ポータブルMP3プレイヤー(Portable audio player)のストレージに保存されている、
MP3(MPEG1Audio Layer3)といった音楽のファイルを間違えて削除した時に復元をしたり、
端末が故障して開けなくなった時にデータを復旧するには、どのように実行すればいい?という疑問について。
目次
携帯オーディオプレイヤーのモニターの画面が破損した時は?
まず、携帯オーディオプレイヤーはパソコンから専用ソフトウェアを通じて、
MP3ファイルをダウンロードして、プレーヤーの端末本体の中に記録するシステムです。
そのため、間違えてメモリから削除したり上書き保存するなどでデータが消えてしまったり、
MP3プレーヤーのモバイル端末の本体の回路が故障してしまい、
音楽ファイルが読み込めなくなり再生ができない、というトラブルも起こりえます。
ひとまず、液晶モニターの画面が破損して映らなくなっただけの状態であれば、
まだパソコンに付属のUSBケーブルを通して接続できるかどうかを、試されてみてください。
そこからフォルダーを読み込んで、一部のファイルをバックアップして救出できる見込みがあります。
パソコンをお持ちでない場合には、専門事業のデータ復旧サービスに問い合わせて、
内部の必要な音楽といったファイルをリカバリーしてもらわれることも推奨します。
ポータブルMP3プレイヤーから失ったデータは復旧できる?
次に、ポータブルMP3プレイヤーから音楽ファイルを普通に削除してしまった場合に、復旧する方法について。
まず、Portable MP3 Player(ポータブル・エムピースリー・プレーヤー)とは、
MP3ファイルの拡張子の形式で作成された、音楽を聴くための小型の音響装置です。
別名『シリコンオーディオプレイヤー』(Silicon Audio Player)、
またはポータブルオーディオプレイヤーとも呼ばれています。
カセットテープレコーダーといった、アナログ式のプレーヤーとの主な違いは、
基本的に音飛びがなく、ランダムアクセスや再生リストの機能も使えるデジタル要素が強い面です。
たとえば、iPod Touch(アイポッド・タッチ)や、iPhone(アイフォン)をお使いの際には、
Macのコンピューターの管理用ソフトウェアであるiTunes(アイチューンズ)で、
事前にデータをバックアップしていれば、そこから抽出する形で復元できる見込みがあります。
ほか、オーディオプレーヤーに曲データが取り込みできない時は?という疑問については、こちらのページにて。
また、ほかのスマートフォンやタブレット端末といった、
小型のコンピューターにオーディオ機能が備わっているモバイル端末も同様に、
パソコンの管理ソフトや、iCloudといったストレージにバックアップして、後で復元する手法が使えます。
SDメモリーカードに転送した音楽ファイルを失った時に復元するには?
次に、メモリーカードを用いた小型の端末のポータブルMP3プレイヤーは、
一般の個人でパソコンから同期接続して、パソコンにMP3といった音楽のファイルを転送したり、
またはSDメモリカードにデータを転送して、そこから開いて再生したり保管ができます。
iPodは、メモリーカードを差し込みして搭載する仕様ではないのですが、
ウォークマンやAndroidのスマートフォンは、SDカードをモバイル端末の本体に差し込んで使います。
そこで、microSDメモリーカードに転送したMP3などの拡張子を、もし間違えて削除した時には、
市販のデータ復元ソフトをパソコンにインストールして、SDカードをUSBカードリーダーに取り付けて、
そこからデバイスの読み込みをして、スキャンを掛けて、拡張子を修復する方法もあります。
また、SDメモリーカードが破損して開けない時は、プロのデータリカバリーサービスで復旧してもらうことができます。
パソコンにモバイル端末の同期接続ができない時は?
次に、まずパソコンから電子端末をリムーバブルディスクとして認識できることが、
ストレージの内部の、MP3といった音楽ファイルを開けるようにする一つの条件です。
そのため、ポータブルオーディオプレイヤーが壊れていて同期ができない、
電源が付かない、という状態になると、自分自身でデータの読み込みを復旧するのは難しくなります。
その際には、修理をしたデジタルオーディオプレイヤー、または新品に交換した本体に、
バックアップをしていたデータを後から転送して移し変えて、再生をしてください。
また、エクスプローラーやFinderを使ってウォークマンに転送する手順なども参考までに。
メモリーカードから消えたデータを復元してもらう
次に、音楽プレーヤーの本体にあるフラッシュメモリやマイクロドライブのHDDが、
端末の本体、またはストレージの故障で読み込めなくなってしまった場合に、
マシンやその内部のデータのレスキューをしてもらいたい、という場合の手続きなどについて。
もし必要なファイルが閉じ込められた状態で、何とかサルベージをしたい、という場合には、
専門のサービスで、機器の分解をして内部のデータを取り出してもらう必要が出てきます。
(Apple製のモバイル端末は、分解によるデータの取り出しの作業が非常に難しくなります。)
大きめのサイズのファイルの拡張子の救出の作業が完了した後は、その端末が使えなくなって、
新しくポータブルMP3プレイヤーを買い直す必要が出てくることも多くなります。
そのため、MP3といった必要な音楽ファイルの復旧の申し込みと状態の診断の段階で、
そのあたりについても、データ復旧サービスの方にて詳しく訊かれてみてください。
ポータブルMP3プレイヤーやスマートフォン、タブレット端末といった小型の電子装置も、
大容量のデータがフラッシュメモリや小型のHDDなどで取り扱われていますので、
データ復旧サービスセンターでもその多くで、これらのリカバリーのサポートが実施されています。