個人向けのデータ復旧のサービスで匿名で受けられる所はある?

ご家庭で使っているパソコンに入っていたハードディスクが、急に故障してしまったり、
デジタルカメラのSDメモリーカードに保存していた写真ファイルを、うっかり消してしまった場合などに、
個人で使用している機材や補助記憶デバイスの、フォルダー(Folder)にあるデータを、
後から復旧してもらえるサービスの、個人専用の受付サポートの窓口とはどういったもの?

また、個人向けのデータ復旧のサービスで、匿名で受けられる所はある?という疑問について。

個人専用の機器やフォルダーからのデータ復旧のサポートとは?

まず、近年ではパソコンや携帯電話、デジタルカメラ、家庭用サーバー、USBメモリ、SDメモリーカードなど、
個人で購入して取り扱う電子機器が、広く一般的に普及してきています。

そのため、日本全国の各都道府県にあります、データ復旧サービスセンターの店舗でも、
個人専用の窓口と、法人専用の窓口とに分けられているところもあります。

基本としまして、法人ではない名義で、電子機器の個人用のフォルダーから失ったファイルを復元したい、
または故障して読み込みできなくなったコンピューターやHDD、DVD、メモリーカードなどから、
データを取り出ししてもらいたい、といった際には、個人向けのサポートで注文をする形です。



HDDやメモリーカードの検査と復旧を匿名で受けられる所はある?

次に、ハードディスクやSSD、メモリーカードから失ったストレージの検査と復旧の作業を、
匿名で受けられる所はどこかにある?という疑問について。

まず、例として、 ライフピーシー 様での、匿名で消してしまったデータや認識しない記憶装置からの復旧サービスがあります。

こちらはウェブ上の専門店で、お客様のお名前や送付先の住所といった個人情報を見られたくない、
という際に、銀行振り込みやクレジットカードの決済で支払う形で、復旧の契約が成立する形です。

パソコンや外付けHDD、USBメモリやSDカードといった機材を送付した後に、
郵便局またはコンビニエンスストア、はこぽす にて、受け取りができます。

ほか、パソコントラブル救助隊 様での、データ復元ホットラインのアプリによる、匿名性のある注文ができるサービスなどもあります。

また、法人様の場合で個人情報をご事情でそのまま見られたくない、という際にも、
企業の正式名称といった法人名での名義で、注文をすることができるサービスもあります。

個人向けと法人向けのデータリカバリーのサービスの違いとは?

次に、個人対象のデータリカバリーのサービスの専門コースで、
実名または匿名で注文して、復旧のサポートを受ける場合の流れについて。

まず、ほとんどのデータ記憶デバイスの最大容量が、法人向けのマシンに比べて少なめです。

コンピューターの機器の台数も限られてきますので、全体的にデータ復旧の費用はだいぶ割安です。

また、増設や分解をしたパソコンからのデータ復旧にかかる金額については、こちらのページにて。

ウィンドウズなどで使用する、ExcelやWord、PowerPoint、Access、またメモ帳や画像編集用のソフトなどの、
アプリケーションソフトウェアで使うファイルを、間違えて削除したため復元をしたい、といった際には、
システム上の作業が同じ場合、ストレージのデータの最大容量の違いといった要素で値段が変わってきます。

また法人は、おおよそ会社をはじめとする社団や財団、また個人事業主、官公庁の方を指しています。

企業でデータの復元を依頼する際には、法人専用の窓口で申し込む形です。

個人向けと同時に、法人向けのデータ復旧のサポートを実施されているサービスも多くあります。



家庭と企業での取り扱うパソコンやサーバーの違いとは?

次に、家庭内で取り扱う小型のWindowsやmacOSのパソコンや、モバイル端末の機器と、
企業で取り扱う、プロフェッショナル用のサーバーやワークステーションといった大型のコンピューターとでは、
機材の規模や台数、またデータの容量の大きさや、ソフトウェア、システムなどの複雑さがだいぶ違います。

例えば、大手企業で使われている複雑で大型のサーバーやワークステーションの、
大容量のデータを修復する際の料金と、ある程度シンプルなホーム用のパソコンなどの復旧をする際の価格が、
もし平均的に同じであると、一般の方にとって費用が高額になっていきます。

そこで、個人の方にわかりやすく親切な値段での専用の注文コースが、データリカバリーサービスで用意されています。

専門のデータ復元の業者に注文をする時のコースとは?

次に、デスクトップパソコンやノートパソコンなどのハードディスクで起きた物理障害や、
スマートフォンやガラケー、タブレット端末の水没、メモリーカードの寿命による損壊、といった、
物理的な破損により、電子機器の記憶装置にあるどこかの回路が故障している場合は、
やはり個人専用の対応コースでもデータ救出の料金は高めになり、お預かりの期間もやや長くなります。

ちなみに法人の場合、データの復活での作業料金は個人専用のコースより高めになるのですが、
法人でのみ受けられる特急コースや割引プランが用意されているサービス、といった所もあります。

個人・法人のコースで受付窓口が振り分けられているか否かは、
各データ復旧サービスの業者の運営により異なります。

一般の方、法人の方ともに、失った貴重なデータファイルを復元(Restoration)してもらえるサービスへの、
注文を行われる際に、一つのご参考に頂けましたらと思います。