量の数字が上になるほど、データ復旧の料金は高くなっていきます。

データ復旧サービスでのプランを選択するには?

データ復旧のサービスセンターによっては、インターネットからの注文や、時期によっての割引キャンペーンでの申し込みで、
ファイルの復活に掛かる料金が少し安く済むこともあります。

一方、データ復旧の料金が安くても実際のサポートがいまいち良好でなかったり、
自分のハードディスクドライブの使用する状況とに合っていなかったりすると本末転倒なので、
金額に見合ったデータ救出のプランを備えたサービスを探すことを心がけると良いでしょう。

料金は、お持ちのHDDの故障の度合いや容量によって数万円~十万円以上と、相当に高くなることも多いです。

所有されているRAIDのディスクアレイが崩壊した場合も、データ抽出の手間の分、料金がかかる場合があります。

ハードディスクドライブが故障していなくて、取り付けをしているパソコンや外付けHDDケースのみが
損壊した場合は、固定ディスク自体は無事であるため、そこから読み込みをする作業になり、料金は大分安価です。

ヘッドクラッシュなどの特に問題な障害が起きた場合は、それ以上の通電は控えて、
早めにハードディスクの内部の必要なファイルのサルベージの注文をされることをおすすめします。