レーザープリンターが紙詰まりした時に用紙を取り出すには?

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レーザープリンター(laser printer)の使用中に、用紙がローラーなどに挟まったまま止まってしまう紙詰まりが起きた時に、機械の内部に残っているペーパーを取り出す手順や、印刷がしにくくなる不調の状態から修復をする方法を解説しています。




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また、読み込めない電子機器からの補助記憶装置の取り出しによるレスキューのサポートを行ってもらえるデータ復旧サービスセンターも紹介しています。



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レーザープリンターが紙詰まりした時に用紙を取り出すには?

レーザー光を当てる方式で高速かつ大量に用紙を印刷するのに向いている機材:
レーザーブーム・プリンター」(laser beam printer、またはレーザー複合機)をお使いの際、

内部の感光体ドラムをはじめとする各種やローラーの部分などで印刷用紙が紙詰まりを起こして
作業が止まってしまい、途中で印刷ができなくなったらどうすれば直せる?という疑問について。

まず、お使いのレーザープリンターにステータスを表示するための液晶モニターや
動作の解説を表示する各種ボタンなどの機能が付いていれば、そちらを見てみましょう。
(節電モードになっていたら解除します。)

最近の新しく性能の良いレーザープリンターでしたら多くの製品では、
紙詰まりやインク切れなどのエラーが発生すると問題解決のための手順が自動的に表示されます。

または購入した時の箱に同梱されている取扱説明書やトラブルシューティングのための
ガイドブックを取り出して開いて、手順に従って作業を行ってみましょう。







作業の一例

エラーの表示

・正面のカバーを開けてローラーの隙間に引っかかった紙を慎重に引き出す。
・後ろのカバーをオープンしてローラーに挟まった用紙をゆっくりと引き出す。
・トレーを開けて取り出し、奥に詰まった用紙をゆっくりと引き出す。

カバー

レーザープリンターの本体から引っ張り出す際に用紙が破けてしまうと、
まだ感光体ドラムやマグロール、転写器、帯電器、定着器といった各種のローラー
まだ残って挟まったままの用紙の部分が取り出しにくくなるので注意してください。

紙がぐしゃっと激しく折れ曲がって詰まっていることもあるので、
無理に一気に引き出してローラー部分などのパーツが壊れないように丁寧に取り除きます。

裏カバー

また、インクトナーの粉末がまだペーストされていないまま用紙に付着していることがあるので、
紙を抜き散る時に指や機械に付着したり、空気中に飛び交ってしまう場合があります。

汚れや人体への吸い込み、プリンターやパソコンなどの精密機器への異物混入を防ぐために
慎重に用紙の取り除きの作業を行ってください。

レーザービーム・プリンター

紙詰まりを除去できた後は通常、またメニュー画面で印刷の「再開」ボタンを押すか、
または自動的に印刷が再開されるのですが、紙詰まりを起こした1~3枚分の用紙は
印刷が完了したとカウントされずに、もう一度同じ物が印刷されます。

特に業務用で使用している場合は、書類の枚数やページの数え間違いなどにご注意ください。

両面印刷で紙詰まりが起こる時は?

用紙トレー

なお、両面印刷を行う時、片面ずつ印刷をすると、先に片面をすべて印刷し終えてもう片方の面を
次に印刷する場合、用紙の束が全体的に印刷前よりも少し丸く折れ曲がっていると、
紙詰まりが起こりやすくなることがあります。

これを回避するには、先に少し丸みを帯びた用紙を逆側に丸めて平面に近くなるように整えたり、
きれいに用紙の束を整え直したり、数回に分けて少しずつ印刷することで紙詰まりをある程度防げます。

「両面印刷」の機能があるレーザープリンターであれば、設定画面で両面印刷に指定してください。

ほか例として、Canon(キヤノン) 様での、【レーザービームプリンター】紙詰まりが頻発する場合の原因 の解説も参考までに。

もしも挟まった用紙を取り出して除去した後も正常に動かず、エラーになったままの時は、
リセットや印刷中止の操作を一度行うか、電源をオフにしてから再起動してください。

もし紙詰まりで用紙がどうしてもレーザープリンターから取れなかったり、モーターやカバーなどの
部品が割れて故障してしまった場合は、製造メーカーか購入店舗のカスタマーサポートセンターに
問い合わせてみるか、レーザープリンターの故障の修理を請け負ってもらえる、
私設のコンピューター機材の修理サービス店に注文されてみてください。





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