外付けHDDケースを分解してディスクを取り出してデータを救出

外付けのハードディスクケースを、パソコンをはじめとしたコンピューターにUSBコネクタを通した外部接続をして、
日々データの保存にお使いの際、外付けHDDのケース(カートリッジ)が故障したようで動かなくなった時、
自分でケースを分解して、HDDを取り出してデータ救出をすることはできる?という疑問について。

外付けハードディスクの製品の一例

・BUFFALO:USB3.0 外付けハードディスク PC/家電対応 3TB HD-LC3.0U3/N
・バッファロー:ミニステーション ターボPC USB3.0ポータブルHDD 1TB HD-PLF1.0U3-BB
・WD:HDD ポータブルハードディスク 2TB WD Elements Portable WDBU6Y0020BBK-WESN
・I-O DATA:HDD ポータブルハードディスク 500GB USB3.0 HDPE-UT500
・Seagate:HDD ポータブルハードディスク 1TB USB3.0 Backup Plus Slim 1K9AA4
・Transcend:USB3.0/2.0 3.5インチ 外付HDD 8TB TS8TSJ35T3
・エレコム:USB3.0対応 外付けハードディスク 1.0TB ELD-XED010UBK
・東芝:2.5インチ USB3.0外付け HDD (1.0TB)
・シリコンパワー:2.5インチ ポータブルHDD 1TB USB3.0対応 IPX4 SP010TBPHDA60S3K
・LaCie:HDD 3TB USB3.0 FireWire800 eSata Mac対応 d2Quadra LCH-D2Q030Q3

外付けHDDのケースの部分が故障したら?

まず、外付けHDDケースに内蔵されたハードディスク自体が無事な様子で、
一方 カートリッジの電源が付かなくなったり、ランプが点灯しなくなり、
パソコンなどで読み込みができなくなった、という場合にデータを救出する手法について。

その際には、まだ一般の個人でもケースを分解して中身のハードディスクを取り出しして、
別のケースやアダプターに差し替えて、内部のファイルをサルベージでする手法もあります。

あるいは、デスクトップパソコンのドライブベイに一時的に増設して、
データを読み込み直す形で救出できる見込みがあります。

注意点としまして、ハードディスク自体まで個人で分解すると精密機器の中に、
外気の湿気やホコリ、ゴミが混入して故障してしまうため、外側のカートリッジのみ分解して取り外します。

なるべく安全にHDDの必要なファイルをサルベージしたい、という際には、
専門事業のデータ復旧サービスセンターに問い合わせて状態を見てもらい、
分解とディスクの取り出しによる回収の作業を行ってもらわれることが、最も確実な方法になります。




ファイルシステムの違いでデータが開けない時は?

一方で、RAIDケースやNASの場合、複数のHDDが搭載されています。

ストレージを多重化させて使っている場合、一台だけ抜き出してもパソコンの通常機能だけでは、
「XFSフォーマット」の形式など、ファイルシステムやコンピューターの違いなどで、
ハードディスクに保存されているデータが読み込みできない場合もあります。

ファイルシステムのフォーマットが異なる場合は、そちらの読み込みに対応された電子機器、
またはユーティリティーを使用して開く必要があります。

例えば、LANDISKのHDDを交換して修理するには?という疑問については、こちらのページにて。

また、外付けHDDケースやRAID、NASの製品を購入してから日が浅く間もない時は、
長期期間保証サービスに加入されていると、メーカー先のサポートによっては、
一度個人でパーツを分解すると、保証が効かなくなる可能性があることにご留意ください。

自身で読み込みができなさそう、という際には、NASやRAIDケースに対応された、
プロのデータ救出サービスにて、復旧をしてもらわれることを推奨します。




カートリッジからのHDDの取り外しをするには?

次に、外付けHDDケースは、最初からハードディスク本体と別売で、
簡単に取り外しができるようになっている製品でしたら、蓋を開けてHDDを抜き出すことで、
カートリッジ自体の分解をせずに、ストレージとデータの取り出しによる救出ができます。

最初から内部にハードディスクが組み込まれている製品の場合は、
カートリッジの外部の固定ネジをドライバーで外して、ケースを分解する作業をします。

その際、外付けHDDケースをの電源ボタンやコントローラーボードの配置を忘れないように、
内部構造の写真を撮ったり、メモを取って控えを作っておかれると便利です。

分解作業の際に、コントローラーボードといったデリケートなパーツを割ったり、
一部が欠けてしまわないように、丁寧かつ慎重に行うことも重要です。

ポータブル・ハードディスクのケースを分解するには?

続いて、ポータブル・ハードディスクの場合は、最初にゴム製の保護ケースなどを取り外します。

最終的に部品がバラバラになる製品が多いため、どの部分がどの部分とくっついて配置されているかを、
分解の作業でディスクを取り出す前に、写真を撮ったり、メモをしておくとより安全です。

また、蓋の開かないポータブルHDDのデータを復旧するには?という疑問については、こちらのページにて。

ほかにも、ハードディスクのインターフェースとそこに接続しているUSBポートを、
うっかり折ってしまわないように、この点に最も注意をしてください。

パソコンに接続して内部のデータを復旧するには?

そしてハードディスクを取り外したら、デスクトップパソコンの空いたドライブベイに、
電源ケーブルの中間コネクタと予備のSATA/IDEケーブルなどをつなげて、接続します。

※SATAハードディスクをIDE方式対応の古いパソコンに増設でつなげる際には、
 たとえば玄人志向製のSATA→IDE変換基板 SATAX2D-IDEといった、
 SATA⇔IDEの変換アダプターが必要になります。

最初の一回目の起動では、BIOSまたはデバイスマネージャーなどで、
正常に認識できない場合があるので、その際にはもう一度、PCを起動し直します。

または、別売の外付けハードディスクケースかUSB変換ユニット/アダプターを購入します。

そちらに差し込みして、USBケーブルを通してから、ローカルディスクとしてパソコンで読み込みします。

そして、WindowsのエクスプローラーやmacOS(Mac OS X)のFinderから、
ひと通りの必要なファイルやフォルダーのバックアップを取ることで、データを復旧させます。

修理に出す前のファイルのバックアップとは?

以上の作業で、必要なデータのバックアップが終わりましたら、一度ハードディスクを取り外します。

分解した外付けHDDケースに、手順を逆になぞる形で収納し直して、
製造メーカーのカスタマーサポートの修理サービスに提出して直してもらいます。

その際、ハードディスクに保存していたデータは削除されますので、
必ず事前に、ファイルのバックアップを取っておいてください。

あるいはそのまま増設した状態で、または別のHDDケースで使い続けます。

自身では外付けHDDケースの分解作業が難しそう、またハードディスク自体が壊れていた、
という場合には、やはりプロのデータリカバリーサービスの方に注文をして、
保存したファイルの救出の作業を行ってもらわれることを推奨します。