Microsoftのオペレーティングシステムである、「Windows」(ウィンドウズ)で、
それぞれのアプリケーションソフトやシステムの設定を保存しているデータベースである、
「レジストリ」(registry)は、しばらくの長い間パソコンを使い続けていると、
次第に容量が肥大化して、徐々に動作の遅延といった不調が発生し始めることがあります。
レジストリが破損すると、Windowsの機能やユーティリティーが正常に動作しなくなり、
十分に使用できなくなったり、読み込みの速度が低下したり止まってしまうおそれがあります。
そんな時に備えてWindows 11や10、8に標準で搭載されている、バックアップや編集、復元の機能である、
「レジストリエディター」(registry editor)の使い方とは?という疑問について、解説いたします。
Windowsのレジストリの肥大化による不具合への備え

まず、Windowsが正常な状態の時に不具合への備えでレジストリのバックアップを手動で取っておくと、
後でオペレーティングシステム上で深刻な問題が起こった時に、そこから修復ができます。
レジストリは一日に一回、最初にWindowsが起動した時の状態が、
自動でバックアップされるようにもなっているのですが、手動で保存しておくと、
肥大化といったシステムの問題や破損がだいぶ前から積み重なっていた時での復元に便利です。
もし、すでにオペレーティングシステムやBIOSが破損して開かなくなっている時は、
別の修復機能を使用するか、専門のサポートにて直してもらう必要が出ています。
ウィンドウズのレジストリエディターの開き方

最初に、スタート画面の右側で表示されるメニューバーの虫眼鏡アイコンの入力欄か、
Windowsキー+Xキーで表示する「ファイル名を指定して実行」の入力欄に、
「regedit」と入力して、「regedit.exe」という名称のレジストリエディターを開きます。
または、例えばWindows 11では画面左下のスタートボタンから「すべて」→「Windowsツール」
と進んで、下部にある「レジストリ エディター」の項目から開くことができます。
レジストリのバックアップ(エクスポート)の手順
次に、レジストリエディターのウィンドウの左側のボックスには、
そのパソコンのWindowsでインストールされている、標準の基本ソフトの機能や、
内部のアプリケーションソフトウェアのフォルダーが、一覧で表示されています。
それらを編集したり統合して、細かにカスタマイズしていくこともできるのですが、
今回の説明では、簡単にできるバックアップ(エクスポート)の方の手順を解説いたします。
より複雑な、パソコンの故障からの修理といったマシンの修復の作業は、
プロのコンピューター修理のサービスでも代わりに行ってもらうことができます。
もし、すでにOSが正常に開けないほど破損していて、ファイルの読み出しができない、という時は、
プロのデータ救出のサービスにて、拡張子の取り出しによる復旧をしてもらうこともおすすめします。
「reg」の拡張子を外付けハードディスクなどに保存する

続いて、Windows11や10、8のOSで標準での使用ができる「レジストリエディター」では、
さまざまなフォルダーの項目から選んでシステムを復元するため、少し複雑です。
まずはメニューの左側の「ファイル」にある、「エクスポート」という項目を開いてください。
「レジストリ ファイルのエクスポート」というダイアログボックスが出たら、
エクスポート範囲を「すべて」に設定して、外付けハードディスクやRAIDといった、
バックアップ用のデータ記憶装置の場所に名前を付けて保存をしてください。

また、一部分だけバックアップする際には、必要なフォルダーを選択して、
「エクスポート」→「選択された部分」と進んで、「.reg」の拡張子を保存してください。
これで、オペレーティングシステムのレジストリのデータのバックアップは完了です。
またWindowsのレジストリに出た問題からの修復をする方法についてより詳しくは、こちらの解説ページにて。
ほかにも、ネットワークレジストリへの接続を行う機能も「ファイル」タブにあります。
「インポート」の機能で正常なレジストリに復元する

後にWindowsのレジストリが破損したりして、コンピューターにトラブルが起きた時は、
まずパソコンを開き直して、「セーフモード」などでWindowsを起動されてみてください。
次にレジストリエディターを起動して、「ファイル」の項目にある「インポート」を選択します。
ダイアログボックスを開いて、前にバックアップした「.reg」の拡張子を選択して、
「開く」を押すと、以前の正常なレジストリのデータ復元の作業が行われます。
ほか、PC設定のカルマ 様での、Windows 11 – レジストリエディターを起動する方法 の解説も参考までに。
ですが、もしバックアップができていなかったり、セーフモードで起動してインポートを試みた際に、
「~をインポートできません。データの一部をレジストリに書き込むことができませんでした。
システムまたはその他のプロセスによって開かれているキーがあるか、この操作を行うのに十分な特権がありません。」
とエラーメッセージが出たりして対策を取ってもうまくいかなかった場合は、
かわりに「コントロールパネル」→「回復」→「システムの復元を開く」と進んで、
ウィンドウズのオペレーティングシステム全体を、以前の状態に復元されてみてください。
市販のソフトウェアや初期化でパソコンを修復する

一方、「システムの復元」で保存したた復元ポイントの段階ですでにレジストリが肥大化していて、
あまり変わらないこともあるため、場合によってはOSのリカバリーによる初期化を試してみてください。
また、市販のレジストリエディターのソフトウェアを先にインストールしていれば、
そちらをWindowsで起動して使用してパソコンを修復してみる方法もあります。
一方で、すでにパソコンが正常に動かずに内部データのバックアップができない場合は、
一度パソコンを閉じてSSDないしードディスクを取り出してから、別のパソコンに増設する、
または外付けHDDケースに取り付けて外部ドライブとして開いて大事なファイルを回収する方法もあります。
内部のストレージの取り出しが難しそうな場合は、専門業者のデータ復旧のサービスにて、
SSDやHDDを取り外してもらい、必要なデータの救出をしてもらわれることもおすすめします。







