RAIDのデータを復旧するには?

近年では、技術の発達とともに企業のみならず、一般ユーザーにも、複数のハードディスクドライブを搭載する
RAID』(レイド/Redundant Arrays of Inexpensive Disks)という、
パソコンなどの電子データを多重化して安全性を高めて保管する特殊な装置が普及してきています。

その分、使用の際で起こるデータの削除ミスや、システムのエラー、機器の故障といったトラブルもまた多く出てきます。

そんな時に、RAIDのデータを復旧するには、どのようにすればいい?という疑問について。

主なRAID・対応外付けHDDケースの製品の一覧

・[ラトックシステム]:USB3.0/2.0 RAIDケース HDD2台用 RS-EC32-U3R
・[BUFFALO](バッファロー):外付型HDドライブ Drive Station-Pro HD-QH12TU3/R5 12TB
・[WD](ウェスタンデジタル): MyBook Duo RAID 0,1対応 WDBLWE0120JCH-JESN 12TB
・[玄人志向]:HDDケース3.5インチHDD2台搭載可能 USB3.0/2.0 GW3.5AX2-SU3/REV2.0
・[I-O DATA](アイ・オー・データ): USB 3.0/2.0接続 RAID対応 HDS2-UT2.0 2.0TB
・[ノバック]:RAID0/1/JBOD対応 2SATA HDD KIT RAID Data Keeper NV-HSR223U3
・[MARSHAL](マーシャル):MAL355EU3R RAID対応 SATA3.5&SATA2.5インチHDD5台ケース
・[センチュリー](Ceutury):技あり楽ラック 2.5 RAID CERS25R-BK2
・[Corega]:4BAY RAID eSATA/USB2.0 SATA3.5インチHDDケース CG-HDC4EU3500
・[Logitec](ロジテック):HDDケース 3.5インチ RAID USB3.0 ガチャベイ LHR-8BRHEU3

RAIDの機能でデータの保護をする際の仕組みとは?

まず、知識としまして、RAID(Redundant Arrays of Inexpensive)とはかんたんに表すと、
数個のハードディスクを繋げて一台の大容量なHDDとして使う方法の総称です。

データ保存性やスペック・容量の上昇・高速処理・信頼の高まりなどの効果を持たせることが出来ます。

MOなどのリムーバブルディスクに収まりきらない規模のデータファイルを
保存したい時などにも大変役立ちます。

業務用パソコンやサーバー、ワークステーションなどに幅広く利用され、
最近では通常のパソコンにも適用されつつあります。

実装の方法にはハードウェア方式とソフトウェア方式の二種類があります。

しかし、必要なファイルやアプリケーションソフト、システム設定を
別名で上書きしてしまったり、ゴミ箱に移動してしまうトラブルに対しては、ご注意ください。




RAIDでのシステム的なデータ障害とは?

RAIDは物理障害(衝撃などによるHDDのどれか一台の破損など)には強い仕組みなのですが、
コンピューターウイルスなどの論理障害でファイルが破損したり、操作のミスで間違えて削除したり、
内容が書き換えられたりした場合は、通常のハードディスクと同じでデータが失われてしまいます。

RAID1(ミラーリング)をはじめとする、HDDを複数用いるレイドシステムは、
それぞれのモードで強力なセキュリティの高速性が実現できる技術ですが、
あくまで「物理障害」という物理的な故障のみへの安全対策となります。

ゴミ箱の内部からRAIDのファイルを復元するには?

まず、使用されているRAIDシステムにもよるのですが、RAIDもハードディスクドライブは複数搭載されつつも、
システム上では一つのボリューム(パーティション)として取り扱われるため、
エクスプローラーやダイアログボックス上では一つのディスク領域として表示されます。

RAID1やRAID5、RAID6、RAID10のHDDに保存していたファイルを誤って削除した場合、
パソコンに内蔵されているCドライブとして認識されているRAIDのハードディスクにあったデータは、
通常のCドライブと同様に、エクスプローラーなどから削除すると、一度ゴミ箱に移行します。

また同様に、外部のRAIDケースも基本的には外付けハードディスクドライブケースと同じく、
ローカルディスクとして認識されているため、
Windowsやmac OS/Mac OS Xの「ゴミ箱」の特殊フォルダーに、一度保存されます。

ゴミ箱フォルダーを開いて、必要なファイルが見つかりましたら、
そちらを選択して、右クリックのメニューから「元に戻す」を実行して、以前の場所に復旧できます。

ゴミ箱を空にして必要なデータを削除したり、システムを消去してしまった場合は、
内蔵HDDの場合はOSの「ファイル履歴」、「バックアップと復元」、「システム修復ディスク」、
「システムイメージバックアップ」、「OneDrive」、「iCloud」、「Time Machine」といった
機能を
事前に設定して有効にしていれば、後からバックアップデータにより引き出すこともできます。

ちなみに、mac OS/Mac OS XではUSBで接続しているメモリーカードに保存されていたファイルも
ゴミ箱に一度移動しますので、後から同じ位置に戻すこともできます。

データ復元ソフトを使ってファイルを修復する方法とは?

誤ったデータの削除の指示や誤フォーマットでファイルが消えてしまっても、
まだあまり新しい上書き保存をしなければ、RAIDのHDDのセクタには、
データの「痕跡」が残っていて、そのファイルを検出して復元できる見込みもあります。

AOSテクノロジーズの「ファイナルデータ」といったデータ復元ユーティリティーの
試用体験版をインストールするか、DVDドライブでブート起動をして、
ドライブスキャンでファイルを検出して、成功しましたら製品版を購入して、
そちらの復元機能により、拡張子を回復して保存する方法が有効です。

データリカバリーのサービスセンターに提出をする

RAIDのディスクアレイが破損したり、内部回路のコントローラが物理故障すると、
読み込みができなくなり、一般の個人では中身のファイルの取り出しは非常に困難になります。

そのため、より確実には、プロのデータレスキューのサービスにて故障したRAIDを提出して、
見てもらわれることをおすすめします。

RAIDも、通常の状態で搭載されて使われているハードディスクドライブと同じく、
もちろんデータ復旧が可能で、特に最近ではRAID専門のデータ復旧サービスもあります。

成功報酬型、定額制、お急ぎのための特急プランといった、
様々なサービスコースが用意されている心強いリカバリーサービスも数多く実施されています。