RAIDの障害を修復してデータを救出するには?

複数のハードディスクドライブに同じデータを同時に書き込みして保存する、
ディスクアレイ(disk array)のシステムを導入した補助記憶装置である
RAID』(レイド/Redundant Arrays of Inexpensive Disk)を日々お使いの際に、

ある時 急にディスクアレイ上で何かのエラーが発生して読み込みが正常にできなくなったら、
どうすればトラブルの障害から修復したり、保存されたデータを救出することができる?という疑問について。

主なRAID(ディスクアレイ)の製品の一覧

・Sonnet Fusion:DX800RAID with Thunderbolt Controller-24TB FUS-DX8SRT-24TB
・Data Robotics:Drobo B800I(8Bay/Dual iSCSI) HDD KMX-DRO-B800I
・OWC:ThunderBAY IV with Thunderbolt/RAID MAC・PC 4.0TB SSD
・HGST:Thunderbolt2対応 24.0TB RAID0/1/5/10 対応G-SPEED Studio R Thunderbolt2
・バイオス:ET406シリーズ Ultra 320 SCSI/SATA RAIDモデル ET406U4-1T06
・アイオメガ:StorCenter Pro 250d 500GB With REV WSS2003 33459
・BUFFALO:RAID5対応 USB3.0用 外付けHDD 4ドライブモデル 24TB HD-QH24TU3/R5
・WD(WESTERNDIGITAL):My Book Duo 4TB RAID 0/1対応 WDBLWE0040JCH-JESN
・Logitec(ロジテック):HDDケース 3.5インチ RAID USB3.0 eSATA接続 LHR-4BRHEFU3

RAIDの障害の原因をチェックするには?

まず、バッファローのDriveStation(ドライブステーション)のように外部記憶デバイスのRAIDケースをお使いの場合、
本体のアクセスランプ/エラーランプの点灯の仕方や、パソコンに接続した時にデスクトップの画面から出る、
メッセージの表記などによって、どのような障害が発生したか、問題の原因と具合を、ある程度まで判別することができます。

RAIDケースの冷却ファンのプロペラ部分や金網の排気口にホコリが溜まっていると、排熱が上手くいかずに、
高熱による障害を引き起こすおそれがあります。

そのため、長く使っていて異物がたまってきたら、定期的に掃除をして除去します。

また夏場で気温が暑くなりやすい部屋や、熱や湿気のこもりやすい位置にコンピューターの機器を配置するのも良くないため、
ある程度下の方の位置に、すき間を空けて置かれておくことが望ましいです。

元通りに冷却ができるようになると、RAIDの筐体の状態が回復して、
データも再び読み込めるようになってそのまま内部のファイルを救出できる可能性もあります。

RAIDや、それを搭載したNASといった複雑なシステムの周辺機器からデータを失った際には、
プロのデータ復旧サービスでのみファイルを復元できる、という場合もよくあります。




ディスクアレイのシステムのエラーを修復するには?

次に、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)の読み込みのエラーといった障害が発生した時に、
アクセスの問題を修復して、HDDのデータを救出する方法について。

ディスクアレイのシステム上でエラーが発生したかと思われる場合は、
そのメーカー製品の管理用ソフトウェアを使っていきます。

※こちらの一例では、BUFFALOのDriveStationを使う場合について解説いたします。

ほか、バッファローのRAID管理ユーティリティ2(Windows)について詳しくは、こちらも参考までに。

まず、RAIDの製品に同梱されています付属の各種ソフトウェアのディスクか、
メーカーの公式ホームページにて配布されているアプリケーションソフトウェア(Application Software)を、
パソコンにインストール・セットアップして開いて、それぞれの手順に沿って修復の作業を行います。

メンテナンスの機能で問題を修正するには?

次にたとえば、RAIDをパソコンで検出して、ディスク構成の状況を確認します。

「設定」→「オプション設定」で、「今すぐRAIDメンテナンス機能を実行する」を押します。

TeraStationやLinkStationといった、RAID機能付きのNAS製品をお使いの際に、
「EMモード」(復旧モード)といったエラーが発生した場合は、公式ホームページのサービスから、
ファームウェア・アップデーターをインストールして更新作業を行うと、システムが修復されます。

そしてRAIDのフォルダーを開いて、内蔵されているハードディスクドライブのデータ救出をすることができます。

また、これらの作業が自身ではうまくいかず直せない、という際にも、
専門事業のデータレスキューサービスに注文をして、RAIDに内蔵された、
ハードディスクドライブへの読み込みのエラーから、アクセスの問題を修復してもらうことができます。




ディスクアレイが崩壊してアクセスできない時は?

次に、RAIDモードに深刻な異常が発生してしまった場合に、システムを救出する方法について。

まず、ディスクドライブの一台に問題が起きていたりと、
ディスクアレイの崩壊といった、深刻な障害が出ているおそれがあります。

RAIDのデバイスが異常モードになる障害が発生すると、パソコンなどの電子機器から、
ハードディスクの内部にあるディレクトリのデータの読み込みができなくなってしまいます。

また、RAID6のHDDが故障した時にデータを復旧する手順については、こちらのページにて。

これらの深刻なエラーの障害が発生した場合には、
RAIDの初期化やディスクアレイの再構築による修復の措置が必要になることが多いです。

データ復旧サービスにRAIDを提出して救出してもらう

ですが、一度RAIDモードの変更やフォーマットを行うと、それまでに保存されていた、
バックアップをしていない必要なパリティデータなども、すべて消えてしまいます。

また災害などの障害の影響で、RAIDの中の複数のハードディスクが同時に故障すると、
物理的な破損による影響で内部ファイルの読み込みもできなくなってしまいます。

これらの問題が発生したために、先にHDDの内部に保存してある替えの効かないデータを救出したい、
という際には、RAIDに対応されたプロのデータ復旧サービスセンターに問い合わせて、
機器の状態の検査と、中身のファイルのサルベージの作業を行ってもらわれることをおすすめします。