ノートパソコンを分解してHDDとデータを取り出すには?

普段使っているノートパソコンが故障して、どうしても起動しなくなったために、
本体をメーカーのカスタマーサポート、または私設のパソコン修理店に出す、という際、
基本として規則により、内蔵されたハードディスクまたはSSDの個人データは消去されます。

そのため、先にハードディスクを取り出しして内部の必要なデータを救出したいけれど、
ノートパソコンを分解してHDDを取り外すには、どのように操作をすればいい?という疑問について。

ノートパソコンのハードディスクを取り出すには?

まず、ノートパソコンの製品によって、補助記憶装置の取り外しが簡単な蓋付きのものと、難しい構造のものがあります。

比較的大きめのノートパソコンには、内蔵の2.5インチ型HDD(ローカルディスク(C:))を
簡単にケースを分解して取り外せるように、製品本体の裏面などの場所に取り出し用の蓋が付いています。

こちらをドライバーでネジを外して開けると、すぐ下にHDDが収納されています。

そして、インターフェースからスライドするように横に引き出して分離します。

ですが、ノートパソコンによっては、特に小型・薄型のサイズであるほど、
本体ケースの蓋を丸ごと外して分解しなければ、中身のストレージが取り出せない構造の製品も多くあります。

ノートPCの分解作業は、複雑な構造の製品であるほどミスで壊してしまうおそれが出てきます。

そのため、なるべく安全にHDDにある必要なファイルを取り出す作業を行うためには、
プロのデータ救出サービスに問い合わせて、復旧の代行作業をしてもらわれることを推奨します。




主なノートブックPCの一覧

NECダイレクト(日本電気):LAVIE Windows10・Office2016 Home&Business
東芝(TOSHIBA):B450 Dualcore 2.1GHz メモリー2GB HDD 250GB
ASUS(エイスース):ノートパソコン R206SA Windows10 Celeron N3050 2G HDD 500GB R206SA-FD0020T
HP(ヒューレットパッカード):Stream 11-r016TU Windows10 64bit Celeron 2GB 32GB IEEE802.11ac/a/b/g/n
DELL(デル):ノートパソコン Inspiron 11 Celeron 17Q11W Windows10 11.6インチ 2GB 32GB
Acer(日本エイサー):TravelMate TMP257M-N54D Windows7 Professional 32/64bit Core i5 4GB 500GB
富士通(Fujitsu):ノートパソコン FMV LIFEBOOK AHシリーズ WA2/A3
マウスコンピューター(Mouse Computer):MB-B502S Windows 10 Celeron N3450 15.6型フルHD 4GBメモリ 240GB SSD
Apple:MacBook Pro 256GB SSD 13インチ Retina Displayモデル Core i5 2.0GHz
     MacBook Air 1.6GHz Core i5 11.6 4G 128G 802.11n BT Thunderbolt MC969J/A

パーツの分解でストレージの取り外しをする作業

まず、例えばあるネットブックは、PC本体の蓋がキーボードの側にあります。

普通にケースを剥がすとなると大変で、かなり慎重に分解作業を行うことになります。

また、ノートパソコンの内部のどこのパーツやカバー部分が、どのようにつながっているかを忘れないために、
分解してHDDとデータを取り出す前に、写真を撮ったりメモを記しておくと、より確実です。

また、長期保証期間内にノートパソコンの分解をすると、
保証サービスが受けられない場合が多いため、あらかじめご留意ください。

最初に、ドライバーで固定ネジを外します。

※MacBook AirやProといった一部のノートパソコン本体は、
 プラスドライバーで回せない、特殊な形状のネジが使われています。

 また、搭載されているのが薄いカード形のSSDで、専用の外部読み込み用ケースが必要になる場合もあります。

カバーがホック式になって繋がっているものは、一箇所ずつ押し上げてゆっくりと行います。

フレームを割ってしまったりパーツを折ってしまい、後で読み込みできなくなるおそれもあるため、
筐体を分解してHDDなどを取り出す際には、無理に力を加えすぎず、丁寧に作業を行います。

また、多くのノートパソコン(laptop computer)のメーカー製品では、
Microsoft Windowsのシステムの面では問題なくSSDの換装・セットアップができます。

もし、ノートパソコンに内蔵されているハードディスクドライブ自体が故障していて、
内部の保存されたファイルやフォルダーが開けない時は、データレスキューサービスに問い合わせて、
壊れたPCからの必要なデータの復活の作業をしてもらうこともできます。




SSDとHDDでドライブベイの形状が合わない時は?

しかし、ノートパソコンの本体にありますHDDを収納する際に、
交換する2.5インチサイズのSSDの製品の形によっては、蓋を開けて換装する時に、
サイズが多少合わずにプラスチックのケースがつっかえて、収納がしにくい場合があります。

すでにSSDをお持ちでしたら、ノートパソコンの裏面の蓋をドライバーで開けて、
収納されている2.5インチのHDDと交換して、OSをインストールし直します。

まだSSDを購入されていなければ、念のためにメーカー先に電話かメールで、
購入する予定のSSDの製品が収納できるかどうか、訊かれてみることをおすすめします。

蓋が外れたら、キーボードを持ち上げてみるとその下にハードディスクが収納されている、という具合の製品もあります。

また、デスクトップパソコンのパーツを分解する時の注意点については、こちらのページにて。

専用の蓋付きの簡単なもの、難しい構造のもの、ともにHDDが出てきたら固定シールをはがして、
ネジを外して、そしてインターフェースの差込口からHDDやSSDのストレージを取り外します。

HDDを別のデスクトップパソコンに、2.5インチ型HDD変換マウンターに取り付けて、
空いているドライブベイに差し込みます。

また、変換マウンターには、たとえばサンワサプライ製の、
2.5インチSSD/HDD変換マウンタ TK-HD251といった製品が販売されています。

※MacBookのノートパソコンにあるSSDは、11~13インチの形状のため、別の機材が必要になります。




USB変換ユニットに接続してデータにアクセスするには?

次に、電源ユニットの中間コネクタと予備のSATAケーブルをHDDとマザーボードに繋げて、
付け替えの作業の済んだパソコンの電源を起動します。

または、2.5インチ型の外付けHDDケースかUSB変換ユニットに接続して、
USBケーブルを通して、外部のローカルディスクとして読み込みます。

続いて、内部の個人用フォルダーを、Windowsのエクスプローラー、またはmacOSのFinderで開きます。

必要なデータを、コピー&ペーストなどで外付けハードディスク、RAID、NASなどにバックアップして、
そこからいつでもファイルの復旧ができるようにします。

これで、後はハードディスクを取り外して元のノートパソコンに戻して、データ救出の作業は完了です。

最後に、故障したノートパソコンを修理サービスに出します。

ですが、やはり製品によって自身でノートパソコンからの分解と取り出しの作業を行うのは難しそう、という際には、
やはり専門のデータ復旧サービスに注文をして、代行の作業を行ってもらわれることをおすすめします。