OSを初期化するPC修理作業とは?

パソコンのOS((Operating System:オペレーティングシステム)にコンピューターウイルスの感染や
レジストリの肥大化、ファイルシステムの破損といった深刻なトラブルが発生してしまい、
OSのデスクトップ画面がどのようにしても開けなくなった場合について。
セーフ・モードや前回起動時の構成などの指示や、
回復コンソール、上書きインストールといった修復オプションの作業をしても
直らない時は、かなり重大な論理障害が発生している可能性が高いです。
その際には最終手段である、OSの初期化(フォーマット・リカバリー)で
PCの修理を行う必要が出てくる場合もあります。
パソコンの初期化には、主に二通りの作業パターンがあります。

起動ディスクから再インストール

まずは一番多いパターンの初期化方法として、パソコン購入時に付いている
WindowsインストールDVDなどのOS起動ディスクをDVDドライブに挿入します。
そして解説の手順に従い、OSのリカバリーインストール(再セットアップ)をして
PC出荷時と同じ時の状態に戻す初期化作業を行います。
これで大抵のファイルシステム破損のトラブルは修復することができます。
また、今までハードディスクに溜めていたファイルの容量やレジストリも初期化されますので、
パソコン本体を買った時と同じく、しばらくはスムーズにコンピューターを動かせます。




ハードディスクを交換

PCケースを開き、ハードディスクドライブを新しいものに入れ替えて
そちらにOSをインストールし直す事でもシステムを回復できます。
また、パソコンに深刻な異常が起こる前に、USB外付けハードディスクなどに
バックアップソフトのツールを用いてOSのイメージバックアップを
取っていれば、修理した後も再び以前と同じパソコンの状態で使用できます。
新しいHDDに換装した後で、外付けハードディスクを接続して、
OSバックアップのデータをソフトウェア機能でコピーすれば大丈夫です。
イメージバックアップを取っていなかったため完全に初期化するリカバリーでのインストールを
行う場合は、フォーマットが完了すると同時に、保存してきたファイルやフォルダ、
システム設定、アプリケーションソフトが全て消えてしまいますのでご注意ください。
また、製品版のパソコンに付いている、メーカーオリジナルのPC設定やサービス、
特典のソフトウェアなども全て無くなってしまいます。
データーを失わずにパソコンを修理したい、という際にはリカバリー作業を実行する前に、
メーカーとは別の、専門のデータ復旧サービスに注文をして
HDDに残ったファイルの抽出作業による救出をしてもらわれることをお薦めします。