SIMやUSIMカードから電話番号のアドレス帳のデータを復旧

携帯電話(cellular Phone)で使用されている、FOMA(フォーマ)などの、
SIMカードやUSIMカード(Universal Subscriber Identity Module Card)に保管された、
電話番号や住所、電子メールといったアドレス帳のデータを失ってしまった時には、
どのようにすれば復旧することができる?という疑問について。

USIMカードなどから電話番号や住所、メールのデータを復旧

まず、第3世代携帯電話を中心に導入されているICカードである、

SIMカード(Subscriber Identity Module Card)、またはシムカードをベースにした、
USIMカード (Universal Subscriber Identity Module Card・ユーシムカード)、
またUIMカード(User Identity Module card・ユーアイエムカード)には、
携帯の電話番号をはじめとする、契約者情報やアドレス帳などのデータが記録されています。

主なシムカードには、auのICカードや、docomoのFOMAカードなどがあります。

もしケータイの端末の本体が、水濡れや圧迫により故障してしまったり、
入力のミスによってデータをすべて消去してしまった場合には、ファイルが読み取れなくなってしまいます。

ですが、SIMカードまたはUIMカードが無事であれば、まだ適切な対処をするか専門のサービスにて、
中身の電話番号や住所、メールのアドレス帳といった記録データを復旧させることができる見込みが残っています。



カードリーダー/ライターでパソコンにつなげるには?

まずは、『SIM Card Spy Elite』という専用のUSBカードを携帯に挿入して、
SIMカードを読み込みする方法があります。

連絡帳などのデータの吸い出しだけでなく、バックアップもUSBからで行えます。

パソコンから読み取りをされる際には、たとえば、PLANEX(プラネックス)の、
microSD/SIM(FOMA)カードリーダー/ライターUSB2.0 PL-CR101U』といった、
読み込み専用の機器からPC本体につなげて、データのバックアップを取る方法もあります。

SIM Cardにで対応できるコンピューターの機器

一方で、最近のコンピューターの端末や他のユーシムカードに、電話番号のアドレス帳や、
契約者の登録内容を記録していない電子機器には、SIM Card Spy Eliteを使うことは、基本的にできません。

なので、SIMカードないしUSIMカードの焼損といったトラブルには、特にご注意ください。

日本では、キャリアの全端末で使えるモバイルコンピューターの機種が限られていますので、
入手をされる前には、よくご確認をされてみてください。

また、スマートフォンやタブレット端末に対応された、私設のモバイルコンピューターの修理サービスの中には、
内部のデータの初期化を行わずにそのままで残した状態で、故障を直してもらえるサポートを実施された店舗もあります。

docomoデータコピーといったバックアップのサービスを使用

今やケータイは、NTTドコモ(docomo)やau(エーユー)といった、会社やその機種によって相当な数の種類があります。

たとえば、docomoのスマートフォンでは、docomoデータコピーという、
バックアップのサービスを使用して、ある程度までのファイルを後から復旧することもできます。

ほか、携帯電話のカメラで撮った写真画像を喪失した時に復旧するには?という疑問については、こちらのページにて。

またクラウドサービスに事前に登録をしておくことで、ケータイ機種の買い替えの際にも、
新しい方の端末からログインをして、ディレクトリに転送されていたデータを引き出すことができます。

SDメモリーカードが破損して読み出せなくなった時は?

次に、ケータイ端末のSDメモリーカードが破損して読み出せなくなった場合での対処について。

まず、SDカードが経年劣化してきて読み込みが効かなくなってきた時は、
少し規格をモバイル端末から取り外してある程度の時間で冷ましてから、また差し込みをすると、
あと一回か二回だけ、画像や音楽、住所録といったデータの展開ができることも多いです。

ですが、かえって破損が悪化してしまうだけになる可能性も高いので、ご了解ください。

スマートフォンやタブレット端末で使用するmicroSDメモリーカードなどが破損した時は、
専門のデータリカバリーのサービスセンターにて、内部のファイルを取り出ししてもらうこともできます。



携帯電話のUIMカードがコンピューターで読み込みできない時は?

次に、10年以上前の製品から最近のものなど、さまざまなコンピューターの機器があり、
USIMやUIMカードと内部のデータが読み込めない場合も多いことでしょう。

そんな時には、販売会社のサポートの窓口に持っていって、内部の登録されたデータを読み取って、
SIMカードまたはUSIMカードからの復旧をしてもらえるかどうかを、確認してもらうこともおすすめします。

ほか、ドコモでのデータ移行の手順なども参考までに。

壊れた携帯電話の連絡帳といったデータは、まだ何とか読み込みができるかバックアップの分があれば、
新しい機種を購入して、そちらに移行してもらうこともできます。

データ復旧サービスでアドレス帳などをリカバリーしてもらう

また、専門のデータ復旧サービスセンター(Data Recovery Service)でしたら、
壊れた携帯電話やスマートフォンといった電子機器に搭載されているSDメモリーカードといった、
対応されたデータストレージや、その他の補助記憶装置(オーグジリアリー・ストレージ)も請け負われています。

電話番号や住所のアドレス帳だけでなく、受信・送信したメッセージや電子メールアドレス、
また撮影した写真画像や動画、音楽、音声、メモ帳、一部のアプリケーションソフトといった、
今までためていた大事な記録データをひととおり取り出しをしてもらわれることもおすすめします。