ハードディスクを読み込みデータ復旧をする機器の価格は?

パソコンの本体や外付けのハードディスクケースが故障してしまい、
内蔵されたHDDに保存していたファイルが開けなくなった場合には、
HDD自体が故障していなければ、それを壊れたコンピューターなどから取り出して、
別の機器に付け代えて読み込み、データ復旧をする手法があります。

そこで、ハードディスクまたはSSDを、破損した装置から取り外して、
別のパソコンにつなげて読み込みするのに必要な専用の機器を揃えるには、
どのようなPC環境の時に何が必要で、いくらくらいの価格になる?という疑問について。

SATA変換ケーブルを購入してハードディスクに接続する

まず、壊れていなくてパーツの増設をしても問題のないデスクトップパソコンを別に一台以上、
個人で所有されている場合は、SATAケーブル(またはIDEケーブル)の予備がなければ、一本購入します。

値段はパソコンショップや電気店、通信販売店などで500円~800円ほどです。

IDE方式の仕様の古いパソコンまたはハードディスクの場合は、
IDE⇔SATA変換ケーブル/アダプター、電源コネクタ変換アダプタケーブルを購入します。

なるべく、汚れや異物の付着を防ぐための作業用のシートも購入します。

空いたドライブベイにHDDを差し込み、マザーボードとインターフェースに、
SATAケーブルのコネクタを差し込んで、電源ユニットの中間コネクタを差し込みます。

パソコンの電源を付けてWindowsやmacOSを立ち上げて、
エクスプローラーやFinderで新しいボリュームのアイコンが表示されたらそちらを開きます。

そして、フォルダーの内部の必要なデータをバックアップする形で復旧します。

また、パソコン修理のサービス店舗でも、作業の代行を行ってもらうことができます。




主なHDD/SSD読み込み用の周辺機器の一覧

ロジテックダイレクト(Logitec直販サイト):HDDケース 3.5インチ 4Bay USB3.0 eSATA接続 RAID機能搭載 LHR-4BRHEU3
サンワサプライ(SANWA SUPPLY):下L型シリアルATA3ケーブル 0.5m TK-SATA3-05SL
タイムリー(TIMELY):GROOVY HDDをUSB SATA接続2.5/3.5/5.25″ドライブ専用 UD-505SA
玄人志向:3.5型HDDケース SATA接続 電源連動 USB2.0対応 GW3.5AA-SUP/MB
StarTech(スターテック):電源コネクタ変換アダプタケーブル LP4SATAFM6IN
変換名人:2.5 IDE HDD接続ケーブル 44ピン IDE-44BB
ORICO(オリコ):mSATA 外付けポータブルSSDケース 6Gbps 容量2TB USB3.0

HDD変換マウンターに取り付けてドライブベイに設置する

次に、2.5インチ型ハードディスクを取り付ける場合で、しばらくデスクトップパソコンで使う際には、
HDD変換マウンターを購入して、ドライブベイに設置する方法もあります。(価格は500円~1200円ほどです。)

一方で、一般の個人でHDDの取り外しの作業を行われる際、
何らかの想定外の接続不良や故障、破損の発生により、データの読み込みができずに、
費用がかかってしまうだけのケースもあることを、事前にご了承ください。

また、HDD自体が壊れた場合のデータの救出は、技術や設備の点から一般の個人では行えず、
専門業者のデータ復旧サービスの方で、クリーンルームで行ってもらう必要があります。




パソコンの外部からUSBコネクタを通して読み込みする時は?

デスクトップパソコンをまだ購入したばかりでケースをなるべく開きたくない、という場合や、
代えのPCがノートパソコンだけ、という場合は、
USB外付けHDDケースかUSB変換ユニット/HDD変換アダプターを使う手法もあります。

市販の外付けハードディスクケースは1000円~3000円くらいの値段です。

USB変換ユニット/HDD変換アダプターも1000円~3000円ほどの価格です。

RAIDの場合は2ベイ、4ベイ、12ベイなど、
搭載されたハードディスクの本数に対応されたRAIDケースを購入します。

ハードディスクまたはSSDのインターフェースを取り付けて、ケースまたはユニットの電源を付けます。

続いてパソコンのUSBコネクタに差し込んでリムーバブルディスクとして開いて、
同じく外付けハードディスク、RAID、NASなどの場所にバックアップをして、データの復旧を行います。

また、一部のノートパソコンは特殊な形状のネジが使われているため、
専用のドライバーを数百円~千数百円ほどの価格で購入する必要があります。

SSDを外付けのケースに取り付けて接続する

またSSDの場合、2.5インチハードディスクと同じサイズの製品ではない、
フラッシュメモリ型の薄く細長いサイズの製品の場合、
専用の外付けSSDケースが必要になります。(価格は4000円くらいです。)

NTFSやFATなどのWindowsやmacOSで読み込みができるフォーマットでない「XFS」などの、
NASなどで導入された、特殊なファイルシステムが使われているハードディスクをパソコンで開きたい、
という際には、通常の機能では開けず、特殊なユーティリティー製品が必要になります。

たとえば、LIVEDATAの「復旧天使」は、Standardバージョンの場合、価格は7560円~51840円になります。

※事前に、試用の体験版を使われることをおすすめします。

また、ツールを購入される前には必ず、HDDをパソコンにつなげてから、
Windowsのコントロールパネルにある「ディスクの管理」などの画面を開いてください。

そして、フォーマットされたファイルシステム名を確認して、
そちらの読み込みに対応されたソフトを入手されてみてください。




データ復旧サービスでストレージへのアクセスを行ってもらう

ですが、特殊なロックの機能が掛かっている設定の可能性もあったりと、
必ずしも個人でデータの読み込みができるとは限らないことを事前にご了承ください。

ご自身で読み込みの作業を行ってみるのが不安、
またはHDD自体が故障しているようなトラブルが出ていて、データが開けない、という際には、
やはりプロのデータ救出サービスに注文をして見てもらわれることをおすすめします。