ハードディスクを読み込みデータ復旧をする機器の価格は?

パソコン本体や外付けハードディスクケースが故障してしまい、内蔵されたハードディスクに保存していたファイルが開けなくなった場合、HDD自体が故障していなければ、それを壊れたコンピューターなどから取り出して、別の機器に付け代えて読み込み、データ復旧をする手法があります。

ハードディスクまたはSSDを破損した装置から取り外して別のパソコンにつなげて読み込みするのに必要な専用の機器を揃えるにはどのようなPC環境の時に何が必要で、いくらくらいの価格になる?という疑問について。

※一般個人でHDDの取り外しの作業を行われる際、何らかの想定外の接続不良や故障、破損の発生により、 データの読み込みができずに費用がかかってしまうだけのケースもあることを、事前にご了承ください。

また、HDD自体が壊れた場合のデータの救出は個人では行えず、専門業者のデータ復旧サービスの方でのクリーンルームで行ってもらう必要があります。

主なHDD/SSD読み込み用の周辺機器の一覧

・サンワサプライ:下L型シリアルATA3ケーブル 0.5m TK-SATA3-05SL
・サンワサプライ:2.5インチHDD変換マウンタ(2台用) TK-HD252
・タイムリー:GROOVY HDDをUSB SATA接続2.5/3.5/5.25″ドライブ専用 UD-505SA
・ロジテック:HDDケース 3.5インチ 4Bay USB3.0 eSATA接続 RAID機能搭載 LHR-4BRHEU3
・玄人志向:3.5型HDDケース SATA接続 電源連動 USB2.0対応 GW3.5AA-SUP/MB
・玄人志向:電源ハーネス HDD電源コネクタ→SATA-HDD電源コネクタ x2変換 SATA-12V5VX2
・スターテック:電源コネクタ変換アダプタケーブル LP4SATAFM6IN
・スターテック:5.25インチベイSATA HDD頑丈リムーバブルケース DRW150SATBK
・変換名人:2.5 IDE HDD接続ケーブル 44ピン IDE-44BB
・ORICO:mSATA 外付けポータブルSSDケース 6Gbps 容量2TB USB3.0

まず、壊れていなくてパーツの増設をしても問題のないデスクトップパソコンを別に一台以上、個人で所有されている場合は、SATAケーブル(またはIDEケーブル)の予備がなければ、一本購入します。

値段はパソコンショップや電気店、通信販売店などで500円~800円ほどです。

IDE方式の仕様の古いパソコンまたはハードディスクの場合は、IDE⇔SATA変換ケーブル/アダプター、電源コネクタ変換アダプタケーブルを購入します。

なるべく、汚れや異物の付着を防ぐための作業用のシートも購入します。

空いたドライブベイにHDDを差し込み、マザーボードとインターフェースにSATAケーブルのコネクタを差し込んで、電源ユニットの中間コネクタを差し込みます。

パソコンの電源を付けてWindowsやMac OS Xを立ち上げて、エクスプローラーやFinderで新しいボリュームのアイコンが表示されたらそちらを開いて、フォルダー内の必要なデータをバックアップする形で復旧します。

2.5インチ型ハードディスクを取り付ける場合で、しばらくデスクトップパソコンで使うという際には、HDD変換マウンタ―を購入します。価格は500円~1200円ほどです。

また、パソコン修理のサービス店舗でも、作業の代行を行ってもらうことができます。


デスクトップパソコンをまだ購入したばかりでケースをなるべく開きたくない、という場合や、代えのPCがノートパソコンだけ、という場合は、USB外付けHDDケースかUSB変換ユニット/HDD変換アダプターを使います。

市販の外付けハードディスクケースは1000円~3000円くらいの値段です。

USB変換ユニット/HDD変換アダプターも1000円~3000円ほどの価格です。

RAIDの場合は2ベイ、4ベイ、12ベイなど、搭載されたハードディスクの本数に対応されたRAIDケースを購入します。

ハードディスクまたはSSDのインターフェースを取り付けて、ケースまたはユニットの電源を付けて、パソコンのUSBコネクタに差し込んでリムーバブルディスクとして開き、同じく外付けハードディスク、RAID、NASなどの場所にバックアップをしてデータ復旧を行います。

また、一部のノートパソコンは特殊な形状のネジが使われているため、専用のドライバーを数百円~千数百円ほどの価格で購入する必要があります。

SSDの場合、2.5インチハードディスクと同じサイズの製品ではないフラッシュメモリ型の薄く細長いサイズの製品の場合、専用の外付けSSDケースが必要になります。価格は4000円くらいです。

NTFSやFATなどのWindowsやMac OS Xで読み込みができるフォーマットでない、「XFS」などのNASなどで使われている特殊なファイルシステムが使われているハードディスクをパソコンで開きたい、という際には、通常の機能では開けず、特殊なユーティリティー製品が必要になります。

たとえば、LIVEDATAの「復旧天使」は、Standardバージョンの場合、価格は7560円~51840円になります。

※事前に試用体験版を使われることをおすすめします。

また、ツールを購入される前には必ず、HDDをパソコンにつなげてからWindowsのコントロールパネルにある「ディスクの管理」などの画面を開き、フォーマットされたファイルシステム名を確認して、そちらの読み込みに対応されたソフトを入手されてみてください。

ですが、特殊なロックの機能が掛かっている設定の可能性もあったりと、必ずしも個人でデータの読み込みができるとは限らないことを事前にご了承ください。

ご自身で読み込みの作業を行ってみるのが不安、またはHDD自体が故障しているような症状が出ていてデータが開けない、という際には、やはりプロのデータ救出サービスに注文をして診てもらわれることをおすすめします。