ネットワーク上で削除したデータファイルは復元可能?

インターネットを通した、ウェブ上のポータルサイトやSNS、クラウドといった、
データファイルをアップロードや保存することができるサービスを使用している際に、
誤って必要なファイルを削除した場合、復元させることは可能?という疑問について。

ネットワーク上のディレクトリから失ったデータは回収できる?

まず、ネットワーク上のサービスの、Eメール、ホームページ、ウェブログ、SNS、Wiki(ウィキ)、
クラウドストレージ、BBS、ファイルサーバーといった、サイバースペース内で運用している、
HTML(ハイパーテキスト)のウェブページや、ファイルマネージャー(ディレクトリ)に保存された拡張子を、
うっかり削除した時には、ゴミ箱やバックアップの機能があったかどうかを確認されてみてください。

パソコン上にある個人用のファイルと違い、ネットワーク上のサービスや拡張子、プログラムは、
お手持ちのパソコンのSSDやハードディスクドライブといった場所になく、
自身でファイルの保存元のサーバーといった機器を管理していない状態にあります。

そのため、通常では主にウェブサービスに標準で備わった一部の機能を使って、
インターネット上のディレクトリから失ったデータを回収していく形です。

一方で、パソコンと同期していてCドライブにも保存されていたファイルを削除していた、という場合には、
そのSSDかHDDを専門のデータリカバリーサービスに出して、スキャンをして復元してもらうこともできます。



レンタルサーバーの差分バックアップのサービス

次に、レンタルサーバーによっては、一日ごとにウェブサイトの状態のデータが、
差分更新で一週間分ほど自動的にバックアップされていて、そちらから復元できるサービスも用意されています。

また手動でも、データのバックアップを行ってウェブ上のシステムの復元ポイントを作成できる場合もあります。

モバイル端末の場合は、クラウドストレージのサービスに登録していて、
自動的に特定のフォルダーに保存されているデータを、定期的にアップロードしてバックアップしていれば、
インターネット上の格納庫から消えてしまったデータをそちらから引き出して、復元することもできます。

例として、ホームページのプログラムが破損してログインできない時の復旧の方法については、こちらのページにて。

より詳しくは、当ホームページの各個別のページをご参照ください。

サーバーのファイルを削除した時は復旧できる?

しかし、ご自身で所有されていないサーバーといったネットワーク上のデータベースで、
ファイルを削除した場合、多くの場合ではそのまま消去されてデータが開けなくなります。

アカウントを誤って消去した時は、一定の期間以内であれば復活できる場合もあります。

どうしても必要なデータがあった場合は、運営元のポータルサービスに問い合わせてみて、
何か復旧させる手順があるか、もしくは特別に修復していただけるかどうか、
訊かれてみるのも一つの方法ですが、それでもやはり可能でないケースが多いです。

ですが、自宅・自社で運用されているパソコンやNAS(ネットワークアタッチストレージ)から、
誤って必要なデータを削除した場合は、まだ元に戻せる見込みがあります。

ひとまず、それ以上の新しいファイルの上書き保存は、いったんお控えください。

専門業者のデジタルデータリカバリー様といった、データ復旧のサービスセンターに、
PCやNASの本体またはHDDやSSDを提出して、状態の診断と消えたファイルの復元の作業を行ってもらうことができます。



デジタルデータリカバリー


ゴミ箱のフォルダーからファイルをサルベージするには?

次に、GoogleのGメールといった電子メールや、クラウド、ファイルマネージャーといったサービスに、
「ゴミ箱」(Trashbox)のフォルダーが設置されていましたら、そちらのディレクトリを開きます。

消去したファイルが移動されていましたら、元のフォルダーに戻すことで復元が可能です。

ごみ箱に入ったファイルは、一定の期間を過ぎると自動的に格納庫のフォルダー上から削除される、
といった仕様もありますので、早めにデータを復帰させておかれることをおすすめします。

また電子メールの通常のメッセージが、迷惑メールボックスの方に間違って受信されていた時は、
一定の期間内に受信トレイに移動させて、できるだけ早くサルベージをする必要があります。

エクスポートの機能でデータをバックアップ

また、保管している電子データをまとめてパソコン上に圧縮ファイルなどにして保存する、
エクスポート機能(Export)が備わっているサービスでしたら、そちらを事前に使用します。

マークシート型の文字や数字の羅列データなどの場合には、よくエクスポートの機能が付いています。

こちらで一括で保存してから、後でファイルが壊れたり誤って削除したら、
インポート(Import)の機能を使い、一括でデータをアップロードして復元させることができます。

ほか例として、お名前.com 様での、バックアップからWebデータを復元する手法の解説も参考までに。

ですが、エクスポートしていたファイル自体が、文字化けなどで正常に使用できなかった時は、
専用の修復ツールを使用するか、専門のサービスで復元をしてもらわれることをおすすめします。

インターネットでページのコンテンツを閲覧する手順

次に、例として当ウェブサイト内の、ほかのページの閲覧に関するヘルプの案内です。

読み込めなくなったデータの復旧や、間違って消去したファイルの復活に関する、
さまざまなノウハウを閲覧する際での、各コーナーの閲覧の手順について解説しています。

インターネットでウェブページの閲覧にまだ慣れていない方は特に、ぜひ参考までにお役立てください。

当ホームページは、WordPress(ワードプレス)のサービスと機能によるページの構築で形成をしています。

各エントリーページには下部のカテゴリー欄より、チェックしたい項目名の一覧ページから入れます。

続いて、各カテゴリページにて記事の見出しが表示されます。

そして、「続きを読む」のリンクからエントリーページに入り、本文を閲覧できます。

時々、サイト内のウェブページまたはコンテンツの配置を入れ替えて改装することもあります。

INDEX(メイン)のページへ戻るには、ブラウザの左矢印ボタンを押すか、各ページの下にあります、
『データ復旧ポート』のURL(Uniform Resource Locator/ユニフォーム・リソース・ロケーター=
「https:」などで始まるウェブページのアドレスの文字列)から入れます。

コンピューターやネットワークのサポートについて

また一部の個別のページでは、全国の各地のエリア内に所在地を置かれている、
データ復旧のサービスやパソコン修理、インターネットの問題解決などのサポートを実施された、
コンピューター上のトラブル解決の事業を営まれている企業も、リストに記載しています。

各都道府県にご在住の方、または通勤・通学の方に、失ったデータファイルの復元やPC本体の修理、
ネットワーク関連のアクシデントのサポートをお探しの際に、ぜひご活用ください。

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データの修復やコンピューター、インターネットのトラブル解決などについての、新しいノウハウや、
専門のデータ復旧サービスセンターの紹介といったコンテンツも、随時更新しています。