一太郎の文書データが消えた時に修復するには?

ジャストシステム(JustSystems Corporation)から開発、販売されている日本語ワープロソフトの「一太郎」を使って
文章を書いている際に、誤って間違ったテキストを入力したり、上書き保存をする際に画面がフリーズや強制終了で
止まってしまったり、jtdファイルを間違えて削除した、といった場合は、どうすれば修復できる?という疑問について。

取り消し機能の使用

まず、一太郎にはExcelやWord、メモ帳やテキストエディットといった他のエディタと同じく、テキストの入力操作を
一回ずつ巻き戻したり、逆に進めることができる、「アンドゥ」、「リドゥ」の機能が搭載されています。

一太郎では、「編集」のタブにある「取り消し」と「取り消しを戻す」という表記です。

これらを使って、間違えた文を多く入力したり、大幅に文章を消した場合でも、
すぐに動作の前の状態に修復できるので、再入力の手間が省けて助かります。

ですが、ほかのバックアップ設定をしていない状態だと、
取り消しの分の記録データはメモリに一時的に保存されているだけの状態になります。

現在開いている文書ファイル、または一太郎のソフトを閉じると、
取り消しの分のデータはリセットされて消えた状態になるため、ご注意ください。

また、一太郎には複数のバックアップ機能が搭載されています。

「ツール」のタブにある「オプション」→「オプション」の「ファイル操作」の項目に、「自動バックアップ」などの設定をして
、一定の時間の間隔ごとに自動的にデータが保存されていくようにすることができます。

もしjtdファイルなどを保存していた内蔵ハードディスクやRAIDなどが故障して、ディレクトリまたはボリューム自体が
開けなくなった、といったアクシデントが起きた場合は、コンピューターのサポートのひとつである、
「データ復旧サービス」の事業所にて、故障した機器から、必要なファイルのサルベージを行ってもらうことができます。




バックアップファイルからの復元

一太郎では、同じジャストシステムのソフトウェアであるホームページビルダーと同じく、
「バックアップファイル」を設定して、自動的に予備の文書データを作成することもできます。

オプション画面の「ファイル操作」の項目にある、
「上書き保存時にバックアップファイルを作成する」で、「する」(有効)を選択しておきます。

この状態で拡張子を保存すると、同じフォルダーに「.td」という拡張子のファイルが作成されます。

元々の文書データが破損してしまった時に、このファイルの拡張子を選択して、
右クリックの「名前の変更」で、拡張子の部分を「.jtd」に変更します。

これを同じファイルとして一太郎で開き直す形で、データを修復することができます。

また、上記の「自動バックアップ」の機能を「する」(有効)に設定していれば、以前のファイル自体は
まだ正常に開ける状態であれば、急なパソコンのフリーズや強制シャットダウン、メモリ不足などによる
一太郎のエラーの発生、停電による電力の遮断といった原因で上書き保存の前に書きかけのファイルが閉じた時、
ある程度の修復ができます。

もう一度、一太郎を起動してから、書きかけだったファイルを開いて、
「ファイル」のタブにある「バックアップ」の、「バックアップから復元」を選択します。

バックアップの履歴一覧の項目にある「システム自動保存」を選択している状態で、
「OK」を押すと、以前の状態の文章が修復されます。

クラウドストレージにファイルを保存

また、ジャストシステムで運営されていますATOKクラウドサービスを使って、
同期をして文書データをバックアップする、などの方法も有効です。

jtdなどのファイルを誤ってフォルダーから削除した場合には、ゴミ箱を開いて、
そちらに移行していましたら、「元に戻す」で元にフォルダーの位置に戻すことができます。

しかし、パソコンごとOSの再インストールをしたり、HDDなどのクイックフォーマットをして
一太郎や保存したフォルダーごとファイルが消えた、という場合は、少し難しくなります。

ファイナルデータなどのデータ復元ソフトで、削除した拡張子をスキャンして、
ある程度の割合を目安に、修復を試みる方法もあります。

ですが、なるべく確実に消えた文書のファイルを復元したい、という際には、
やはりプロのデータリカバリーサービスで、ストレージの状態を見てもらわれることをお薦めします。