置き換えで上書きしたファイルを復元するには?

パソコンなどの機器を使用している際に、新しいファイルを保存する時に同名のファイルを
同じフォルダー(ディレクトリ)に誤って置き換えして上書きしてしまった場合には、
どのようにしたら後からデータを復元することができる?という疑問について。

置き換え

まず、置き換えを含めて上書き保存をしてしまったファイルの以前の状態のデータは、
ゴミ箱フォルダーに移行せず、通常ではそのまま表示上は消えてしまいます。

そのため、どこかの場所にファイルのバックアップを保存している必要があります。

まずは、外付けハードディスクやRAID、NAS、DVD-Rなどに予備のバックアップデータを
保存していれば、そちらを開き直して引き出します。

もし、置き換えしてしまった時に、そのファイルを何かのユーティリティーで
開いていましたら、そのまま閉じずに、「上書き保存」または「名前を付けて保存」で、
以前の状態のデータを復元することもできます。

クラウドストレージのサービスを使用して自動更新バックアップを設定していた場合には、
誤ってパソコン上のファイルを置き換えで上書きしてから、ウェブサーバ上のディレクトリに
保存されているファイルが上書き更新されるまでタイムラグが出る場合があるので、
すぐにそちらを開いて、パソコン上にデータを引き出すことで復元できることもあります。

また、Windows 10の「ファイル履歴」や「バックアップと復元(Windows 7)」、
Mac OS X/macOSの「Time Machine」(タイムマシン)を事前にセットアップしていましたら、
そちらを開いて、バックアップのデータから引き出します。

設定や復元の仕方が自身では難しい、という際には、パソコン修理サポート店や
データリカバリーサービスにて、作業を代行してもらうこともできます。




bakファイルから復旧

「ホームページビルダー」のように、作成したデータを保存した時に、
自動的に「bakファイル」(バックアップファイル)が同時に作成されるユーティリティーを
お使いであれば、そちらの保存先フォルダーと同じ場所に予備のファイルが、
「.bak」という、いざという時のための復旧用の拡張子名で保存されています。

ソフトウェア上の機能でファイルを置き換えなどで上書きすると、bakファイルのデータも
同じものに上書きされるのですが、たとえばホームページの「index」ページを間違えて
別のホームページ用の「index.html」のファイルに上書きしてしまった場合には、
「.bakファイル」の方も一緒に置き換えしていなければ、まだそちらは以前のデータで残っています。

bakファイルの保存日時を確認して、元のファイルと同じ時刻に更新されていなければ、
右クリック→「名前の変更」で、元のファイルと同じ拡張子の名称に変更します。

bakファイル

このファイルを開いて、置き換えする前の内容と同じデータであれば、復元に成功です。

そちらをバックアップ保存して、予備のファイルを作成しておかれると、より安全です。

どこにもバックアップしたデータがなかった場合には、ファイルの削除と違って
置き換えによる上書き保存では以前の状態への修復が、特に一般個人では難しくなります。

その際には、専門業者のデータ復旧サービスにて診てもらわれることもおすすめします。



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